2017年5月23日火曜日

ミサイルを連射している件

2回続けてウンコとかキン◯マの話をしたので,今回はそういうの無しの話をしたいと思います.

北朝鮮がミサイル実験をたて続けに実施していますね.
おっかない話です.

北朝鮮が弾道ミサイル発射 中距離の新型か(朝日新聞2017.5.21)
北朝鮮は21日午後4時59分ごろ、西部の平安南道(ピョンアンナムド)・北倉(プクチャン)付近から東方向に向けて弾道ミサイル1発を発射した。高度約560キロまで上がって約500キロ飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)外の日本海に落下した
こうした情勢を受けて,こんな話も出ています.
首相は公邸に住むべき? 民進・野田氏と菅長官が応酬(朝日新聞2017.5.23)
相次ぐ北朝鮮のミサイル発射などに迅速に対応するため、安倍晋三首相は首相官邸に隣接する首相公邸に住むべきかどうか――。首相が東京・富ケ谷の自宅から官邸に通うことを民進党の野田佳彦幹事長が「危機管理上、あり得ない」と批判すれば、菅義偉官房長官は「政府の対応はまったく問題ない」と反論し、応酬を繰り広げた。
どっちでもいい話だとは思うのですが,野田議員の方にやや分があるかなと思います.
なぜなら,もし菅官房長官の言うことが正論だというのであれば,緊急時にも迅速な対応ができる設備が整っている首相官邸なんて,そもそもいらないじゃないか,という話になるからです.

もっとも,安倍首相がこういう状態であることをもって,日本政府としては「北朝鮮のミサイル実験は脅威ではない」と判断しているであろうことが分かります.
本当に危機感があるのであれば,いくら安倍晋三とは言え官邸に住むはずですから.

もっと言えば,そもそも本当にミサイルが飛んできたところで,現在の日本は何もできません.
何か主体的に動けるような状態ではないし,そんな肝の座った政権でもない.
官邸にいようがゴルフコースにいようが,できることなんてないのです.
総理大臣による迅速な対応なんて必要ありません.
やれることは地震の時と一緒,所轄・現場レベルでの被害確認と救助.
それだけです.

ちなみに,私としても北朝鮮のミサイルは脅威と感じていません.
否,脅威と感じたところで何もできないのですから,いっそのこと脅威と思わないようにしています.

むしろ,日本政府としても同じことを考えているのではないでしょうか.
つまり,「北朝鮮のミサイルを本当に『脅威』だと認識してしまったら,『脅威』だということで対処しなければならなくなるから,面倒くさいのでいっそのこと『まだ脅威じゃない』ことにしておこう」と,そんなところです.
こうすれば,仕事も増えないし.

気持ちは分からんでもない.
ただ,これって端的に言えば,「無責任」ということですよね.
国家とその政府としては落第点です.

じゃあ,どこまできたら「脅威」になるのか?
それを判別するための基準となる尺度がないことが,我が国における最大の「脅威」ではないかと思うのです.
つまり,どこまでいっても政府担当者の「主観的感覚」が基準となっている.

そう言えば,この国の中央都市では,たかが魚市場ひとつの移転で「安心(主観的感覚)」と「安全(客観的基準)」の違いについて,バカみたいな議論が展開されていますね.

もうダメかもしれません.