2010年1月29日金曜日

論文発表会

明日は勤めている大学院で修士論文の発表会が開催されます.
私も院生の発表の補佐をすることになっています.

昨年も書きましたが,自分が発表するよりも彼らが発表するのを見るほうが緊張しますね.
すでに今夜から緊張しっぱなしです.

よく知る院生の発表はどうでしょうか.トチらず発表できることを祈っています.


月並みな言い方ですが,失敗を恐れず堂々と発表することが大切です.
どーせ大した発表内容じゃないんですから.

立派な発表内容だったらこんな大学にはいませんよ.もっと世界に羽ばたいているはずです.
こんなところにいる時点で,所詮そんなもん.自分の身の丈に合ったことをすればいいのです.

自虐的になっているわけではありません.
逆説的ですが,そんなものなのだからこそ,どーとでも取れる解釈をゴリ押しするのです.

そこが重要.
科学なんて人間の解釈の限界でしか機能しないものですから,「自説」の主張は言い過ぎるくらいでちょうど良いのかもしれません.
反論されながらも,熱く討論してください.
どこまでいっても “正しい見解” などないのですから.

“自分で得たデータを基に,他の人に納得してもらえる解釈・情報をつくる”
それが「修士号」の価値だと思います.

得られたデータは玉虫色のデータです.見る角度や距離で色や輝きは変わってきます.
どの角度で見るのか? そしてそれは何色に見えるのか?
「・・・うーん..」
と思われながらも,
「とりあえず,そういうことにしておこう」
と言わせるのが科学的研究です.

2010年1月26日火曜日

オーストラリア


テニス・オーストラリア・オープンの視察に行ってきました.
写真はその時の一枚です.

とにかく大盛り上がりの会場で,朝から晩までひたすらテニス漬け.
なかなか日本でお目にかかることはできない光景でした.

同行した人とも話したのですが,会場にはテニスを知らない・やらない人が結構いるのです.
そして,テニスの試合を見るわけでもなく,談笑に・ショッピングに,と楽しんでいるわけです.
ここらへんが日本のスポーツ観戦やイベントと違うところでしょう.

テニスがメインにはなっていますけど,“別に見なくてもいい” という自由で独特な雰囲気.
世界四大大会の一つとして数えられていますが,のんびりと過ごせたのはそのためです.

海外ですから,日本にいる学生の目を気にせずなんでも出来ます.
気を張らずに済むので,久しぶりに心の底からのんびりとした時間を過ごせました.あくまでテニスの視察です.
まぁ,とにかくいろいろと有意義な時間を過ごせました.


さて,このオーストラリア・オープンですが,会場はメルボルンのメルボルン・パーク(センターコートはロッドレイバー・アリーナ)というところで開催されています.
メルボルンは治安も良く経済も豊かで,世界的にも住み易い都市として知られています.そのあたりは実際に行ってみて実感できました.
移民や留学生の受け入れも積極的であるらしく,それもあってか片言英語の私でも難なく滞在できました.

なんというか,言葉が通じにくいことを前提としたスタイルが街にあるように感じました.これは日本にはない感覚です.感覚的なものですけど.
店員の対応にしても,町の人の視線にしても.そんな感じを受けました.雰囲気的なものですけどね.

私にとっては初めての海外経験でしたが,このメルボルンで過ごした5日間はすんなり溶け込むことができました.
最初は海外ということで緊張もありましたけど,行ったら行ったで日本とさほど変わったところはないのだなと感じました.そりゃ個々のケースで異なる部分もありますが,共通する部分のほうが大きいです.

メルボルンにはこれといった名所はないのですが,イギリス調の町並みがきれいで古い建物も多く,街全体が観光地と言っていいでしょう.
毎日のテニス会場への道のりが観光みたいなものでした.


オーストラリアは南半球ですから,今行けば夏.
たしかに暑い時もありましたが,予想以上に寒かったのが実際のところ.
初日だけ半袖半パンでしたが,あとはチノパンと長袖で過ごしています.
半パンは無駄になりましたが,長袖は持って行って正解でした.無かったら酷いめに会っています.
日射しは強いんですけど,気温が高くないのです.だから日影に入ったら寒くなるんですよ.
日焼けが凄いんでしょうが,日焼け止めを塗れば大したことはありません.

夜9時になっても空が明るいのには驚きましたが,日本と時差がないので感覚が崩れることもなく滞在し帰ってこれました.


ただ,いいことばかりではありません.
オーストラリアはインターネットが悲惨です.
ホテルもよく分からない制限付きのもので,滞在中はこのブログもアップできませんでした.

とにかく料金が高くて回線が遅い.いまだダイヤルアップ方式が主流だそうです.
普及率は高いほうだそうですが,オーストラリアの人達はのんびりと通信しているそうですよ.

住み易い都市No1とは言え,ネットが無いと生きていけない私にとっては,残念ながら住みたいとは思えません.

2010年1月19日火曜日

捕鯨のこと


小沢幹事長の政治資金問題はこのまま終息してくいく予感です.
どうやら山場はないようですね.
まさか小沢が議員辞職するようなマネはしないでしょうから,国会中の責任追及の仕方いかんで次期参院選への影響はどうなるか?といったとことろが焦点でしょう.


まあ,それはさておき,日本の捕鯨船に対するシーシェパードのテロ行為から幾日か経ちました.
ネット・ニュースではおなじみのテーマですが,どうやらTVや新聞ではあまり取り上げられていないようです.
だからですかね,周りの学生にシーシェパードのネタが通じないのは.

それに,そもそも
「なぜ欧米諸国が日本の捕鯨に反対するのか?」
ということさえ知らない日本人は多いのではないでしょうか.
今日はそれがテーマです.

欧米諸国が捕鯨に反対するのには複雑な理由があります.
大きく分けると,
⑴ 絶滅危惧種であるという認識
⑵ クジラという可愛らしい動物への感情移入
⑶ 金・利権
の3つが挙げられあす.

⑴ はまったくのデタラメ.クジラの個体数は減っていません.むしろ増え過ぎて問題になっているほどです.
クジラが捕食するエサの量は甚大です.
そのせいでプランクトンや小さな魚がいなくなってしまい,それをエサにしていた大きめ魚(サンマとかマグロとか)の数が減っているのです.クジラが増えすぎた弊害が起こっています.

⑵ についてはアホ過ぎて論じたくもありません.
テメェらは牛とか豚とかニワトリ喰ってんじゃねーかよ.

⑶ は,その道では良く知られていることでして.
⑴や⑵に関する情報に煽られて,その気になった奴らの活動に関する寄付金や利権がからんでいるのです.
シーシェパードが良い例です.
でも,シーシェパードにしたって,非難するのは日本だけ.ロシアやノルウェーといった国の捕鯨には抗議しません.
だって,ちょっかい出したら反撃されるから.
日本の船はどんなに妨害しても何もされないから,やりたい放題です.
捕鯨船を妨害しているところをビデオに録ったりして,世界に流して自分たちを宣伝しています.
日本はナメられているんです.だから話がややこしくなるんだと思います.
シーシェパードの船なんて蜂の巣にして沈めればいいのに.


そもそも欧米諸国の「捕鯨」に関する認識が日本人とは異なります.
例えば,日本人が “捕鯨” と聞いて連想するのは「鯨肉の獲得」だと思います.食べるために捕るのだと.

しかし,欧米ではクジラは食べるために捕るのではありません.
クジラから油を取るために捕鯨するという認識なのです.
欧米諸国は,かつて自分たちが捕鯨していたことを棚に上げ,食肉のためにクジラを捕ろうとしている国を批判します.
アメリカ人はバカですから「私たちの国がクジラを捕った歴史はない」などと言います.
H.メルヴィル 著『白鯨』という小説を知らないのでしょうか?アメリカ文学の傑作のはずですが.
アメリカなんて,完全に油を取るためだけに捕鯨をしていたのにね.

ところで,幕末・1853年に “黒船来航” という出来事がありましたが,なぜアメリカが日本に開国を迫ったか,その理由を知っている人はどれだけいるでしょうか?
一般的には「アメリカが日本と通商を開くためだった」とか「なんとなく」などと誤摩化していますけど,真実は違います.
捕鯨のための中継基地が欲しかったからです.資料にも残っている,最も主な開国の理由です.
そして案の定,アメリカは日本周辺の海だけでなく,太平洋全域のクジラを乱獲して生態系を変えています.つくづくおバカさんな国です.

それでも,クジラにとって幸運だったのは1860年頃からアメリカ本土でも石油が採掘されるようになり,クジラ油の需要が低下したこと.
もしペンシルバニアの砂漠から石油が吹き出なかったら,アメリカがクジラを絶滅させていたことでしょう.

「 捕鯨 = 虐殺・乱獲 」というイメージしかない欧米諸国は,日本やその他の国が持つクジラの食文化は到底理解できません.
だって自分たちが一番クジラを絶滅の危機に追いやったのですから.
というか,むしろその事実を隠すために捕鯨国を槍玉に挙げ,その非難の矛先を自分たちに向けさせないようにしているのでしょう.

なんにしても声を大にして言いたいのは,
「捕鯨しないと生態系が崩れる」
ということ.
闇雲に「保護すればいい」という考えではダメな時期にきているのです.

2010年1月18日月曜日

ブーメラン・ポッポ

民主党の政治と金問題.今後どのようになっていくでしょうか.

小沢幹事長の秘書4人が逮捕され,自供もしております.
あとは罪の度合いがどれくらいか?ということでしょうが,それよりなにより面白いのは小沢幹事長の責任と犯罪性がどれほどか?という部分です.

ただ,小沢がどうであろうと関係ありません.
今の総理大臣は一味違います.
なんてったって総理は以前,自民党で同じような事件があった時に,
「秘書の責任は政治家の責任.すぐに議員をお辞めになるべきだ」
とおっしゃられたクリーンな方です.

身内のことならなおさら.
きっと小沢に向かって,
「責任をとって辞めろ」
と,キリッと言ってくれるでしょう.

でも,ご自身の脱税疑惑の際は,
「国民の信頼を回復すべく努力する」
とか言ってましたね.
以前は,
「“政治と金” という疑惑をもたれること自体が問題.議員を辞するべきだ」
とおっしゃられていたのに.


“鳩山は指導力が足りない” との指摘もあります.
でも鳩山は以前,
「総理!もっと指導力を発揮してください!」
と息巻いておりました.

“鳩山は小沢の傀儡だ” との指摘もあります.
でも鳩山は以前,
「古い体質に縛られた総理など不要だ」
と息巻いておりました.

他にもあります.
「国債を発行することは公約違反だ.内閣を即刻解散すべきだ」
とおっしゃってました.
でも民主党はマニフェストとして国債発行を禁じていたのに,さっそく昨年から発行することを決断しています.決断が遅い鳩ポッポとしては異例の早さです.
普通にマニフェスト違反です.
きっと今頃は反省とともに内閣解散の準備をしているのでしょう.

「景気が低迷し続けてるのに責任をとらない内閣など言語道断」
とも言ってました.
「雇用の安定を図れない政権など不要」
とも言ってました.
昨年末からの景気低迷,デフレの加速についてはどう考えているのでしょう.
依然として高い失業率についてはどう考えているのでしょう.

最近,鳩ポッポは,
「政権をとったからといって,これらの課題がなくなるわけではない」
と説明していましたが,それってどうなの?

「経済合理性に左右されない,国民の生活の豊かさに力点をおいた “人間のための経済” というものを目指したい」
ということで,宇宙人である鳩ポッポ総理としては,まだ地球用の経済がわからないのだそうです.

最近,紀伊國屋で経済の本をたくさん購入した模様です.今更ながら地球人のための経済を学んでおります.
今後,勉強の効果が期待できそうです.

2010年1月16日土曜日

誰がうまいこと言えと

ネットで拾った名文2010年版です.

『2ちゃんねる』にありました.


日本には謎の鳥がいる。
正体はよく分からない。
中国から見れば「カモ」に見える。
米国から見れば「チキン」に見える。
欧州から見れば「アホウドリ」に見える。
日本の有権者には「サギ」だと思われている。
オザワから見れば「オウム」のような存在。
でも鳥自身は「ハト」だと言い張っている。
私はあの鳥は日本の「ガン」だと思う。


うまい!

山田くーん,
座布団一枚あげてちょーだい!


この週末が小沢一郎と東京地検特捜部との正念場でしょう.
どちらが勝つでしょうか.

ネット界では特捜部へのエールに沸いていますが,民主党議員や新党大地の鈴木宗男は,
「権力の横暴だ」
と反発しているようです.

でもね,「権力はどっちだ」と言いたいですね.
政権政党こそ今の日本の最高権力でしょうに.いつまで野党時代の気分でいるのやら.いいかげん政権政党の責任というものを感じてもらわないといけません.

だいたいが,検察というのは権力に噛みつくためにあるような機関ですから.
それだけに「犯罪性が間違いなくあった」という事案に慎重に取り組むという特徴があります(最近は見切り発車気味だそうですが).
今回のようなデカイ山に挑むには相当な裏付けがあってこそだと考えられます.

民主党のある議員なんかは,
「これは検察をトップとする官僚機構と,国民の代表である民主党政権との全面的な戦争だ」
などとおっしゃっていますが,全く状況が把握できていないようです.
犯罪組織がなに言ってんだか.

ポッポ首相にいたっては,小沢が「検察と断固闘う」と言ったのに対して「どうぞ闘ってください」などと暢気なこと言ってます.
検察と政治家が戦ってどうすんの.バカなの?死ぬの?

そんなに身の潔白に自信があるなら普通にしてりゃ済むでしょう.
なんで隠れてたの?なんで詳細を説明しないの?
「不正なしの私の続投,国民が味方している」とか言っちゃって.
ここまでくると笑えない冗談です.

特捜部の皆さん,このようなバカは放っておいて,ぜひとも大物を釣り上げてほしいものです.
楽しみにしておきましょう.

2010年1月15日金曜日

ニュースのこと


「環境保護団体」 を自称するシーシェパードというテロ組織(海賊)が日本国籍の捕鯨船に迷惑をかけています.
自分たちから突進して大破したのに「攻撃を受けた」と嘘丸出しのことを言っています.

おまけに大破した船をそのまま海洋に漂わせてるんだから.“環境保護団体” ってのが聞いて呆れます.真性のバカヤローです.
なんですか奴らの掲げるあの海賊旗.ホント痛いデザインです.センスのかけらもありません.
捕鯨反対のことにしたって,どうせ金目当てでやってんだから.
ノルウェーやロシアにも同じこと言ってやれっての.同じように捕鯨船に取り付いてみろっての.
今日は詳しくは触れませんが,そのうちクジラに関する情報と反捕鯨団体の利権と裏事情を記事にしたいと思います.


そんなオーストラリアに来週から,観光半分・視察半分で行ってきます.
そんで,これをネタにいろいろな学生たちにジョークとして,
「近々オーストラリアに行くんだけど,ついでにシーシェパードも潰してくる」
とか,
「オーストラリア行って,お土産にクジラを買ってくるね」
とか言ってるんですけど,今のところこのジョークを理解してくれる学生には一人も出会っていません.
「シーシェパードってなんですか?」なんて言われるのがオチ.
この大学の学生だからでしょうか?
そうであってほしいやら,ほしくないやら.

しまいにゃ,とある大学院生からなんか,
「へー,オーストラリアってクジラが獲れるんですね」
なんて言われる始末.

ニュースを見てないのか君たちは!

まぁ,どうせ言うほどオーストラリアの人たちもシーシェパードを知らんでしょうし,興味は薄いと予想しています.以外とそんなもんじゃないでしょうか.
日本の大学生はシーシェパードも捕鯨問題も知りませんからね.

ただ,オーストラリアでは最近,有色人種への迫害が強まっているらしいので,注意しとかなければいけないようです.


ニュースと言えば...,ついに来ました.
今夜,民主党・小沢一郎の西松建設献金問題,資金管理問題に動きがあったようです.
元秘書であり現民主党議員である石川知裕が警察に出頭,逮捕されました.

いよいよ面白い展開になってきました.
小沢への追求はどこまでいくのでしょうか.ぜひとも根こそぎ血祭りにあげてほしいんですが.
一説によると,さすがに小沢までは逮捕まで持ち込めないから,石川という小粒議員の逮捕で終わるのではないかとの見方もあるようです.
東京地検特捜部も,この辺で手を打ったということでしょうか?

マスコミも必死で小沢と民主党を擁護するでしょうし,特捜がこれ以上捜査を続けても体力的にきついだけかもしれません.

なんにしても,通常国会ではこの問題で持ちきりになるでしょう.
なんてったって「犯罪」ですから.
こんな問題を起こしていてタダで済んだ自民党政権はありません.民主党ならありえるのでしょうか?
注目です.

2010年1月13日水曜日

政権交代まで:ダイジェスト


劇的な政権交代から半年近くが経とうとしています.
とても大きな出来事でしたので国民の関心も非常に高かったのですが,学生と話していると今回の「政権交代」までの動きがどのようなものか知らない人が多いようです.

「山が動いた」と形容される自由民主党の下野までの歴史.
政治番組等では周知の事実として取り上げたり,知らないことをいいことに いい加減な情報を流したりしています.

たしかにニュースや情報番組を見るだけでは不十分だと思います.
ここは一つ,昨日と同じように さらりと戦後日本の政治をおさらいしましょう.
知ってて損はないと思いますので.


第二次大戦が終了した1945年に「日本自由党」が結党されます.この党が最も強い党でした.
党首は今の日本の総理である鳩山由起夫の祖父である鳩山一郎です.
第一党である日本自由党の党首である鳩山一郎,自動的に総理になる予定だったのですがGHQがイチャモンをつけてきてポシャります.
そこで急遽ピンチヒッターを務めたのが吉田茂です.
吉田茂はサンフランシスコ条約の締結や日米安全保障条約を結ぶなど,戦後処理をうまく成し遂げたことで有名です.

この時代の野党はと言うと,「日本共産党」と「日本社会党」が有力でした.
ちなみにこの両党はその後ずっと党名も政治主張も大きく変えずに今日に至っています.
(日本社会党は現在「社民党」と名を改めているが)

日本自由党はその後,「民主自由党」,「自由党」などと名前を変えながら吉田茂が総理を務めあげていきますが,バカヤロー解散や造船疑獄といった事件により吉田茂の支持率が下がります.
こうしたことを背景に,1955年,最大勢力である自由党と,日本自由党から追放された鳩山一郎が党首を務める「日本民主党」が結党して保守本流の一大政党をつくります.
これが「自由民主党(自民党)」です.

一方の野党はと言うと,自民党に対抗できる党は日本社会党くらいのものでした.
つまり,自由民主党と日本社会党による二大政党制になったのです.
1955年から始まったこの政治体制,これが有名な55年体制です.

でも実際は二大政党というのは名ばかりで,日本社会党は自民党を突き落として政権交代できるほどの力も意気込みもなかったというのが実情で.巷では1.5大政党制などと揶揄されていました.こうして自民党を中心とした戦後政治が進みます.
(今でもそうだが,)社会党は理想主義に訴えて反対のための反対を唱え,一方の自民党はそれを聞き流しながら現実的な戦後復興をするという,ある種の “民主主義ごっこ” を続けていたというのが実際のところです.←これ,戦後政治の重要なポイントです.

強大勢力を誇った自民党ですが,時を追うごとに内部分裂も進みます.
90年代,いよいよ自民党から離党して独立した政党をつくる議員が大量発生します.小沢一郎や菅直人,鳩山由紀夫などはこうして自民党から離党した議員です.
90年代初頭は,こうして自民党から離党した議員による小党(新党さきがけ,太陽党,日本新党,新進党などなど)がウヨウヨ乱立する時代がありました.
この結果,自民党の力は徐々に削がれていきます.

そして1993年,この乱立する小党が連立することにより,非自民党政権である細川内閣が誕生します.実に38年ぶりの政権交代でした.ここに55年体制は終焉を迎えます.
....,
ということで,政権交代というのは実は今回が初めてではありません.
メディアでは「歴史的!」などと煽られていますが,16年前にもあったのです.

その後,自民党は政権を奪還すべく,なんと宿敵・社会党と連立します.
こうして誕生したのが社会党の党首である村山富市を総理とする村山内閣です.
政権を奪還するためとは言え,事もあろうに社会党の人間を総理大臣にするという,最もやってはいけない手段を講じた自民党.国防,安全保障,災害対策,いずれの政策も理想主義に飾られたダメ内閣である事は始まる前からわかっていたのですが.戦後最悪の時代として有名です.

こうして社会党は国民の信頼を真の意味で失い,没落していき今に至ります.
しかし,この一件は同時に自民党の信頼も失う事になりました.
その後の自民党は一党で過半数を取る事ができなくなり,「公明党」と連立することで体制を維持します.これが最近までの自公連立です.

一方,乱立した小党は一つにまとまります.
1998年,自公連立政権に対抗するため,「民主党(旧)」を母体として「民政党」「新党友愛」「民主改革連合」が結党します.
これが今の「民主党」です.

自民党も小泉純一郎を総理として人気を上げてきたのですが,その後は力及ばず,民主党に追い上げられます.
そして,昨年の2009年8月,ついに政権交代となりました.

前述したように,16年前にも政権交代があったのですが,それでも今回の政権交代は趣がちょっと違います.
以前の細川内閣の時は,力の弱い小党がこれでもかとくっ付きまくって連立した政権だったのですが,今回は民主党 一党だけで政権をとったことが大きいのです(国民新党と社民党と連立していますが,これらはコバンザメみたいなものです).

ですので,今回の政権交代の最も大きな特徴というのは,
“自民党以外の政党が自力で政権運営できる政権交代”
というのがポイントなんです.

2010年1月12日火曜日

日本の仏教:ダイジェスト


昨年は仏教の源流とか概念をいろいろ取り上げましたが,日本の仏教についても取り上げてみようと思います.

まずはおさらいとして...,
現在の仏教の源流はゴータマ・シッダールタ(釈迦)という人が広めた “人生思想” です.
ということで仏教というのは厳密には「宗教」ではありません.

昨日は福祉についてテーマにしましたけど,仏教も「どうすれば幸せに生きることができるのか?」を研究する営みであると言うことで類似しています.
釈迦がその悟りの境地に達した時に得た答えというのが,
「この世に絶対的なものなどなく,世は絶えず変化する.これを受け入れることで幸せに生きていくことができる」
というものでした.この真理にたどり着いた時,釈迦はブッダと呼ばれるようになります.
このブッダをお手本として,あなたも幸せになるための活動を展開しようというのが仏教ということです.

元々,仏教というのは個人的活動の色が強く,仏様を拝んでいればご利益があるという趣のものではありません.個人が個人的幸せを目指して修行するものです.釈迦,つまりブッダというのは信仰の対象ではなく,悟りを開くための “師範” とか “先輩” といった意味で捉えられています.
こういった仏教を「原始仏教」とか「上座部仏教」といいます.タイやミャンマー,スリランカといった地域に根付いている仏教です.

一方,中国や日本に伝わっていく過程で仏教は変化しました.
ブッダが説いた教えを布教することで,一般の方々も幸せにできるのではないか?という考えが誕生します.どこで上座部の教えと切り替わったのかは不明な点が多いです.
これが今日の仏様を信仰対象とする仏教「大乗仏教」です.日本で信仰されている仏教はほぼ100%が大乗です.

で,日本に仏教が伝わったのは今から1500年ほど前,538年だとされています.
初期の仏教を支えたのは有名な聖徳太子で,その拠点である法隆寺は日本最古の寺として知られています.去年,私が初詣行った場所です.

初期(奈良時代)の仏教としては中国直輸入の「華厳宗」が一大勢力.活動拠点は東大寺で,奈良の大仏をつくった宗派として有名です.
失明の犠牲を払ってまで鑑真さんが執念で伝えたのが「律宗」です.

平安時代になると,日本の仏教は人々を幸せに導く宗教として確立.そして,新たな宗派を日本人の僧の手で作り出していくようになります.
この時代の主役はなんと言っても空海と最澄.

空海が開いたのは「真言宗」.本山は以前 私がここの墓地で野宿したことがある高野山金剛峰寺です.
この宗の特徴は “密教” というミステリアスな教え.その内容はと言うと,肉を食べても良い,結婚しても良い,金儲けしても良いというそれまでの仏教とは一線を画する破天荒な教えですから混乱が起きました.しかし,「悟りを開いたものは..」という条件付きで.そういった意味においては,私はこの密教というのは上座部や原始仏教に近い思想なのではないかと思っています.

一方の最澄が開いたのは「天台宗」.本山は比叡山延暦寺です.天台宗の特徴は「生きとし生ける者すべてが成仏できる」と言い切ったところにあります.努力すれば不可能は無いと言ったところに最澄の心意気が感じられます.これもそれまでの仏教と論争になったようで,“信じるものは救われる” という色が強くなってきた時代でもあります.

鎌倉時代は一般大衆にとって仏教の敷居が低くなった時代です.
代表的なのが日蓮が開いた「日蓮宗」.なんと言っても「南妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」を唱えれば成仏できると説いたのです.
ここらへんから日本の成仏のインフレが始まりました.

成仏のインフレに拍車をかけたのが法然が開いた「浄土宗」.「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と唱えさえすれば成仏できると説いたのです.世は戦国,農民たちのレジスタンス活動である “一揆” において,これを唱えながら戦ったことは有名です.
この流れにさらにムチを振るったのが親鸞が開いた「浄土真宗」.「なんまいだ〜,なんまいだ〜・・・」と唱えながら一揆を起こす農民に戦国武将は恐怖を隠せなかったといいます.

仏教界に成仏のインフレを起こしたことで批判も多い浄土宗と浄土真宗ですが,実際のところ,法然も親鸞も「念仏を唱えさえすれば成仏できるわけではない.阿弥陀仏を心から信心して唱えることで,成仏できる“可能性”が高くなるのだ」と,まるで生命保険の説明書みたく肩透かしなことを言っております.
ということは,念仏を信じて一揆を起こしたあの農民達はどうなったのでしょう?これについては触れないようにします.

あまりにも成仏が簡単になったことの反動からか,鎌倉時代後期には坐禅による厳しい修行を課す宗派が生まれます.
道元が開いた「曹洞宗」と,栄西が開いた「臨済宗」です.念仏がよほどうるさかったのでしょう,この時代からは黙って座るようになりました.原点回帰ですね.
いわゆる環境エコ活動が始まったようなものです.


こうして見ていくと,仏教も時代のニーズと内省のなかでいろいろと変化してきたことがわかります.
自分で調べてみても,きれいに時代と相関することに驚きました.

2010年1月11日月曜日

福祉のこと

政治だ風俗だと言ってないで,もっと真面目なことをテーマにしようと思いました.

来年からはこの「福祉」の専門家になるのですから.
“来年から専門家” ってのも妙な話です.
今まで門外漢だったくせに福祉の専門家を名乗ろうってんですから,おこがましいこと この上ないですよね.

でもまぁ,門外漢だったからこそ分かること,気づくこともあるはずですから,こういった感性を磨いて4月からの活動に備えようと思います.

まず,「福祉」 “そのもの” についてですけど,けっこう幅の広い分野なのです.
てっきりスポーツ・体育の世界しか知らずに生きてきますと,「障害者」や「高齢者」のことしか思い浮かびませんで.これらを象徴するものが「介護」だったりするわけです.
実際,福祉関連の書籍を集めようとすると,やっぱり「障害者」や「高齢者」を扱ったものが多くなります.

福祉というのは「より良く生きる」とか「豊かさ」といった意味があるのですが,なんとも抽象的過ぎる感があります.
この「福祉」という日本語をつくったのは第二次大戦後に日本の占領政策を取り仕切ったGHQ.
彼らが日本国憲法を作成する際に「Welfare」に対応する日本語を考えて考案したのだそうです.
それまで日本語で「福祉」に相当する言葉としては「社会政策」とか「社会事業」といったものが使われていました.

福祉の世界は勉強すればするほど用語の使い分けが微妙で難解です.
例えば,「福祉」と「社会福祉」と「福祉政策」と「社会政策」って何がどう違うのか今でもさっぱりわかりません.実際,明確には分けられていないと思いますし.

ただ,「福祉」という抽象的な言葉をつくったのは煩わしいと同時に便利なものでもありまして.
社会政策や社会保障といった “施し” の意味合いが強い言葉では表現しづらい事柄については “逃げ易い” という特徴があります.
「体育」と「フィットネス」と「レクリエーション」をそれぞれ使い分けるのが面倒だからってんで,「スポーツ」と言ってしまえば何とかなるのに似ています.
困ったら「福祉」と言えば煙に撒けそうですよね.これからは何かとお世話になりそうな表現です.

で,この「福祉」というものの概念としては,
生活の質を維持・向上させるためのサービスを社会的に提供すること(Wikipedia:福祉)
というものとして定義できるのではないかと考えられます.
ま,明確に “社会政策” と表現しても差し支えないです.

日本国憲法 第25条
すべての国民は,健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する
(国民の生存権)
という有名な一文がそれを示しており,そして続く第25条第2項では,
国は,すべての生活部面について,社会福祉,社会保障および公衆衛生の向上および増進に努めなければならない(国の社会保障的義務)
ということになっているのです.

つまり,「福祉」 というのは弱者救済とかではなく,人が人間らしく健康に生きていくためのサービスなのですね.
じゃあ「健康」というのはどういうことか?ということが新しく命題になってきます.
私が学生の時は,WHO(世界保健機関)が出している以下の定義を刷り込まされたものです.

身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない(WHO憲章 前文より)

前半はいいんですけど,後半の部分は取って付けた感がいなめません.病気でも健康な人はいるんだ,という主張を取り込むために無理矢理こじつけた感じがします.
そんなWHOは最近,健康について新たな定義を提案しています.

身体的・精神的・“ 霊的 ”・社会的に完全に良好な “ 動的状態 ” であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない

「霊的」とか「動的」状態とか,別にWHOが細木数子に乗っ取られたわけではありません.
ここで言う「霊的」というのはスピリチュアルという意味だそうで....,うーん,これも如何わしい響きですね.

“スピリット = 魂,意気込み” という方が日本人には適切かもしれません.
つまり,「健康」という静的な状態があるわけではなくて,「健康な自分」を目指し向かおうとする動的な状態のことを「健康」と定義しようというのです.
簡単そうで難しいんですね.

まぁ,そういうわけで福祉ではこういった健康を保障するためのサービス全般を言うんだそうですよ.

2010年1月10日日曜日

もう少し粘れ民主党


私が予想していた以上に前代未聞のボロクズ内閣となったようですが,驚くべきことに支持率はまだ50%を割っていません
※ 鳩山内閣支持率 54.6% (新報道2001 [1月7日調査,1月10日放送付] フジテレビ).
メディアによる世論操作がここまで効果的だとは予想外です.すごいもんですね.

あれだけ自民党時代は叩きまくっていた「政治と金」に,メディアがここまで無頓着なのはいかがかと.もはや犯罪的だと思いますけど.

1回5000円のホテルのバー通いと,お母さんからの9億円のお小遣い.どっちが庶民感覚とズレているでしょうか.
“ナントカ還元水” で資金繰りの不透明さを叩かれて首吊った農林大臣もおりましたが,今回は明らかに真っ黒な資金問題なのにメディアは騒ぎ立てません.

挙げ句の果てには鳥越俊太郎という似非ジャーナリストなんか,
「小沢さんは皆が思っているほどの大物じゃない.今回の問題は政治的には小さい問題」
などとバカ・コメントをしてまで擁護.おフザケが過ぎてやしませんか?大物だろうと小粒だろうと犯罪は犯罪だろうに.

「事業仕分け(行政刷新会議)」なんてパフォーマンスをしてメディアや国民の目を引いてましたが...,
案の定,無様な結果となりました.
仕分けする能力も無いのにかき回しただけで混乱を生み,それでいて3兆円の目標額を大きく下回る1.7兆円止まり.

この「事業仕分け」.メディアはめちゃめちゃ好意的に面白おかしく報じてましたけど,サイレント・マジョリティ(沈黙の多数派)である冷静な国民からすればバカバカしい作業だったわけで.
どうすんの?事業仕分けできてませんけど?

民主党として「90兆円の予算が目標」って言うんなら,最初から各部署に90兆円で予算案を組んで配布すればいいだけのことでしょう.
ホント,なんであの仕分け作業が必要だったのか不明.こんな簡単なこと,マスコミはなんで誰も報じないのでしょうか?国民には知られたくなかったのでしょうか?

あれだけ「政治主導」を声高に主張していたわりには肝が小さい連中です.
自分で決めるのが怖いんですよ,きっと.

普天間基地問題にしても,最終的には私が決める,年内に決める,早急に決める,5月までには決めるって.ぜんぜん決まってません.
で,情けないことに「沖縄県知事に決めてもらう」とか言い出してまして,笑ってしまいます.

そういえば,八ッ場ダムの件も先送りになっています.マニフェストで中止を明言しておきながら,結局は最終決定できていません.
「住民の皆さんに決めてもらう」なんてバカなこと言ってないで,自分で決めてください.
あなた方は政治家でしょう.政治家が決めずに誰が決めるというのです?

それにですね,あなた方 鳩山内閣には “どうしても八ッ場ダムについて最終決定しなきゃならない道理と責任” があるのですよ.
これを言ったら身も蓋もないですけど,実は元々 前原と鳩山は八ッ場ダム “建設推進派” だったのですから.だから住民はあんなに怒っているのです.ぜんぜんマスコミは報じませんが.

で,つまりは何一つマニフェストを実行できていないという有様.
マスコミに支えられ,どうにかダウンせずにいられる裸の王様.
犯罪は起こすくせに,約束は一つも守らない希代の迷政権.

残るは超目玉マニフェスト,
「外国人参政権」
いやー,誰か死にそうな匂いがプンプンする事案ですねぇ.

外国人に参政権を渡そうなんてフザケた法案,本当に通すのでしょうか.
そもそも外国人参政権って,“憲法違反” ですよ.憲法第15条に,「公務員を選定し,及びこれを罷免することは,国民固有の権利である」とあります.
平和憲法を護るのが大好きな人たちが外国人参政権に必死になっているのには笑えます.

だいたいが,民主党がやろうとしている外国人参政権をやっている国は “実は皆無” で世界に類を見ない法案なのです.
当たり前です.誰が安易にその国の参政権なんか与えるもんですか.でもマスコミはこれを報じません.「EUは〜」とか「韓国は〜」とか言ってますが,ぜんぜん次元が違う話です.詳細は今回は省きますが,明らかにマスコミの怠慢,報道不足です.

実際のところ,「外国人からの票と金が欲しい」というのが本音なのだそうです.そりゃそうか.それぐらいしかこの法案のメリット無いもんね.

だからこそ私は警告したいのです.このままだと何人か死ぬことになります.
民主党議員,バカ・メディアのいずれかが天誅をくらいます.
それならまだしも,在日朝鮮人・中国人が多数犠牲になることも考えられます.

地獄の泥沼にハマることになりますので,そうなる前に考え直しといてください.
民主党の皆さんが考えている以上に危険な香りを放つ法案です.


この調子だと,私の当初の予定通り日本をメチャクチャにしてくれそうですね.
民主党にはもう少し粘ってもらい,国民に対し “売国・偽善政治家とはどういうものか” ,“マスコミがどれだけ腐敗しているか” を身をもって教えてもらいたいものです.

2010年1月7日木曜日

カジノ(他)をつくろう


日本でカジノ営業は禁止されています.
しかし,ここ数年「日本でもカジノを!」という声があがっており,政治上も町起こしや外貨獲得のために真剣に議論されています.

東京都の石原都知事もカジノ設置に前向きでした.今は頓挫していますけど.
関西では大阪の橋下知事がカジノ構想を提唱したことでも有名で,経済立て直しのために本気で検討されている事項なのです.

たしかに,パチンコ,競馬,宝くじが良くてカジノが駄目なんて道理はありません.どれも博打であることに変わりはないのです.博打は博打として他と同じように管理すればいい.

賭博に限らず,水商売や風俗といったものにはネガティブイメージが強いのですが,だからと言って無くせるものでもありません.
だったら,そういったものを一気に引き受ける場所を隔離して作り,それ以外の場所での博打や性サービスについては徹底的に取り締まればいいのです.
隔離した場所を集中して治安維持,衛生管理するほうが今より効率的だと思います.

ここは一つ,日本中の風俗街を縮小し,大阪の一カ所に集めます.そしてそこでは多種多様な競争をさせ,客を日本中から呼び集めるのです.

今でも日本の各都市部にそういう街がありますが,それを規制します.規制強化する代わりに,大阪でそれを一手に引き受けるという寸法です.
これにより,高速道路や公共交通機関の利用頻度も高まるかもしれませんね.

さらに,関西空港が近いという立地を活かして海外からも客を集めます.カジノ直通チケットを用意するといいかもしれません.
その際の航空会社には優先的にJALを割り当てるのです.現在,破綻寸前のJAL再建支援にもつながるっていう寸法です.公的資金を投入するよりずっと健全です.

また,ホステスや風俗嬢は訳ありの女性が多いと聞きます.なので風俗嬢のための職安やカウンセリングも用意します.全国各地から集まった訳あり女性を一手に引き受けることで,効率的な次の職探しやカウンセリングができるのです.
結婚相談所とかも作れば少子化対策になるかもしれません.

こうして考えてみると,大阪にカジノと風俗街をつくらない手は無いではありませんか.
私は行きませんけどね.

2010年1月6日水曜日

凶悪犯の高齢化


昨年,「少年犯罪は増えていないし凶悪にもなっていない」という記事を書きましたが,それでも未だに少年犯罪が増加しているかのような報道があとを絶ちません.

そこで今回は公式報告されているデータに基づく記事を書いてみようと思います.
まずは図をご覧ください(図をクリックすれば大きくなります).
警察庁の統計による少年犯罪の推移です.

この図は法務省が発行している『犯罪白書』からコピペしたものです.
法務省 『犯罪白書』に詳細が載っていますので,どうしても確認したい人はご覧ください.

実は法務省が少年犯罪について “凶悪犯罪” と位置づけて統計処理しているのは図にも示した平成14年版まででして,以後は少年の凶悪犯罪を分析報告していません.
“する必要” がなくなったと判断したからだと思うのですが,邪推でしょうか?

たしかに平成元年からは「強盗」が増加傾向にありますが,それでも戦前・戦後に比べれば激減しています.
さらに「殺人」に関しては昭和45年(1970年)を境に減少し,増加すらしていません.

マスコミやメディアが伝えるのは平成元年からの少年犯罪の凶悪化ではありません.
明らかに「私たちの時代に比べて・・・」という口調です.

ちなみに少子化が影響しているのでは?と思われるかもしれませんが,比率として算出しても減少しています.

つまり,「少年犯罪が増加,凶悪化している」というのは明らかにウソです.
このブログを見た “最近の若い人” は胸を張って反論してください.

それにしても,普通の爺さん婆さんが適当なこと言うのは老害だと放置するとして,マスコミがこんなにもおバカさんなのはどうしてでしょう.
ネットを使えば5秒で調べられることをスルーするのはなぜか?


実は,この法務省発行の『犯罪白書』には驚愕の裏データがあったのです.

「高齢者犯罪の凶悪化」

最新版である平成21年版をぜひともご覧ください.
なんと,60歳以上の高齢者の犯罪者数が急激に増加していました.
「歳をとったら性格が丸くなる」 なんてウソです.
日本のお爺さんとお婆さんは年々凶悪になっています.

勘がいい人はもうおわかりかと思いますけど.
上の図で示した強盗・殺人が多かった昭和21年〜40年の少年達,今は何歳でしょうか?
そう!60歳以上の爺さん婆さんです.

つまり,「最近の子供は!」とか「私たちが子供の頃は・・・」と話してそうな人達こそ,過去に強盗・殺人をやっていた少年少女であり,しかも未だその世代は凶悪なままだということなのです.

調べりゃすぐに分かるような簡単なデータを無視・捏造してまで “最近の少年犯罪の凶悪化” を訴えるのはなぜか?
きっと,社会的地位が高くなった60歳前後の人達(10年前には働き盛り・威張り盛りの50歳)が,自分達の凶悪性や恥部を隠すためでしょう.卑劣な世代です.
むしろ,凶悪な性格だからこそ傍若無人なデータ改ざん報道ができるのではないか?とも考えられますね.

2010年1月4日月曜日

伊勢神宮

高知を後にして2日目.
こちらに返ってきて早々に,今日は伊勢神宮に参拝してきました.

関西に長く住んでいるにも関わらず,名所と言える場所をほとんど廻っていません.
この地にいるのもあと僅かですから,便利が良い今のうちに時間を見つけていろいろ廻っておこうと思います.

朝一番に車で出発し,難なく到着.
それでも朝から大勢の参拝客で大賑わい.さすがは日本の魂の聖地.
だてに神社の最高峰ではありません.
ナンバープレートを見てみると,どうやら東海地方からの参拝客が多いでしょうか.
とは言え全国各地から訪れているようで,この時期はアルバイトを大量に雇って駐車場を特別に用意して参拝客を捌いていました.


着いたらさっそく参拝.
伊勢神宮は外宮と内宮に分かれているのですが,長居するつもりじゃなかったし外宮を廻っている時間があるか不安だったので内宮に直接向かいました.
内宮には伊勢神宮の中枢である正宮があります.
ホントは外宮から順に廻るのが良いそうですが,それはまたの機会としましょう.

あと,伊勢神宮の正式な名称は「神宮」.“伊勢” を付けなくても “神宮” だけでよいのだそうです.
他の神宮(明治神宮とか熱田神宮など)と区別するために,伊勢神宮とか伊勢の神宮と読んでいるそうです.

で,その神宮ですが,いかにもというような日本らしい自然に囲まれ,その中に溶け込むように社が建っています.
他の国々にあるような派手な宗教施設ではありませんが,厳かな空気は聖地としての雰囲気を十二分に醸し出しています.
ただ,今の季節はあまりにも人が多くて賑わい過ぎで厳粛な感じは薄く,レジャー施設のようで残念です.

もっとも,伊勢神宮は江戸時代から “お伊勢参り(お陰参り)” として楽しみの少ない当時の庶民のレジャーだったようです.
「一生に一度は伊勢参り」を合い言葉に,地域住人がお金を出し合いながら(これをお伊勢講というそうです)一人が一生に一回は伊勢参りの旅に出るという企画を催していました.
そういった意味では,ごちゃごちゃワイワイしているのも昔ながらの伊勢神宮を楽しむ醍醐味なのかもしれません.

現在では,今日の日にあたる1月4日(仕事始め)に総理大臣をはじめ,政治家がが参拝するのが慣例になっています.
私が参拝している時は自民党の谷垣総裁が,ポッポ総理は私がちょうど帰った午後に参拝していました.

さすがは聖地・伊勢神宮.
いつもは靖国だのなんだのと “政教分離” にうるさいマスコミを沈黙させるほどの威厳があります.

警察がウヨウヨ,右翼もウヨウヨいて物々しいことになっていましたが,伊勢神宮の最盛時期である空気を感じることができただけでも来た甲斐があったというものです.


帰り路.
朝っぱらから凄い数の車が駐車されていて「さすがだなー」 と驚いていたのですが,昼になってさらに増え,どれだけの車が来ているのかわからないほど.
さらに高速道路.伊勢神宮の参拝客でしょう.もの凄い長さの渋滞.

毎年の初詣参拝客数ランキングでは明治神宮が第1位になりますが,これは首都圏という立地条件が影響しているでしょう.
“遠路遥々やってくるランキング” とかがあったら伊勢神宮が1位になるんじゃないでしょうか.


あと3ヶ月. 他にも廻るところの目ぼしをつけとかないといけませんね.
お次ぎは熊野古道,熊野那智大社あたりに行ってみようと思っています.

2010年1月2日土曜日

正月


明けましておめでとうございます. 今年もよろしくお願いします
1年だけのブログのつもりでしたが,今年も続けることにしました.

今年は私の仕事が変わることもあり,そうした日々の変化を通して見えてくる事柄も書き綴れたらなと思っています.これからもよろしくお願いします.


さて,全国的に寒い正月となりました.地球温暖化なんてなんのその,依然と寒い冬が毎年訪れます.
「今年は暖冬」,などという噂もありましたので期待したのですが,どうやら今年も寒い日々のようです.
今回は実家に自動車で帰ってきたこともあって考えさせられたのですが,さっさと高速道路無料化にしていただきたいものです.
そしたらCO2をガンガンばらまけて,寒い冬から開放されると思うんですけど.

鳩ポッポ首相が年末に滑り込みで決定した懸案に 「ガソリン税率維持」 というのがありますけど,なんてことしてくれたんだという感じですよ.
これじゃガソリンをジャブジャブ使えなくてCO2も出せません.
民主党は選挙の時に 「ガソリン税を撤廃する」 と言ってたくせに,どうやら自己矛盾に気づいたようです.

そりゃそうです. “エコ” とかいう得体の知れない新興思想のために,CO2排出規制を大幅増にするとかぶち上げたくせに,CO2を排出しやすくするためにガソリン税を撤廃するだの,高速道路を無料化するだの訳解んないこと言ってたのですから.
そりゃ,突っ込みどころ満載なマニフェストですよ.

ですからね,いっそガソリン税撤廃どころか税金投入して石油の値段を大幅減しちゃえばいいと思うんです.
国民にはジャンジャンバリバリと石油を使ってもらうと. 企業にも石油製品(ビニールとかプラスチックとか)もガンガン作ってもらうんです.
そしたら,早い時期に石油が地球から無くなるでしょ.それが狙いです.

こうなれば石油を使いたくても使えなくなるんですから,嫌でもエコな生活や製品が必要になります.
粋がって京都議定書とかCOPとかで,どう考えても達成不可能なCO2削減目標掲げてますが,どうしても目標達成したいのであれば石油を必要としない地球にするべきです.

考えてもみてください.
暖化対策の製品を作ってますけど,それはCO2排出が低減されているだけで,不排出になっているわけではありません.
すぐに温暖化するか,ジワジワ温暖化するかの違いなわけです.

CO2(二酸化炭素)の温暖化効果をトンデモ科学ではなく,真面目な科学として考えればたいした温暖化作用はないのですから,景気対策も含めて石油を景気良くばら撒けばいいのです.
それにECO製品を作るのに新たな製造ラインを作らなければならないのでCO2を追加排出しています.ECO対策には皮肉がいっぱいです.

例えば,ゴミ問題の分別などECO対策を徹底することで,ペットボトルの製造本数が増加したり,電気使用料を減少させようとしていながら電気自動車を普及させようとしている,というたいそう面白い話もあります.
たしかに昔よりもペットボトル製品を見る機会は格段に増えましたし,電気自動車を動かすための発電にCO2を排出しそうなものですが.

そんなこんなで,いろいろ話しましたけど寒いのが苦手な私としてはちょっとぐらい暖かい冬が来てくれることを望んでいるのです.