2010年11月30日火曜日

貧乏の本気

いろいろ学生と話をしておりますと,うちの大学の学生の生活状況はかなり良好だなと感じることが多いのです.

私が学生だった頃には考えられないようなエピソードや生活感覚です.


とは言え,最近の私も給料をもらうようになって生活が代わり,ふと昔を思い出してみると「荒んだ毎日だったな」と懐かしいものでもあります.

まず,
住んでいた下宿先がその地域最低価格であり,雨露が凌げる程度で,風と暑さは防げませんでした.
いかにも貧乏学生寮といった構えであり,今となってはいい思い出です.
今はレオパレスに住んでいますが,その高性能な住宅機能(すきま風が吹かない.シャワーがちゃんと出る等)に驚嘆しています.

大学院時代には,特に夏と冬は自宅よりも研究室にいる方が快適なので,実際のところ,研究室に住んでいた時間の方が多いかもしれません.
これについては以前の記事を参照ください.


次に食事です.
これは今とは大きく違います.
今のように,外食や惣菜,レトルト食品で済ませるようになったのは大学院に入ってからでしょうか.大学の4年生頃に気づいたのは,冷凍食品が意外と安く済むということ.
特にスーパーで半額セールなんかやってた日には,アホみたいに大量購入して冷凍庫に備蓄していました.
大学1〜3年の時には米を主体に玉子で攻めていました.時々ボンカレーとかを使って贅沢してみたり.
あとは鍋ですかね.ダシと簡単な食材があれば,いろいろな味にしながら毎日鍋です.余ったら朝飯が鍋です.休みの日は昼も鍋です.ずっと鍋です.

そう言えば,その大学で「セミナーハウス」と呼ばれる場所に,以前はパンの自動販売機が設置されていました.
実はその自動販売機,1週間に数回,午後8時頃になると中身を一斉に取り替えるんです.
そして,取り替えた古いパンはそこにあるゴミ箱に捨てられていました.
ハイ,私,それを漁っていました.
捨てているパンも賞味期限は0〜1日の余裕がありますので,それを溜め込んでおけば結構な食料になります.
指導教員にその話をしたら「もう少しマシな生活をしなきゃいけないよ」と,大塚食品のサンプルをもらえました.

基本,財布に千円札が1枚あれば1週間は生きていける,という計算をいつもしていたことを思い出します.
今じゃ考えられませんね.凄い日々を過ごしていたもんです.


着るもんもジャージが基本で,私服なんて着てたかどうか怪しいもんです(いや,着ていない).
今思うと,ショッピングモールとか街中をあのジャージで歩いていたかと思うとゾッとします.

学外授業であるスキー実習でも,スキーウェアなんて高価なものは買えませんし,レンタルするのももったいないので,カッパで行きました.Kappaではありません,合羽です.
シャツとトレーナー,それにいつものジャージを着て,その上にカッパを羽織ればアラ不思議.スキーウェアに匹敵する機能を持ったウインタースポーツギアの完成です.

靴も基本は1足.ミズノ・ウェーブ○○,というパターンが多く,なぜかってこれが一番機能と耐久性のバランスが優れていたからです.
もちろん,靴を買い替えるタイミングは底に穴が開いてから.雨の日に履くのが困難になってからです.

移動手段も今では自動車が手放せませんけど,ずっと自転車.
自分のATPを消費するので経済的です.
クロスバイクが基本スタイルでして,ママチャリのような運搬能力を削ってでも機動性を重視しています.
背中には大型リュックサック,これ最強.
高機動性を維持しつつも,高い運搬能力を付加した貧乏男子学生の決定版です.


大変な暮らしをしていたように感じますが,当時は当時で楽しかったのです.
他にも面白いエピソードはありますので,ちょこちょこ出していきたいと思います.

2010年11月26日金曜日

三菱の本気


龍馬伝が今週末で最終回を迎えるようです.

この物語は三菱財閥(現・三菱グループ)の創始者である岩崎弥太郎の視点から語られる物語です.
ところでこの三菱は,その強大な経済力と科学技術力を使って過去いくつもの軍事兵器を作ってきました.
その傑作ともいえる逸品が「零式艦上戦闘機」通称ゼロ戦と呼ばれる戦闘機です.

戦後,こうしたハイスペックな兵器を作らせないようにと,GHQは三菱財閥の解体と軍事兵器の開発に制限を加えたという経緯があります.

GHQの親玉であるアメリカは,日本の軍事兵器開発を抑える代わりに,自国の兵器を買わせることで利益を得てきました.
しかし,ここ最近では事情が変わってきており,特に航空兵器についてはアメリカも日本に何を買わせるか悩んでいるところがあります.

自国の最新鋭機であるF-22は強すぎることがネックとなっており,他国に輸出できるほどの余裕は無く,F-35についても開発の遅れが懸念されておりメンツが潰れることになっています.

日本としては早急に次期主力戦闘機を用意しなければならないのに,アメリカがこんな有様では頼りになりません.
ヨーロッパで開発されている最新鋭機であるユーロファイター・タイフーンも購入の視野に入れて検討されているようです.


ただ,外国製品を購入するばっかりではダメなことも事実で,少しずつではありますが,日本独自の航空機開発が進められるようになっています.
実際,日本の将来を見据えた戦闘機開発が行なわれており,いざとなったら自国で戦闘機生産ができるよう準備されています.

開発コード「心神」.
三菱重工によって日本オリジナルのステルス戦闘機が研究されているのです.

高い「ステルス性(レーダーに映らない能力)」と「運動性」という相反する能力を両立させることを目的として開発されているようで,ジェットエンジンのノズルを様々な方向に可変させることができるようにしているようです.
一般的に,飛行機の運動性(方向転換能力)は翼のフラップで得ますが,それをジェットエンジンのノズルを任意の方向に曲げることで強制的に方向転換できるようにしようというものです.
同様の機能はアメリカ最新鋭機F-22にもありますが,それを凌駕する技術を搭載する予定です.

ステルス性についても期待できます.
というのも,日本のプラスチックメーカーが作るステルス素材は各国がこぞって欲しがる素材であり,この点については世界最高の技術を持っています.

火器管制システムも,日本のコンピューター技術を持ってすればやりたい放題なものができます.

搭載兵器についても,日本の99式空対空誘導弾というミサイルは命中率が高すぎることで有名で,訓練や研究用に命中率を下げなければならないほどの優良製品です.

予定のスペックで収まればいいのですが,そこは変態技術者の宝庫である日本.
予定外のハイスペックになって完成しそうで怖いのです.

事実,なんだか分け解んない技術も開発されています.
UFOみたいに空中を浮遊した状態でさまざまな機動が可能な “物体” も開発中です.
YouTubeやニコニコ動画に開発映像が出ています.
さながらSFアニメの「ガンダム」に出てくる “ファンネル” のような兵器が開発されているのです.日本の技術者は変態です.
(“ファンネル” がどんな兵器なのかはググってください)

もうここまでくると,世界最強戦闘機ができない方がおかしいくらいです.
あとは,諸外国が「強力すぎる戦闘機を作るのはいかがなものか」などという圧力を賭けてきますので,それに屈しないようにするだけです.

日本が,そして三菱が本気を出せばこんなもんです.
21世紀のゼロ戦が完成する日が待ち遠しいですね.

2010年11月23日火曜日

北の国から 2010


北と南がドンパチ始めました.
今日のネタとしては絶好の素材ですけど,あまりにも月並みなネタでもあるので敢えて無視しようかとも思いました.

今日はこっちの大学に後輩が訪ねてきてくれたので,いろいろな話で盛り上がっていましたが,その最中にドンパチやっていたようです.
ところで,このドンパチの「ドン」はなんとなく解るんですけど,「パチ」ってなんの音なんでしょうか.鉄砲や大砲の音にパチってあるんでしょうか?

そんなことはどうでもいいとして,朝鮮戦争で砲撃が再開されました.
この朝鮮戦争ですが,多くの人が終戦していると思っていますが実際は停戦状態です.
なので今回のニュースで「第2次朝鮮戦争勃発」などと語る人は素人です.
停戦というのは一時的に戦闘を休止している状態なので,今回の戦闘は正確には「再開」です.

富士山がいまだに活火山であり,火山活動を終えているわけではなく “休止” していることと同じです.
富士山も,いつ噴火してもおかしくない状態なのです.

今日この大学に来ていた後輩は軍事関連の書籍を紹介してほしいとも言っていましたが,ちょうどいいネタが出てきましたね.
研究室で探していた本が自宅にありました.松村劭 著『戦術と指揮』
軍事における戦術を,元自衛隊陸将補である著者が解説しています.以前にも取り上げた本です.

この書籍を参考にしてみますと,今回の北朝鮮側の攻撃は明らかに牽制攻撃であり,なにかしらのメッセージを示すためのもので,南に侵攻するためのものではありません.
侵攻するのであれば,もっと周到な攻撃をしてくるはずですが,その様子がみられないからです.
それとも弾薬があれだけしか買えなかったのでしょうか?

一気に砲弾を叩き込んで,あとはいつでも撤退できるよう散発的な砲撃のみで守戦に転じる.牽制攻撃です.

問題はなぜこのタイミングで砲撃したのか?
米韓軍事演習への抗議メッセージにしては強すぎるような気もしますし.
今後の北朝鮮の外交態度をアピールするためのものでしょうか?

あとは中国がどんな対応をしてくるのかが興味深いところです.
一気に半島動乱へのシナリオへと動くことはないとは思いますが.

2010年11月14日日曜日

アインシュタインにタイピングさせるな


最近は社会学者であるピーター・ドラッカーのマネジメントに関する書籍がゾロゾロ出てきて,ひとつのブームになっています.
最近ブームに火がついた,といったような人ではなく,昔から高名な学者だったのですけど,なんか最近になって名前を見る機会が多いのです.

うちの大学でも,その経営哲学についてドラッカーから学ぼうという動きがあり,ただブームに乗っているだけなんじゃないか?という疑問を持ちながらも赴任初年度の私は付き従っております.

周りがあまりにも「ドラッカーはこう言っている」って言うもんだから,「一応どんな思想の社会学者なのかは知っておこう」ということで私も関連書籍を買って読みました.
ピーター・ドラッカー著『マネジメント』を読むのはめんどくさいと思ったので,Amazonとか書店で売れ筋として有名なものでいいやと思い,岩崎夏海 著『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』を購入.
だいたい分かりました.

経営者としての基本,マネジメントを考える上での理念を理解するにはドラッカーのマネジメント哲学は非常に参考になります.
ただ,「とても良いこと言うてますなー」とは思いましたが,基本は基本.それ以上ではありません.
マネジメントについて研究するなら必須の知見ですけど,実際じゃあどーすんだ,となると「それは各自が考えろ」となるわけでして.

別に批判しているわけではありません.
現代社会における経営哲学やマネジメント理論を構築するために必要不可欠なことを学べます.なんてったって,「現代経営学」と「マネジメント」の生みの親なのですから,そりゃそうです.

とは言え,現在進行である現代の経営学やマネジメントについての考えなのですから,そこで得られる知識というのは現在進行の社会そのものが体現しているものとも言えます.
つまり,別にドラッカーのマネジメントをわざわざ読まなくても,そこらへんの社会学者や経営者,作家が書いたマネジメントに関する知見でも事足りるとも言えるのです.

これを例えるなら,相対性理論という自然科学の基本を学ぶのに,わざわざアインシュタイン 著『光の伝播に対する重力の影響(他 関連論文)』を読まなくても,一般的な科学・物理学の読み物や雑誌を読めば済むことと一緒です.

人文学の色が強い大学ですから,原典を大事にしようという色が強いのかもしれませんが,そんなに肩肘張って学術的に取り組まなくても,マネジメントや経営っていうのはもっと泥臭い作業の連続だ,と生意気なことを言ってみたい私です.

アインシュタインで思い出したんですが,ドラッカーもいいですけど,彼より1世紀前を生きた経済学者にデヴィッド・リカードという人がいまして.
リカードも仕事をする上で重要なことを言っています.
「比較優位性の原理」
です.

今の日本の大学経営はドラッカーから始めるよりも,その100年前のリカードから始めるべきです.
「比較優位の原理」というのは,“アインシュタインにタイピングをさせるな” という比喩で有名な経済学の理論です.
ここにアインシュタインと秘書がいます.実はアインシュタインは秘書よりもタイピング(書類作成)が速いのですが,だからといってアインシュタインが秘書の代わりに書類作成をしてはいけない,というものです.
アインシュタインは研究に,秘書は書類作成に打ち込むことで,研究室という組織全体の仕事が向上するのです.

今の日本の大学は教員と職員の仕事がごっちゃです.
教員は教育と研究を,職員は事務と経営をするべきなのです.

例えば,教員は入試とかカリキュラムに手や口を出すべきではありません.
どんな大学を作るか?は経営者の考えることであって,教員は受け持った学生や与えられた授業を通じて教育に打ち込むべきなのです.

「うちはこういう大学を目指します.教員の皆さんは,そうなるよう仕事してください」と職員が言えないと,いつまで経っても大学のためにならない仕事(というか作業)を言い訳しながら続ける教員をのさばらせてしまいます.
「大学の職員力」なんて最近では言われていますが,こうした根本を問うものに出会うことがありません.
付け焼き刃な職員力の改善をしたところで,現状のまま進めれば職員のストレスと負担が増えるだけになってしまいますから.
       

2010年11月13日土曜日

常にユーモアを忘れず


今日は久しぶりの休暇.
これからずっと新年まで休みがとれそうにないので,ゆっくりしたいところです.

さっきまでニコニコ動画でアーノルド・シュワルツェネッガーが主演する映画を観ていました.
「シックス・デイ」です.
たまたま見つけて観ただけなので,別に今日はこの映画についてどうこう語る記事ではありません.
シュワルツェネッガーが主演する映画全般についてです.


DVD映画によくあるのですが,音声設定の副音声(?)で監督や出演者による解説やインタビューが収録されているものがあります.
本編を見ながら,同時に監督や出演者が「このシーンはあーだった.ここのCGはこーだった」という音声が入っているものです.DVDならではの“おまけ”みたいものですが,これを見たことがある人はいるでしょうか?
この「おまけ」,なかなか勉強になるのでオススメです.

以前,ターミネーター3のDVDをTSUTAYAで借りて観たことがあります.
その時もこの解説音声モードにしてみたのですが,ここではシュワルツェネッガー氏自身の「映画観」を語っていました.
氏いわく,
「私が出演する作品では必ず観客を笑わせるシーンを入れています(コメディであろうとシリアスなものであろうと).映画は基本的には楽しいものでなければいけない.それが私の映画づくりに対する姿勢です」

たしかに,氏が出演する作品にはどのようなものであれユーモラスなシーンが入っています.
声を上げて笑うようなシーンではないにせよ,気の効いたユーモアが必ず入っているのです.

氏が用いる「笑い」は,バカ騒ぎや下品なネタで誘う笑いではありません.「上品な笑い」です.
氏が演じるキャラクターは「一生懸命に取り組んでいる人(ターミネーターを含む)」が多いですし,実際,そういう性格を演じることが得意でもあるのでしょう.
こうした一生懸命な中にシュールなことを盛り込むことで笑いを誘うパターンが多いのです.
「こんな状況で,真顔でそんなことを!?」
というパターンです.
無理矢理笑わせようとせず,笑いたいときに笑ってもらえればいい,というメッセージ性が感じられます.

でも,これは「上品な笑い」をとる基本です.
笑わそうとする本人は笑ってはいけません.とぼけた顔,または真顔でサラッととユーモアを入れるのがポイントのようです.
本人は至って本気,という態度をとります.

これがうまいのが去年までお世話になった恩師です.
私も練習しているのですが,なかなかコントロールするのは難しいです.

私は女子学生を相手にする授業が多いのですが,この「上品な笑い」はきっと武器になると思っていますので日々精進しています.
下品で無理矢理な笑いを飛ばす教員が,裏で学生からひんしゅくを買っているのを目の当たりにしていますし.

ここにきてだいぶ,
「え!?今 先生なんて言った!?」
みたいな表情でネタに気づいて笑ってくれる学生が増えてきました.
あんまり連発するといい加減な教員だと思われますので,強度と頻度の調節が重要です.

シュワルツェネッガー氏と恩師を目標にこれからも勉強したいと思います.

2010年11月8日月曜日

尖閣衝突ビデオ


民主党のことについてはこのブログで今後触れないようにしようと宣言していましたが,かなりホットな話題になってきたので取り上げようと思います.
例の尖閣衝突ビデオ流出問題です.

ビデオ流出については,いつかはこうなるだろうと予測していたことです.
ビデオ非公開というバカな判断さえしなければ,こんな事態にはならなかったのに.
政府の頭が悪いと,こんな騒動になってしまうという良い例になってしまいました.

今後,この事態をどのように収拾するのか見物ですが,いずれにしてもタダでは済まないことは間違いありません.
中国に媚びるイタい政権を象徴する展開になってきました.
ここまでくると冗談では済まされなくなります.

それでも民主党にとっての救いは,まだ国民の多くがバカであること.
マスコミも援護射撃してくれていることです.
いまだに「流出元を捜査・特定する!」と息巻いていますが,そんなことよりも大事なことを先にしてください,と言いたい.

国民の目を覚ますには,早く誰かが犠牲にならなければなりません.
爆破事件とか狙撃事件とかが起きないか期待されるところです.

今回,動画が流出したことにより中国側からの衝突であることが誰の目にも明らかになりました.
つまり,日本政府と中国の言い分がウソであったことが分かってしまった事件なのです.
非公開にしていた証拠ビデオが流出したことは憂慮すべきことですが,流出しちゃったものはしょうがないわけで.
であれば,その流出した “真実” に基づいた外交をしなければならないのに,そうはならないのが民主党.

会社の部下の不注意で浮気がバレちゃった男が,妻への言い訳として「部下を糾弾して,バレた原因を捜査する」と言っているようなもの.
分かったところで誰も嬉しくないのです.

菅首相は「真相究明に全力をあげている」と記者会見で述べていますが,もうすでに真相究明なんて状況ではないので事態収拾に努めてほしいところです.

2010年11月7日日曜日

世界障害者野球大会

昨日・今日とスカイマーク・スタジアムで開催されている世界障害者野球大会を見てきました.
身体障害者(上肢,または下肢の障害)の野球の世界大会で,今回で第2回大会です.もう一つのWBCとも呼ばれています.
障害があるなりに工夫したプレーをしており,良い意味で「普通の野球」をしています.

「障害者なのに」とか「障害を乗り越えたプレー」といった表現が似つかわしくないほど違和感のないものです.
会場も「頑張れ,頑張れ」といった雰囲気ではなく,一選手として各々を評価しており,エラーすれば非難し,三振すれば冷たい目が注がれます.
障害者スポーツ(アダプテッドスポーツ)を競技スポーツとして成り立たせるためには,競技スポーツならではのこうした雰囲気が出てくることが重要だと思っていましたので,障害者野球については良い流れができているといった印象を持ちました.

やはり日本は野球への取り組みは熱いのです.
障害者スポーツの起爆剤としての可能性を感じました.


この障害者野球ですが,いつもうちの学生がボランティアとして参加させてもらっており,とてもお世話になっています.
今回もボランティア・スタッフを用意して参加させてもらいました.

うちの学生のボランティアは評判が良く,今回の世界大会にも是非にと呼ばれての参加です.
今回は世界大会だというのに格別の配慮をいただき,開会式や閉会式で堂々と前に出させていただきました.
学生達にとって,とてもよい思い出になったことは間違いありません.

来賓の方々も豪華メンバーです.
今年からいろいろとお付き合いをさせてもらっている県立総合リハビリテーションセンターの増田和茂さんを始め,一般の方にも知名度が高い人としては,福本豊,立浪和義,矢野輝弘といった元プロ野球選手にも参列していただきました.

大会の結果ですが,WBCと同様,日本代表が2大会連続の優勝ということで幕を閉じました.
障害者野球への取り組み自体,日本が一歩先んじているようです.
こうしたことが結果に反映されているのでしょう.
が,前回大会に比べ,今大会の方がハイレベルな戦いになっているようでして.
各国,日本に負けじと力を入れてきているようです.
今後の行く末が楽しみですね.

今大会では,懐かしい後輩たちにも再開しました.
誰かはこの大会の運営に参加しているんだろうな,と思っていましたが,案の定.

2年前の研究室のゼミ生や,学生時代にお世話になった(お世話した?)ソフトボール部の学生なんかが参加していました.
向こうはビックリしていましたが,こっちは想定の範囲内です.
「おぉ,何してんねん」と言う感じ.
こうした繋がりは大事ですので.
しっかり連絡先を交換して次につなげたいと思います.

2010年11月2日火曜日

博多どんたく

前任校の近くに博多どんたくラーメンを食べさせる店があります.
昨日は前任校にお邪魔していたので,せっかくだからと寄ってきました.
変わらぬ美味しさと変な緊張感を持ったお店です.
懐かしい味に舌鼓と愚痴を打った一時でした.

店内ではなく仮設テーブルを使って「外で食べる」というのもこの店ならではで.
この季節に「外で食べる」というのは,博多の屋台ラーメンを彷彿とさせる風情を楽しめます.
肌寒い中,厚着してチョッとだけ震えながら食べる「スタミナラーメン煮玉子入り」は格別の味ですね.もちろん替え玉(硬麺)します.
前任校での10年間を思い起こす嬉しい時間です.


いや〜〜,それにしても夕食を共にした後輩達の愚痴の凄いこと凄いこと.
修士論文前,就活中という状況もプラスαしているのでしょうが,とある人物のネタで3時間くらい持ち切りです.
ま,その人物については私としては4年くらい前から見切りをつけているので,ドーデモいいことですが.
にっこり笑ってサヨウナラ.これが社会の厳しさです.
私は冷酷なタイプなので,怒ったり態度で示さないですから注意が必要ですよ.


昨日は前任校で懐かしい友人にも偶然出会えるハプニングも.
お互い示し合わせたわけでもないのにバッタリです.

どっかで見たことある顔のヤツが歩いてるな〜,と思っていたら案の定.
妙にハイテンションになるので楽しいですね.
「久しぶりに会えて嬉しい」という価値観がわかってきました.
以前もそんなことを書いた記事もありましたが,そんな歳頃になってきたんですね.
これを見ている後輩諸君,そんな時期が皆さんにも訪れます.
その時はそれで楽しい時期ですので,大いに満喫してください.


以前の記事でも同じシチュエーションでしたが,今回も恩師からの突然の滅茶ブリ.
「おっ,今日,いけるか?セミナー.7時まで,いけるか?」

断れるわけないので,なんとかしてきました.そこは慣れたもんです.
こんなこともあろうかと.今回は私の過去のプレゼン・PPTデータを全て外付HDDに入れて持ってきていました.
「講義」というものに全く緊張しなくなっている自分も確認できました.場慣れしてきていることを感じています.

やっぱりこの大学に来たら面白いことが起こります.
いいですね.ホントいい大学だと思います.
自分の原点はココです.