2009年7月3日金曜日

民主党が危険水域


所詮この程度だとは思っていましたが,ここまで早期に崩れるとは予想外でした.

政権を交代できて3ヶ月後くらいに この手の事件が発覚してくれるのが私なりのベターな展開だったのですが,これではもはや政権交代すら危うくなっております.

小沢イチローの件ならまだしも,鳩ポッポまでこの調子では残念な結果になりそうです.
やはり,民主党は自爆グセがあるのでしょうか.


私の当初の構想では,

⑴ 民主党が政権をとる.
⑵ 能力の欠如がバレて怪しい空気が流れる
⑶ 自爆しはじめる
⑷ メディアが苦しいながらもなんとか擁護を続ける
⑸ でも,さすがに世論を操作できなくなる
⑹ しかたなくメディアも民主党政権を批判するようになる
⑺ 民主党,ボロぞうきん状態になる
⑻ 幾多の国民の犠牲の後,民主党,選挙に敗戦
⑼ 自民党政権に戻る
⑽ 国民の政治意識が改革される

という流れを期待していたのですけども...どうやら私の目論みが怪しくなってきました.
なんとか民主党にはがんばって欲しかったのですけどね.
国民が政治の現実を直視するいい機会.メディアの情報操作ができなくなる恰好の状況ができると思っていたのですが.

はっきり言って,今のままでは自民党の政策が “まとも” だということに多くの国民が気づかない状況のままになっちゃうわけです.

民主党が政権をとれば,現在の自民党の政官癒着もリセットされますし.
民主党が政権をとることによって被る犠牲以上のメリットがあると考えておるんですけど.


私が期待している前例は,94年の村山内閣です.
この時,自民党は社会党の村山富市氏をかついで自民党政権を維持したわけですけど,これにより社会党が政権をとったに等しい状況になってくれました.

“なってくれた” というのは,これにより当時の政治の空気である「社会主義・共産主義賞賛」が砕かれたということを指します.
今となっては 社会(社民)党も共産党もゴミのような存在ですが,当時は一大勢力でした.
それが,政権の中枢に入ることによって,どれだけ社会党や共産党が主張することが現実離れしているか,実際の内政,国際関係で通用しないかが露呈しました.

特に効果的だったのが,その後メディアが手放しで社会主義・共産主義を賞賛できなくなったことです.
さすがに国民も,このどーしようもない党に愛想をつかし,それを賞賛するメディアにも疑いの目を向けるようになった.これはメディアが世論誘導する力を削ぐ非常に重要な出来事だったと思います.

社会党が関与した政権により,阪神大震災で多くの犠牲が出たことや極東アジアにおけるリーダーシップが低下したことは計り知れない損失ですが,それに見合うだけの利益もあったはずです.
現に,社会党や共産党がその後 黄昏の道をたどっておりますし.

今度は民主党が出しているような主張が崩壊する番だ.と期待していたのですけど,国民やメディアに刺激を与える前に消えそうなのでガッカリです.

人間は経験したことでしか本当の意味で理解できない.

この度の政権交代劇は,日本人の政治意識が変わる歴史的な年になると思っていましたが,まだまだ先になりそうです.