2017年5月2日火曜日

大学と弾道ミサイル

タイトル通りの話です.
私が所属する大学では,学内に「弾道ミサイルへの対応」を周知しています.
周知といっても基本的には以前の記事でもご紹介した,内閣官房・国民保護ポータルサイトの内容です.
Tomorrowはあるのか

わざわざ独自資料を作らなくても,例のPDFをそのままコピーして貼り出しとけばいいのにと思います.そのために作ってくれているんだろうし.
(これのこと↓)

あと,どうせならイザって時にキャンパス内のどこに逃げ込めばいいのかアナウンスしておけば親切です.

ただ,こういう周知がされると「じゃあ,学内のどこだったら生き延びることができるのか?」という会話が弾むので楽しいですね.

とは言え,結論的には「トイレと自販機が置いてある例の地下教室のあたりが一番良いだろう」ということになります.それでも,「どうせ大人数で逃げ込んだら全員死亡でしょ」となるわけで.何人までだったら閉め出せるか? という話で盛り上がります.
人がいない休みの日に,たまたま学内にいたら助かるのかもしれません.という程度の話です.

そうは言っても,大学キャンパスは対弾道ミサイルには優秀な施設だと思います.
通常の災害等で避難場所となる公民館や学校・体育館は,弾道ミサイルや毒ガス攻撃にはほぼ無力ですので.
分厚いコンクリートに囲まれ,それなりに水食料が確保でき,簡易的であっても密閉しようと思えば可能なところが多いのが大学です.
もしもの際には,大学に逃げ込んでみるのも手だと思いますよ.

いっそ,この機会に公的機関は「防災グッズ」以外に「空襲用シェルター(通称,防空壕)」の設置を義務付けたらいいのではないかと思わされました.
例えば,防災グッズ(特に水と食料,簡易トイレ)を収納しておく倉庫は,なるべく強度の高い換気フィルタ付きのコンクリート空間でなければならない,というのも規定しておくとか.それなら一石二鳥でしょ.

そう言えば,内閣官房のサイトでも避難訓練などの様子がアップされていますが,人口の少ない地域での限られた空間による結果のようです.しかも,訓練になってるのかどうかすら怪しいし.

もし都市部に落下したら,大混乱で交通網はストップ,身動きとれずに放射性物質拡散エリアから逃れられず,1週間以上過ごせる密閉空間も用意できずアウトって人が大量に出るのかもしれません.

諦めたほうが無難かもしれないですね.
むしろ,どのように「諦める」のかを議論するべきです.