2010年11月13日土曜日

常にユーモアを忘れず


今日は久しぶりの休暇.
これからずっと新年まで休みがとれそうにないので,ゆっくりしたいところです.

さっきまでニコニコ動画でアーノルド・シュワルツェネッガーが主演する映画を観ていました.
「シックス・デイ」です.
たまたま見つけて観ただけなので,別に今日はこの映画についてどうこう語る記事ではありません.
シュワルツェネッガーが主演する映画全般についてです.


DVD映画によくあるのですが,音声設定の副音声(?)で監督や出演者による解説やインタビューが収録されているものがあります.
本編を見ながら,同時に監督や出演者が「このシーンはあーだった.ここのCGはこーだった」という音声が入っているものです.DVDならではの“おまけ”みたいものですが,これを見たことがある人はいるでしょうか?
この「おまけ」,なかなか勉強になるのでオススメです.

以前,ターミネーター3のDVDをTSUTAYAで借りて観たことがあります.
その時もこの解説音声モードにしてみたのですが,ここではシュワルツェネッガー氏自身の「映画観」を語っていました.
氏いわく,
「私が出演する作品では必ず観客を笑わせるシーンを入れています(コメディであろうとシリアスなものであろうと).映画は基本的には楽しいものでなければいけない.それが私の映画づくりに対する姿勢です」

たしかに,氏が出演する作品にはどのようなものであれユーモラスなシーンが入っています.
声を上げて笑うようなシーンではないにせよ,気の効いたユーモアが必ず入っているのです.

氏が用いる「笑い」は,バカ騒ぎや下品なネタで誘う笑いではありません.「上品な笑い」です.
氏が演じるキャラクターは「一生懸命に取り組んでいる人(ターミネーターを含む)」が多いですし,実際,そういう性格を演じることが得意でもあるのでしょう.
こうした一生懸命な中にシュールなことを盛り込むことで笑いを誘うパターンが多いのです.
「こんな状況で,真顔でそんなことを!?」
というパターンです.
無理矢理笑わせようとせず,笑いたいときに笑ってもらえればいい,というメッセージ性が感じられます.

でも,これは「上品な笑い」をとる基本です.
笑わそうとする本人は笑ってはいけません.とぼけた顔,または真顔でサラッととユーモアを入れるのがポイントのようです.
本人は至って本気,という態度をとります.

これがうまいのが去年までお世話になった恩師です.
私も練習しているのですが,なかなかコントロールするのは難しいです.

私は女子学生を相手にする授業が多いのですが,この「上品な笑い」はきっと武器になると思っていますので日々精進しています.
下品で無理矢理な笑いを飛ばす教員が,裏で学生からひんしゅくを買っているのを目の当たりにしていますし.

ここにきてだいぶ,
「え!?今 先生なんて言った!?」
みたいな表情でネタに気づいて笑ってくれる学生が増えてきました.
あんまり連発するといい加減な教員だと思われますので,強度と頻度の調節が重要です.

シュワルツェネッガー氏と恩師を目標にこれからも勉強したいと思います.