2010年12月31日金曜日

終わりたいとき

1年だけのつもりで始めたブログですが,2年も続けてしまいました.
怠け者な私としては驚異的な習慣です.

当初は月に15本くらいのペースで書いていましたが,勤務先が変わったりもして四六時中仕事しているような状況になると,この2年目はかなりペースダウンしています.
嫌いな仕事じゃないので,そっちに気が向くのはしょうがないとして,合間を縫って書けるときに書いてきたというところでしょうか.

関西にあるちょっと大きめな大学で事務と研究員として働いていた時は,
「上の人たちがなんとかするだろう」
みたいな暢気なところがあったのですが,今年からは同じ関西でも小さな大学を切り盛りするような立場になったので,毎日が明日へ(来年へ)とつながる営業になっていました.

以前は,大学経営ってどんぶり勘定みたいなもんだろう,とも思っていましたし,それでOKだろうとも思っていました.
でも,大きな大学ならまだしも,小さな大学では毎日の積み重ね(営業?)が敏感に受験生や社会に影響を与えているのです.
具体例が出せないので表現は難しいんですが,これは私にとっても驚きでした.

小さくても良いニュースをアピールすれば,それを見ている人って結構いて,受験生や地域にとってポジティブな印象に残るんです.その逆も然り.
出来るだけ良いニュースになる講義や学外実習,公開イベントを設けることに頭を悩ます日々.

教員の中には「大学教員である自分たちが営業みたいなマネなんて」と考えている人たちもいますが,うーん,半分くらいいますかね.
現実,きっちり営業しにいかないと来年(実際には再来年)の食い扶持がなくなるんですから,必死な先生方も多いですよ.
それに,私を含め今の若い大学教員はスポーツ選手と一緒で,出来高(基準はいろいろだけど)で更新するか否かの契約になっています.
11月くらいになると戦力外通知を出される先生の話とか,明日は我が身とドキドキしながら聞いてました.


ご存知の通り,近畿圏って日本の中でも大学が密集している地域の一つですが,来年,再来年とここにきて大学が減っていくことになります.
そうです,かなりの数の大学が潰れていきます.
昔は名の知れていた大学も潰れるんだそうです.

私はまだ教員といっても下っ端(しかも最も下)なのでレベルが高い情報は得られないんですけど...
上の人たちの話を時々盗み聞きますと,関西でそこそこ長い間住んでいた私としては結構驚愕な内容です.


まぁ,職員さんや諸先輩方のお陰もあり,気合いを入れた甲斐あって私たちの大学は比較的勝ち組には入っています.
向こう数年間は潰れずに済みそうです.

今年は推薦入試も好調で,一般入試も順調な予測.
周りの大学がのきなみ受験者数を減らす中,うちの大学は今年は増加する見通しです.

いやー,泥臭い仕事の成果がでました.
と同時に,「お前が来たから減った」と言われずに済みそうなので一安心です.

ちっちゃい大学なので教員評価もシビアでして,論文数とか学生評価とか営業とかをポイント制にしたノルマ(?)みたいなものもあるんです.
それも目立たない上の下くらいに収めました.
睨まれやすい新人教員としては上手く埋もれることが出来たのではないでしょうか.
ポイントが高すぎても目立って2年目からがキツいですし,低いと“次”がなかったり給料とか研究費が削られるので,そこらへんはコントロールが難しいところです.



さて,
そんなブログも今日で終わりです.2年間ありがとうございました.

ということに一応しておきます.
唐突ですが,これこそ

Deus ex Machina

だということで.

次ですけど,気分次第で書くかどうか決めます.
来年また何事もなかったように書いていたら,そのまま読み続けてください.