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驚異のニンジン


注文していたカーマイン・ガロ 著 『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』が届きました.
今読んでいます.

授業やプレゼンなどで使えそうな考え方やポイントが載っています.
特に気に入ったページは「一番大事な問いに答える」というところ.
聞き手がそのプレゼンに興味を持ってくれるかどうかの分かれ道ですね.一番重要なところだと思います.

どんなに劇的にプレゼンしても,どんなに工夫したスライドを使おうと,聞き手が知りたい情報が得られないと判断したらそれで終了です.
逆に,どんなテーマであろうと,どんなモノが対象であろうと,ここさえ発見できたら良いプレゼンになり得るのかもしれません.

全部に目を通しましたが,結局これって研究論文にも言えることだな,って.
他にも「シンプルに」とか「ストーリーをつくる」なんていうのも,指導教員に叩き込まれたことと見事に一致します.
なるべくテーマを一つに絞って取り上げていく,一つの論文で全部語ろうとしてはいけない.なんて,よく言われましたが,いざ書こうとすると,あっちこっちから話題を取り入れたくなるんですよね,これが.


ところで,この本と一緒に購入したのが,高麗人参(朝鮮人参)のサプリメントです.
本当に “効く” ということなので,騙されたと思って買ってみました.プラセボ効果くらいは期待しています.

どんな効果かと言うと,


「頭が良くなる」


というもの.
ウソではありません.マジです.この私が本気にしているんだからよっぽどです.
効果がないという結論が導かれる研究が出たら教えてください.飲むのやめます.

池谷裕二・糸井重里 著『海馬』で取り上げられていました.本当に効くということで.
著者の脳科学者・池谷氏はこれについての研究をストップしたそうですが,他の研究者は続けているそうで,実際,PubMedで調べたら出てきました.ヒトとかラットを使って研究されています.
もう一人の著者は徳川埋蔵金を掘ってたりする怪しい人ですけどね.対談本なんで大丈夫でしょ.

ほんの少しの量で効くそうなので,サプリメントのパッケージに書かれている推奨量の半分だけ飲むことにしました.

まぁ,高麗人参の効能は他にも冷え性とかがあるんで,これにも効いてくれたら一石二鳥.
というか,ガラにも無く冷え性で悩む男としては,こっちに効いてくれさえすれば御の字です.
低血圧を治すために,暴飲暴食を心がけ,塩分を摂り過ぎるように注意する生活はしんどいです.
ジョギングも日課になってきて健康的な生活を送ってしまっているので,ここいらでテコ入れが必要かもしれません.


これから授業が本格化してドタバタが続きますし,徐々に冬に向かい寒くなってきますので,高麗人参の効果が出てくることを期待しています.