2010年1月29日金曜日

論文発表会

明日は勤めている大学院で修士論文の発表会が開催されます.
私も院生の発表の補佐をすることになっています.

昨年も書きましたが,自分が発表するよりも彼らが発表するのを見るほうが緊張しますね.
すでに今夜から緊張しっぱなしです.

よく知る院生の発表はどうでしょうか.トチらず発表できることを祈っています.


月並みな言い方ですが,失敗を恐れず堂々と発表することが大切です.
どーせ大した発表内容じゃないんですから.

立派な発表内容だったらこんな大学にはいませんよ.もっと世界に羽ばたいているはずです.
こんなところにいる時点で,所詮そんなもん.自分の身の丈に合ったことをすればいいのです.

自虐的になっているわけではありません.
逆説的ですが,そんなものなのだからこそ,どーとでも取れる解釈をゴリ押しするのです.

そこが重要.
科学なんて人間の解釈の限界でしか機能しないものですから,「自説」の主張は言い過ぎるくらいでちょうど良いのかもしれません.
反論されながらも,熱く討論してください.
どこまでいっても “正しい見解” などないのですから.

“自分で得たデータを基に,他の人に納得してもらえる解釈・情報をつくる”
それが「修士号」の価値だと思います.

得られたデータは玉虫色のデータです.見る角度や距離で色や輝きは変わってきます.
どの角度で見るのか? そしてそれは何色に見えるのか?
「・・・うーん..」
と思われながらも,
「とりあえず,そういうことにしておこう」
と言わせるのが科学的研究です.