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井戸端スポーツ会議 part 22「高知ファイティングドッグスの新戦力」

こんな日が来ようとは,
藤川球児投手が高知FD入団へ 短期スポット参戦か
以下,そのリンク先記事の抜粋.
米大リーグ・テキサス・レンジャーズを自由契約となった藤川球児投手(34)が独立リーグ、四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグス(FD)に入団することが6月1日、分かった。1日、自身のブログで明らかにするとともにFDも発表した。8日に高知市内で記者会見する。FDによると正式契約はまだで、チームへの合流時期も未定。北古味鈴太郎オーナーによると、短期のスポット参戦になりそうだという。(高知新聞2015.6.2) 
同郷・同年代の者として,素直に応援したいです.
しかも彼にとっても故郷のチームである高知ファイティングドッグスですし.

藤川選手のような四国・高知ゆかりの一流選手が,コンディショニングがてら,もしくは引退の場として四国アイランドリーグに来てもらえたらいいなぁって妄想しておりましたので.
今回のニュースは嬉しい限りです.
(観戦する機会が無いのが残念!)

「コンディショニングや引退の場として入団するのはどうか? 同リーグのチーム,選手に失礼ではないか」
と思われる方がいるかもしれませんが,もともと四国アイランドリーグは「日本プロ野球」や「メジャーリーグ」での活躍を目指す選手のためのステップとして機能させたいという理念があって設立された経緯があります(詳細はwikiを→http://ja.wikipedia.org/wiki/四国アイランドリーグplus).

四国アイランドリーグというのは私が大学を卒業する頃に始まった独立リーグでして,プロの夢を捨てきれなかった大学の同級生の中にも,このリーグへとチャンスを掴みに向かった者がいます.大成しませんでしたけど.

今回の藤川選手の入団は,彼が日本プロ野球(はたまたメジャーリーグ)に復帰するための足掛かりとして使うという意味で理にかなっていると言っていいでしょう.

それに,日本プロ野球とメジャー経験がある藤川選手が身近にいることは,そこでの活躍を目指す四国アイランドリーグの選手にとっても貴重なものとなります.
ジュニア選手においては尚のことですが,パフォーマンスアップのためには一流選手との交流から得られるものは非常に大きいと実感しています.

たとえ高知ファイティングドッグスが彼にとって最後のチームになったとしても,僕らの高知だからいいかなって思ってたりします.阪神ファンには悪いですが.


ところでこの四国アイランドリーグですが・・・.
その経営が厳しいということで,発足当初から問題視されていました.徐々に改善されてきたとはいえ,今でも順風満帆とは言えない状態は変わっていません.

私が大学生の頃も,よく友人たちと「アレって大丈夫なんかなぁ」と話していたことを思い出します.
実際,まさか10年続くリーグになるとは思っておりませんでした.
経営陣の努力の結晶でしょう.

派手ではないですが一定の成果を出し続け,地道にスポーツの普及と発展に貢献しているのであれば,まぁ,こういうプロスポーツの在り方もいいかなと.
学生の頃よりも,スポーツ界全体を俯瞰して見れるようになって,そう思うようになりました.

ちなみに私の四国アイランドリーグについての夢はというと,四国アイランドリーグ・オールスターで日本プロ野球オールスターに勝つことです.
そんな企画がいつかあると面白いだろうなーって妄想しています.

3月か11月くらいに大学,社会人,独立リーグ,NPBの選抜チームを作ってトーナメントみたいなのをやるんです.日程としては厳しくなるでしょうけど,何年かに1回くらいの企画として出来ないですかね.WBCみたいに.
何が起こるか分からないのがスポーツですから,大学だろうと独立リーグだろうと,優勝のチャンスはあると思います.