2010年10月31日日曜日

伝説の教師

2010年,日本国の首都で伝説の教師が誕生しました.

その男は大阪から東京に還っていった例の伝説のスーパーファンタジスタだったのですが.
教員採用試験に合格してしまったのです.

これで東京都はオシマイです.
1000年は草木も生えない状況になるでしょう.
首都移転について真剣に考えなければいけません.


実際のところの首都移転ですが,栃木・福島,岐阜・愛知あたりが候補のようですね.
近畿圏は自然災害のリスクが高いことと交通網が不十分なため候補には入っていないそうです.
実際は.

たしかに実際,私は以前愛知県に住んでいましたけど,意外と自然災害の記憶がありません.
そういう意味では愛知県とか首都にいいんではないでしょうか.
実際は.


ところで,今日の朝その伝説の教師から電話がかかってきて,
「ぜんぜん試験勉強せずに合格しちゃいました.(7月に1次試験があるのに)6月から勉強始めて,このブログを試験対策にさせてもらいました」
とフザけたことを言っておりました.

このブログが役に立ったのはいいのですが,世間で血眼になって勉強している人たちが不憫でなりません.

試験の論文とか面接で主に参考にしたブログ記事は,今年の7月のスポーツマンシップに関する記事8月の就職・面接に関する記事だったそうです.
これらを丸暗記して試験対策にしたそうです.
でもまぁ,今後もこういった役立つ情報は載せていきたいと思います.
東京都民のためにも,彼にはこのブログで勉強していってもらいたいところです.
これは先日の記事でもある,「Webで学ぶ」というところにもつながります.


本人は「教員採用試験は勉強とか実技が出来るかどうかではなく,“人物”を見ているのでは?」と笑えない冗談も口にしていましたが,合格できた人なら何とでも言えます.

まぁ,それはそうでしょうね.
それこそ,“人物” を見ることが多い仕事に就いている私としても,「勉強が出来るかどうか?」っていうことよりも,「きちんと出来るかどうか?」 の方が重要なのはわかります.

「入学させたい学生」 を挙げろと言われれば,勉強できるかどうかではなく,真面目かどうか,が最も重要な気がします.
ぜんぜん勉強できなくてもいいから,成長しようとする意志があるか,それが大事です.

秀才を集めて 「最先端のスキルを持った人材」 を輩出する大学ならまだしも,私が赴任しているような大学ですと 「幅広い視野と協調性を持った人材」 の排出が大切になってきますので.


ファンタジスタの彼自身,エキセントリックな言動が多い変人であることは間違いありませんが,いい意味で「おもしろい」奴でもあるのです.
私が組織の長であれば,一人は置いておきたい人間であることに違いありません.
こういう人間こそが組織に化学反応を起こしてくれるような気がするからです.

即戦力として役立ってくれるとは考えていませんが,そこにいることで何かしら有機的な現象を起こしてくれる人間というのは貴重です.

2010年10月25日月曜日

夢があることと,語れること


自分ところの学生と話をしていると,就職云々の前に,そもそも「勉強するとはどういうことか?」が固まっていない人が多いような気がするんですね.
明確な正解がある問いでは無いのですが,少なくとも「私はXXだと思っている」と答えられるようになってほしいものです.

こうした問いについて,最近おもしろい本を見つけた(今日読んだ)ので取り上げます.
以前紹介した本の続編でもある喜多川泰 著『「手紙屋」蛍雪篇』です.以前の『手紙屋』は就職活動版だったのですが,今回のは受験勉強版ということになっています.

なぜ勉強しなければいけないのか?勉強するとどんな良いことがあるのか?
といったことについて,主人公が悩み,それに “手紙屋” が応えていく形式で物語が進んでいきます.

ボリュームが少ないわけではないのですが,アッという間に読み終えることができます.
ストーリーはサクサク進んでいきますし,そこで語られる事には有益な示唆が含まれています.

興味深かったのは,「最近の高校生や大学生は,なぜ夢が無いのか?」ということについての “手紙屋(著者)” の考え.
「夢が無いのではなく,夢が語れない」のだというのです.

自分の持っている夢が実現できないことを知るのが高校生や大学生の時期であり,将来のために必要な時期でもあるのだとします.
子供の頃は誰でも夢を語ります.
多くの場合,それは「自分のためだけの夢」であることが多いのです.
・カッコ良くみえる
・お金がたくさんもらえる
・好きなことだから
・成功しているとみられたいから
こうした理由で持っていた自分の夢のほとんどが実現できないことで,非常に困難な道であることを知るのです.

というわけで,この時期の人に
「夢は?」
と聞いてみると
「まだ決まっていない」
というステレオタイプな回答が返ってきます.

でも,こうした人も再び夢を語るようになるのです.
それは,社会人になり,仕事を始めて暫く経ったときです.

居酒屋では中年サラリーマンは愚痴と自慢話を語っていますが,20代サラリーマンは夢を語っています.
かくゆう私もそうです.
この本を読んでいて,私たちの世代について見透かされているようでビックリしました.

社会人になってから語る夢は,子供の頃の夢とは違います.
「現実的になった」のではなく,
「社会的になった」のです.

それはつまり,自分が社会にとってどんな貢献ができるか?という夢が芽生えるのです.
自分の立ち位置が見えてくれば,そこから動き始める「夢」があるものです.

今の私の夢は,過去の私の夢とは大きく違います.
「〜〜のような凄い人になりたい」というものから,「日本にとって重要な人材を排出していきたい」というものになっています.
気がつけば,周りからの自分の評価を気にすることは小さくなっています.
以前は「凄い人になりたい」というだけあって,その評価を大事にしていたのでしょうけど.

評価を全く気にしないわけじゃないんですけど,立場を危うくしない程度に適当に調整しといて,それよりも大事なことを成し遂げたいという気持ちの方が,自分にとって「夢」の部分なのです.

学生時代に考えていたことを思い出すと,今の私の「夢」は想像もつかない不思議なものです.
人は変わらないとも言いますが,変わっているものも確かにあるのです.
     

2010年10月20日水曜日

将来の教育像



最近は梅田望夫・ 飯吉透 著 『ウェブで学ぶーオープンエデュケーションと知の革命』を就寝前に読むようにしていまして.
読み始めたらすぐに寝ていたので,全体を把握するのに時間がかかっていました.
非常に面白い視座が書かれている本です.

要は,
“これからはインターネットを通じた教育や学習がメインになる時代”
ということを丁寧に解説した対談本.
漠然と,「これからはネットの時代や〜!」と知ったかぶりしているわけではないので有益です.

特に関心があったのは,発展途上国ではインターネットによる学習がその国の高等教育を変える,というもの.
途上国には大学はあるものの,そこでは満足な高等教育が施されていないのだそうで,それを打開できる可能性があるのはMITやハーバードといった大学が提供する教材や講義ビデオなどです.

iTunesUにもアップされているとのことで,私も見てみました.
たしかに,こうした教材や講義ビデオには利用価値はあるかな,と感じました.

また,インターネット上だけで開講された授業,課題・テストを駆使するウェブ大学にもその可能性が秘められています.
日本にもサイバー大学というのがあります.
アメリカでは,ネット上でのやり取りだけの大学もだいぶ認知されてきたようですし,その卒業生も活躍できているそうです.

途上国としても,わざわざ国内のどこかに敷地を用意して大規模な設備を建て,多数の教員を招集しなくても,学生をさばく事務所とサーバーがあれば高等教育機関を開設できることは大きなメリットです.

テキストはどうするんだ?という問題も,ネットで解決する日も近いのです.
書籍のデジタル化はホットな話題ですし,iPadやキンドルといったデジタル書籍のハードもこれから整いつつあります.

我々としてもPDFとして論文が出回ることによる恩恵は十分承知していることです.
さらに,今日のCNNニュースでは
『「死海文書」をデジタル化,ネット上で全編公開へ』
というのが取り上げられていました.
“しかいもんじょ”と読みます.ユダヤ教や原始キリスト教を研究する上で重要な人類の宝ですが,その貴重な存在故になかなか表に出てこない逸品です.

一回しっかりデジタル化してしまえば,あとはネット上にオープンに公開して研究や教材として自由に利用できるということです.
凄い時代になりました.チョッと前のSFの世界ですね.

こうした取り組みは,他の分野にも波及していくでしょう.
私たちスポーツ科学としても,例えば一流スプリンターや野球選手,サッカー選手の動作をスロー映像としてアップしていくのもアリですね.
最近はそんな映像を撮るのもアップするのも苦ではなくなってきました.

“アップはしとくから利用は自由に” というスタイルがネット上で広まることの現実性が見えてきました.
これからのWebによるオープンエデュケーションの可能性を感じます.
 

2010年10月16日土曜日

採る側として

今日は大学の入学試験で面接官を担当しました.
そこで感じたこと,気がついたことを取り上げようと思います.


就職など,他の面接でも言えることですが,採る側の身になって対策を考えることが大事です.

「自分の言いたいことをいかに上手く伝えられるか」
なんて面接ハウツーがありますけど,これウソです.

それよりも,
「相手が求める事をいかに伝えられるか」
を大事にすべきです.
なので,事前準備が大事です.どういう人間を合格,または採用しようとしているのかを研究する必要があります.
それさえ掴めれば,キャスティングボードは握れます.

書類の書き方も非常に大切.
実際,面接する側としては準備にかけられる時間は少ないのです.面接資料の確認なんて当日の面接前の数分だけですよ.シンプルなことを書いてもらった方がプラス評価につながります.
なんせ,こっちとしては面接とか試験を専門に仕事しているわけではありませんから.普段の仕事に追われているのです.
ごちゃごちゃしたこと書かれるとイラッとするくらいです.


演技力も大事ですね.
いかにも用意してきた解答,というのは強烈にマイナス印象です.
宙を眺めながら思い出すように答えられると,
「んんー・・・・」
と,うんざりしてしまいます.
少なくともバレないように答える演技をしてほしいものですね.

間違ってもらっちゃ困りますが,だからといってその場の思いつきやインスピレーションで答えられてもダメ.
そういうの,こちらとしては結構バレています.節々から適当さが滲み出てきますから.
事前準備せずに面接,というのはあまりオススメしません.

ではどうすればいいのか?というところですが.
意外かもしれませんが,社交辞令の言葉を交えつつ,営業トークがベターです.
要は,しっかりと大人のコミュニケーションがとれることをアピールできればOKなのです.
ポイントは3つ.
1.これまで自分が何をしてきたか
2.現在どのような考えを持っているか
3.その上で,これから何をしたいのか
過去・現在・未来の流れを統一して答えることです.どんな質問であれ,この流れを基本として解答を構成しましょう.結構これが出来ない高校生が多いのです.

具体例を使ってアピールしてください.
できることなら,“アピールしないようにアピール” してください.

「あなたの性格で長所だと思うところは?」
という質問に,
「明るく,周りの人に元気を与えることができます.いろいろな活動でもリーダーシップを発揮していました」
こういうの,判を押したように皆が答えます.ビックリするくらい皆が同じ解答です.
聞かされる方としては,つまらないのです.

こういう場合,例えば
「電車でおばあちゃんを座らせてあげようと思い席をゆずったら,「大丈夫だから」と言われたんですけど,それでも座らせようとしたらケンカになって周りの人に笑われました.みんなからは強引な性格だと言われます」
みたいなことを答えて,「エヘ!」と笑顔を見せましょう.
聞かされる方としては,明るく元気でリーダーシップがとれそうなイメージが沸きます.

ウソでもいいんです,作り話でもいんです.鉄板ネタを用意しておくと便利です.
つまり,これが事前準備された営業トークという意味です.
どの面接会場でも同じネタを使いましょう.同じネタを言ったところで,誰にもバレませんから.

2010年10月15日金曜日

名言とともに

今日は粋な名言を集めてみました.
何かの折に使ってみたいんだけど,くさすぎて使えそうにない名言の数々です.


「本当に大切なものは目には見えないんだ」
星の王子様:サン=テグジュペリ
典型的な名言です.いろいろなところでパクられていることでも有名です.いろんな安物ドラマや小説で引用されているようですが,出典は『星の王子様』です.


「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ」
山本五十六:連合艦隊司令長官
指導者や教育者を経験した者にとっては納得の名言です.ホント,この通りですよね.さすが大日本帝国海軍の司令長官にまで上り詰めた指導者は悟っています.
でも,たいていのコーチや教師はこれを面倒くさがります.「言って聞かせて,やらせる」だけが多いのが現実.そうはなりたくないものです.


「人は不合理、非論理、利己的です。気にすることなく、人を愛しなさい。
あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。気にすることなく、善を行いなさい。
目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう。気にすることなく、やり遂げなさい。
善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。気にすることなく善を行い続けなさい。
あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。気にすることなく正直で誠実であり続けないさい。
助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。気にすることなく助け続けなさい。
あなたの中の最良のものを世に与え続けなさい。
けり返されるかもしれません。気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。」
マザー・テレサ:修道女
リアルな歴史上,最大の偉人である修道女の名言です.この名言に初めて出会ったとき,私,不覚にも涙が出そうでした.これぞキリスト教徒の鑑です.なんちゃって教徒は見習ってほしいものです.大学の教員となり,今一度この名言を読んでみますと,心に突き刺さるものがあります.もっと頑張らなくてはと,勇気をもらえる名言です.


「人は世界一のゴミ収集人になれる。世界一のモデルにだってなれる。 たとえ何をやろうと、それが世界一なら何も問題はない」
モハメド・アリ:ボクサー
オンリーワン=ナンバーワンということを的確に表した名言です.安直な「オンリーワンを目指そう」という言葉へのアンチテーゼです.人は生まれながらにしてオンリーワンなんて安っぽいワードもありますが,結局,オンリーワンであることは何かしらの道でナンバーワンであることなのです.


「不思議なものですが,人間,死ぬ気でやっても,なぜか死にませんな」
松下幸之助:パナソニック創業者
ちょっとやそっとのことで泣き言をいってられませんな.

2010年10月9日土曜日

驚異のニンジン


注文していたカーマイン・ガロ 著 『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』が届きました.
今読んでいます.

授業やプレゼンなどで使えそうな考え方やポイントが載っています.
特に気に入ったページは「一番大事な問いに答える」というところ.
聞き手がそのプレゼンに興味を持ってくれるかどうかの分かれ道ですね.一番重要なところだと思います.

どんなに劇的にプレゼンしても,どんなに工夫したスライドを使おうと,聞き手が知りたい情報が得られないと判断したらそれで終了です.
逆に,どんなテーマであろうと,どんなモノが対象であろうと,ここさえ発見できたら良いプレゼンになり得るのかもしれません.

全部に目を通しましたが,結局これって研究論文にも言えることだな,って.
他にも「シンプルに」とか「ストーリーをつくる」なんていうのも,指導教員に叩き込まれたことと見事に一致します.
なるべくテーマを一つに絞って取り上げていく,一つの論文で全部語ろうとしてはいけない.なんて,よく言われましたが,いざ書こうとすると,あっちこっちから話題を取り入れたくなるんですよね,これが.


ところで,この本と一緒に購入したのが,高麗人参(朝鮮人参)のサプリメントです.
本当に “効く” ということなので,騙されたと思って買ってみました.プラセボ効果くらいは期待しています.

どんな効果かと言うと,


「頭が良くなる」


というもの.
ウソではありません.マジです.この私が本気にしているんだからよっぽどです.
効果がないという結論が導かれる研究が出たら教えてください.飲むのやめます.

池谷裕二・糸井重里 著『海馬』で取り上げられていました.本当に効くということで.
著者の脳科学者・池谷氏はこれについての研究をストップしたそうですが,他の研究者は続けているそうで,実際,PubMedで調べたら出てきました.ヒトとかラットを使って研究されています.
もう一人の著者は徳川埋蔵金を掘ってたりする怪しい人ですけどね.対談本なんで大丈夫でしょ.

ほんの少しの量で効くそうなので,サプリメントのパッケージに書かれている推奨量の半分だけ飲むことにしました.

まぁ,高麗人参の効能は他にも冷え性とかがあるんで,これにも効いてくれたら一石二鳥.
というか,ガラにも無く冷え性で悩む男としては,こっちに効いてくれさえすれば御の字です.
低血圧を治すために,暴飲暴食を心がけ,塩分を摂り過ぎるように注意する生活はしんどいです.
ジョギングも日課になってきて健康的な生活を送ってしまっているので,ここいらでテコ入れが必要かもしれません.


これから授業が本格化してドタバタが続きますし,徐々に冬に向かい寒くなってきますので,高麗人参の効果が出てくることを期待しています.
       

2010年10月6日水曜日

林檎の種


今回,初めてDVD映画を購入しました.
中古ですが,衝動買いです.
以前から気にはなっていた「AppleSeed」というSFアニメです.

DVDと言えば,私は一時期TSUTAYAで借りまくっていたことがありました.
学生時代,「夏休み中に100本の映画を見る」と目標を立てて,当時あった(今もあるかは不明ですが)レンタル100円クーポンを使ってドッサリと映画漬けになった時期があります.
100本見ても100円クーポンを使えば,トータル1万円.決して高くない経験だと割り切って実行です.

計画的に見れればいいのですけど,用事が重なるなどして返却まで残り24時間というところで,残り10本が未閲覧という時もありましたね.
10本を気合いで見続けた,という日もありました.
1本約2時間ですから,まぁ,そういうことです.
学生ならではの荒技です.
こういう経験こそ学生時代にやっておくべき事の一つだと思います.
今の学生達にも,そっとそのように指導します.

スポーツのトレーニングや練習なんかもそうですが,質と量,両方を高めた期間を作ると,その後一時的に一気にへたってしまいますが,そこから超回復現象が起きます.オーバーリーチングと呼ばれる現象です.
これで映画に関する「見る目」が少し育つのです.
これは,1年くらいかけて100本見るのでは育たない感覚・機能です.2ヶ月で100本だからこそです.

話のパターンだとか,カメラワークだとか,演技の善し悪しだとか.
専門雑誌や解説書なんかを読まなくても映画通に少し近づきます.

別に映画でなくても構わないので,短期間にしょーもないことに対して濃厚な時間を用意するのは善い経験になります.
学生時代にお試しあれ.


前置きが長くなりましたが,「AppleSeed」のことを少し.
これは以前にも取り上げた「攻殻機動隊」と同様の士郎正宗・原作のアニメで,攻殻機動隊の世界のその後,という設定になっています.

サイバーパンク系のSF作品ですが,このアニメでは特にCGのみで作った映像が特徴的です.
CGを多用したアニメはどうしても安っぽく,子供っぽくなります.ディズニー・アニメがその典型です.
ところが,このAppleSeedでは全カットをCGとし,キャラクターの動きは実際の人(モーションアクター)の動きモーションキャプチャーして取り込んでいます.
そして “トゥーン・シェーダー(トゥーン・レンダリング)” によりCGを手書きアニメっぽくすることで,安っぽさをなくすようにしている意欲作です.

とにかく「こんな映像を作る事が出来るぞ!」という限界を探す要素の強い作品ですので,ストーリーの善し悪しはこの際あまり気にしません.
もともと原作の世界観がしっかりしているので,ストーリーに気を入れなくても大丈夫です.

攻殻機動隊(劇場版)では「人が人であるために必要なモノ」をテーマに据えていましたが,このAppleSeedでは「人類はどのように進化するべきか」がテーマです.
重厚なテーマを鮮やかな映像と共にすっきりと観ることができます.
   

2010年10月3日日曜日

うどんを啜る日


「日」です.「日々」ではないんですけど.

今日は思い立ったようにうどん屋を巡ってきました.

少しずつではありますが,外食先を開拓しています.
そうはいっても,住んでいるところ周辺には美味しいお店が全然ありません.かなり困っています.

できれば職場の行き帰りの途中にあればいいな,というところですが,これまで見つけることはできていませんでした.
近くにまぁまぁ食べれる味のお店が一軒あるのですが,いかんせん脂っこい中華料理で連続して行くことを躊躇わせますし,現在,尖閣諸島問題に直面している我が国のプライドとして躊躇します.

ここは思いきって気合いを入れて探してみようとGoogle Mapを開き検索.
そして和食に絞って探してみますと,以外や以外.めぼしいお店は全然ないのです.

Google Mapでしらみつぶしに当たって,「うどん屋なら体に優しそう」,ということで今日は現地調査を.

1軒目に行ったうどん屋は実は有名店なんだとか.
有名だというほど美味しくはありませんでしたが,無難な物を出してきました.
店員も気前の良いおばちゃんばかりで学生が働いている様子も無く,今後の常連として合格です.

2軒目は以前から見かけてはいたのですが,その店構えが悪すぎて足を運ぶ気になれず,すっかり存在を忘れていたお店です.
Google Mapのレビューでまずまずの評価だったので行ってみることに.
実際も,まずまずの味です.
日曜日ということもあるのでしょうが,家族連れが多いようで,ここも学生が来るようなお店ではありません.店員も家族でやっている感じで学生バイトではないようです.
ここも合格です.


とにかく店員が学生バイトであることはなんとしても避けねばならないですから.
これまでにも飲食店とかファストフードとか銭湯で怪しいケースがありました.
相手が2度見してきたら要警戒です.
そのお店には立ち入り禁止です.

この半年間で,安心して通えるお店が近くのスーパー,書店,古本屋,ホームセンター,コンビニ,そしてうどん屋くらいしかなくなってしまいました.
でもまぁ,これくらいのお店であれば生活には困らないのでいいんですが.

最近,学生の現住所を自由に閲覧できる機会にありつけました.
結構多いんですよ.うちの近所にいる学生.

ひっそりと生活するのも慣れてきました.