2009年5月1日金曜日

学生の方々へ :勉強方法


DVDに焼けました.例のブライダルビデオです.

これまた焼くのも一苦労しまして,忙しい一日を縫ってなんとかDVDにすることができました.DVDプレーヤーで再生できた時の感動は忘れられません.

さすがMacのビデオ編集ソフト.きれいに仕上がります.
TVで見たら普通のテレビ番組と見間違うほどの出来になっていて,自分で驚きました.
以前も話しましたが,次に購入するPCは間違いなくMacです.

と言いたいところですが,最近のMacのビデオ編集ソフト(iMovie)はかなり能力が落ち,操作が簡単ではあるけど,凝った作りにはできないのが玉にキズ.今後に期待です.
まあ,ビデオを創作・編集するのも今後そうそう無いでしょうから,別に気にするほどのことではないですが...


さて,今日はいつもこのブログを見てくれている学生のために,勉強方法について書いてみたいと思います.
学生からは以前から勉強方法について聞かれていたこともあり,最近もそのことについて触れる機会がありましたので.

勉強方法に関しては和田秀樹氏が有名です(受験対策本がバカ売れしたことは記憶に新しい).
が,ここではそういった底辺となる勉強法のノウハウを語るわけではありません.
実際,その本を読めばいいわけですから.

さっき,木山泰嗣 著『弁護士が書いた究極の文章術』というのを読みました.
「弁護士」,「究極」 と胡散臭いダブルパンチに出版社が法学書院ときて,肩書き・バックグラウンドを利用した商法チックで怪しかったのですが,意外と内容は誠実でした.
目新しい内容はありませんでしたが,いろいろな文章読本から利用価値が高いものを取捨選択してまとまっており,有益なものだと感じました.
再発見したところも結構あって,普通の文章・実用文章を勉強したいのであればお勧めです.

で,この本の章のひとつに 「紙面の限定」 というのがありました.
書く量を減らせば簡潔な文章にならざるを得ない.書けるスペースが無いなら筋道がはっきりする.というものですが,これが文章だけでなく,勉強にも重要だと思うんです.

今回紹介するのは受験勉強には応用できないかもしれませんが,大学院生とか研究のための勉強をしている人にはお勧めできます.
具体的にどういうものかと言うと,勉強のためのノートであったり,まとめるための資料を極力少ない字数,紙面で作成するわけです(そんなこと前から知ってる・やってるという人はご了承ください).

勉強会なんかで発表時に配る資料もA41枚とか限定してやってみてはどうでしょう?
なかなか自分の言いたいことをA41枚にするのは大変だということが実感できます.
例えば “論文1編をA41枚にする” というのもできそうで難しいんです.

実はこのやり方,以前私が大学院で授業を受けた時に,とある先生 (もう退官されていますが,神経生理学では高名な方) が学生に課していた方法です.

「論文1編をA41枚でいいから,まとめて紹介してくれいっ」 って江戸っ子なまりで粋良く指示していました.
“A41枚でいいから” っておっしゃってましたが,これが難題.なかなかA41枚には収まらない.

あれもこれもとデータや記述を載せたくなるけど,でもそんなことしたらあっという間にスペースゼロ.余白を詰めても足りません.
えーい!謝ることにしてA3にしたろか! と,挫けそうになる自分を励ましながら,なんとか1枚に入れたくてフォントサイズを8ポイントとかにするけど,70歳の先生の反応が怖くて,あきらめて10ポイントにする私.
よーし!あとは行間・字数だ! とばかりに醜い見にくい資料ができるのでした.

一方,先生が作ってくる論文のまとめはというと,見事なまでにA41枚(拍手).
その論文にとって必要な部分,重要な部分,その分野に及ぼす意義を簡潔にまとめてしまっています.

これって結構な技術がないとできないことですよ.
なによりも,そのまとめる対象をしっかり勉強しないとできません.いい加減なこと書けないことは勿論のこと,削っていい部分もわかってないとできませんから.
この作業自体が勉強になるんではないかと思うんです.

カリカリ教科書をノートしたり,バサバサ資料をコピーして読んだりするより,目的意識ができて善い気がします.


勉強会とか自習でお試しあれ.