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忙しかった4月と愚痴

長らくブログ更新をせずにおりました.
4月に入ってやっと2回目.
お久しぶりです.

というのも,新年度が始まったこともあってバタバタしていたこともありますが,「えっ,それって私の仕事?」「他に手伝ってくれる人はいないの?」と愚痴りたくなるような不思議な仕事のオンパレードでして,まさに “ブログを書く暇もない” というのがウソではない状態が続き,冗談じゃなく
自宅(起床)⇒コンビニ⇒大学(仕事)⇒ラーメン屋⇒自宅(就寝)
を繰り返していた1ヶ月です.

特に,学生たちが主体的に企画する地域交流イベントの指導 (つまり,あたかも学生たちが企画してるように見せかけて,実は我々教員が裏で糸を引くという寸法)が異様に手間取って面倒な事になってしまいました.

前述したように,“あたかも学生たちが自分たちで企画しているように” 見せかけておかなければならないので, “私たちって,学生なのに自分たちだけでこんなに出来た!” と錯覚させるよう仕掛けなければならないわけで.

これまた学生の出来なさっぷりがヤバくて,同僚の先生と一緒に学生たちに何度もキレかかりながら,
「わ~,皆すごいすご~い」
と,“●もおだてりゃ” ということで頑張ってきた次第です.

以前も書きましたが,私の大学教育のスタンスは
「日々の授業に価値はない 価値は大学生活全体を通して得られるもの」
というものですので,私としてはこういった授業以外の活動に熱心に仕掛けを施しておるのです.

とは言え,さすがに今回は疲れました.
神戸マラソンの時よりも疲れました.

具体的にどんなことをしているのかと言うと,今回は地域住民の方々を学内にお誘いして簡単な交流パーティーを開いたのです.
こういったパーティーの計画と実施を学生が中心となってやるというもので,直接的には企画・運営能力を養い,且つ,自分に何が足りないのか?自分は何が得意なのか?を気づかせる狙いがあるわけです.

小規模な大学ですし,失礼ながらそんなにキレ者が入学する大学というわけでもないので,こういう地道な活動が学生の能力アップにつながっているのを肌で感じています.
それに,いくら「日々の授業に価値はない」とは言え,そうした授業へのモチベーション・アップにつながってもいるのです.
自分に足りないものを直視できるわけですし,授業でやっていることが何に生きてくるのか理解しやすいのです.

私たち教員から「そんなんじゃ面白くないよ」と百回言われるより,子供から「お姉ちゃん,つまんな~い」と一回言われる方がどれだけ堪えるか.
そういう狙いもあったりします.

それが今回は結構あったので,ちょっと 「かわいそうだな」 とも思いましたが,これも修行です.
こっちにとっても修行です.

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