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7月, 2012の投稿を表示しています

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facebookはじめました

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グラスゴー出張中,同行していた大学院の後輩たちに誘われ,ついに私もfacebookを始めました. 「facebookとはどのようなものか?」 「リスクはないか?」 「どのようなメリットや機能があるか?」 いろいろ彼らから聞き出し,「ま,モノは試しだ」とアカウントを作成. いろいろ聞き出していた割に,結局どんなものか分からず,というのが現状です. 意外な友達と再開できたり,写真をアップできたり,メッセージを送り合ったり,というところなんだそうです. さっそく何人かの知り合いから「友達リクエスト」とやらが来ました. お~! と小さな驚きです. 卒業生からも見つかり,「お久しぶりです」のチャットもやってます. どうやって検索してるんですかね. 少し怖い気もしますが,しばらくは様子見をしておきます.

帰路

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もう少ししたらグラスゴーからの帰路につきます. グラスゴーからドバイへ.ドバイから関空へ,という経路. 関西空港に着くのは明日の夕方です. 真面目で健全な従業員である私にとっては不要な研修や会議など,大学のイベントの多くがこのイギリス・グラスゴー出張の間にあったので,それをスルーできたのは儲けものでした. こっちでじっくりと学会を楽しめると思っていたのですが,そう上手くはいかないのが世の中です. 今回のグラスゴーで目立ったのがポスター発表エリアの閑散ぷりとシンポジウムの空席,そしてシンポジスト,研究発表者の欠席ぶりです. 犯人は中国人です. オリンピックに合わせて開かれるこの学会(ICSEMIS2012). 前回が北京大会だったこともあってか,出席者の大部分が中国人だったのですが,その多くが学会そっちのけで遊び回っている状態. そりゃ私達も観光しているわけですから人のことは言えませんが,責任発表時間をすっぽかしたり,シンポジストとして出席しているくせに,出ない.司会が「シンポジストがいないので,このセッションはこれで終了します」とか言ってる状態. ポスターなんか,そもそも貼ってない. 貼ったとしても,その前で出席証拠写真をパチリと撮ったら会場を去っていく浅ましさ. やはり中国人.只者ではないようです. 次回のリオ大会に合わせたこの学会でも同じことが起きるのでしょうか. あまりにも酷かったので,いくらなんでも中国に抗議が入るのではないかと思うのですが. 時間です.そろそろホテルを出発します. ではまた日本で.

グラスゴーへの出張 兼 休暇

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先日よりイギリス・グラスゴーに来ています. 慌ただしい日々が続いていましたが,やっと落ち着いた時間を満喫できております. 学会への出席と研究発表が建前の出張なのですけど,私にとっては休暇の意味合いが強い逃避行です. 前任校からも何人か先生方が来られているのですが,このうちの一人の先生もどうやら「逃避行」として出張しているようです. やはり同じ穴の狢.蛇の道は蛇でございます. 2010年のテニス・オーストラリアオープンの視察の時と同様, ■ オーストラリア 学生や知り合いが絶対いないという安心感と開放感は格別です. オーストラリア・メルボルンもイギリス風の街ですが,今回のグラスゴーでも感じたのが「落ち着ける場所」. かなり日本と同じ雰囲気があります. そして写真のような街並みがずっと続きます. 日本も,こんな調子で和風の街並みをデザインすると面白いのですが. 不安だった食事もまぁまぁ(イギリス人にやらせてはいけない職業はコックと言われるほど,イギリス料理の味の悪さには定評がある). 私は苦になりません. むしろ,普段の私の食事のほうが劣悪なのかもしれませんし. 帰国まで,あと5日. しっかりと気分転換をして帰りたいと思います.

続・農業のこと

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以前, 浅川芳裕 著『日本は世界5位の農業大国』 を引用しながら, ■ 農業のこと と題して日本の農業の底力を紹介しました. ところがその後,まずは2010年10月にTPPなどという農業の力を削ぐような政策が持ち上がってきたかと思っていたら,あれよあれよと言う間に政府も「参加する」とか言い出して,のっぴきならない事態になっております. 追い打ちをかけるように東日本大震災が発生し,農家が多い東北が壊滅状態. これを機会に農地整備や港整備がされるのかと思いきや,のらりくらりと復興をエコノミカルに,あげくエコロジカルに進めてるもんだから呆れます. 私も昨年,ボランティアの引率として被災地に入ってきましたが, ■ 被災地に行ってきました そんな悠長な状態ではありませんでしたよ. ■ 福島原発事故について思うこと でも書いたのですが,風評被害が出るのは当たり前なのだから,ほとぼりが冷めるまで流通を止めりゃいいのに,「東北の農家のため」とかお涙頂戴を企んで風評被害を拡大させるようなマネまでしておりました. たしか,「東北の痛みを分かち合おう」とか言って,農産物を全国にバラ撒いてましたよね. アホです. 理論とか正論も大事なんだけど,ちゃんと“政治”をしてほしいのです. 飽きっぽいのが人間ですから,風評被害は時間の問題. あれだけ騒いでたのに,今ではすっかりなくなったでしょ.そんなもんです. ここいらで「東北の農産品は安全レベルなノダー!」とか触れ回ればトドメになるのに. 日本の国力を象徴する農業の行方が決まりそうな事態. 今回は,日本の農業について,別の視点も交えながら書いてみます. さて,先に引用した浅川氏が今年になって 『TPPで日本は世界一の農業大国になる』 とかいう本を出していました. う~ん....,これにはついて行けないなぁ.まだ読んでないけど. 「TPP+農業」はマズイでしょう. というか,TPPって貿易協定の皮をかぶった政治問題であって,農業にとっても日本自体にとってもメリットがない話です. 日本の農業の力を「経済力」でみると世界5位になるというのが浅川氏の主張.日本は立派な農業大国ですよ,ということですね.これには賛同できます. でもそれは “今” の制度下だからです. 今回