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3月, 2022の投稿を表示しています

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「もし生まれ変わったら」なんて目を輝かせて言ってたくない|最近,「異世界転生系」のエンタメが多いらしい

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自信を失った結果としての転生系ブーム 最近,「異世界転生系」と呼ばれる分野のエンタメがブームらしいんです. って言っても,もうブームとしての波は去っているかもしれませんが. たしかに,私も何年か前からそういうタイトルのものを目にすることが多かったです. やっぱりブームだったんですね. で,今となっては「異世界転生ばかりでウザい」などと言われてもいるらしい. まぁ,それくらい猫も杓子も異世界転生になっているようです.     すみません,私はこの類の作品をまったく嗜んだことがないため,どんな内容なのか1ミリも知らないです. ただ,こういう「異世界転生系ブーム」については,ネット記事などでたくさん論じられているようで. その代表的な理由をとしては, 「日本社会の国際的立場の凋落,および日本人・個人の経済的困窮に端を発する若者の自信喪失」 ではないかとされています. つまり,自分自身および身の回りの「状況」があまりにも期待はずれで将来性が乏しいため,その「現実逃避としての異世界転生」がウケているんじゃないかってこと. もし自分が◯◯みたいな世界に転生したら(生まれ変わったら),自分にとって都合のいいストーリー展開が待っているんじゃないか,っていう期待と将来性を夢見ることができるというわけ. なるほどね. この手の作品をまったく知らないので,もしかすると的外れな見解になってしまうかもしれませんが,多分,こういう「異世界転生もの」のストーリーってのは, 「現世界の常識や法則性が通用しない『異世界』に迷い込んでしまったが故の苦労」 とか, 「転生したキャラクタ(身分,能力,生物としての特徴等)が背負っている宿命」 などはあまり考慮されず,逆に, 「現世界の常識や法則性をもとに,異世界や転生キャラが解釈されている」 というものなのかもしれません. つまり,異世界に転生することそれ自体を深堀りしているわけじゃなくて,異世界に転生したことによる冒険心の惹起がメインになっているのかな. であれば,日本の若者の「自信喪失」や「現実逃避」がブームの原因ではないか,という考察が出てくるのもわかります. ところで,こうした異世界転生系ブームで思い出すのが,B'zの「Pleasure '98〜人生の快楽〜」の歌詞です. 「もし生まれ変わったら」なんて目を輝かせて言ってたくない 「

桜を楽しむ|ライトアップして,ジョニーウォーカーを飲む

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仕事で使っている投光器を持ち出してきて,ライトアップに使ってみた 夜間・暗所の作業用にしている投光器. せっかく山の桜が満開になっているので,これを使ってライトアップしてみました. 使用した投光器はこちら. もう30年くらい経っている年代物の投光器です. 一つ300Wの非効率ライト. これを贅沢に2つ使用. ライトアップしたのは,昨日の記事でも紹介したこのオカメザクラ. それを同じアングルで撮影. ライトアップしたら,こんな夜桜になります. なかなかのもんです. 周囲は完全な山なので,ひときわ桜だけが浮かび上がって幻想的です. ミラーレスデジカメで撮影しようかと思いましたが,もう面倒なのでiPhoneにしました. 以前住んでいたところでは,川沿いの桜がライトアップされていました. あれはあれで良かったんですけどね. でも,こういうのって「公共物」って感じが強いでしょ. ランニングしているオッサンとか,いちゃついてるカップルとか,酒飲んで騒いでるガキと一緒に楽しむ夜桜ってわけ. それに比べると,この夜桜は完全にプライベートな空間ですから. なんせ,周囲には人っ子一人いない. 東屋でコーヒーとかウイスキーを飲みながら,ぼんやりと春の夜を楽しむことができます. 今年は例のタイワンザクラはライトアップしませんでした. 私としては,こっちの方が見栄えはするかなって思っているんです. 特にハクモクレンが. これをライトアップしたのがこちら. 2年前の記事からの画像引用です. Nikon V3で星空と一緒に撮影しています. もうこれ,撮影用のライトアップだったから,花見が楽しめていない. 家の者とも,来年はこのタイワンザクラをライトアップして花見がしたいねってことになっています. あと,意外に夜桜ライトアップに興奮していたのが,うちのネコです. ライトアップしたら,なぜか喜び勇んでその場に登場, ライトアップされた桜の木に登って,なぜかはしゃぎ回る. その様子がおもしろかったので,これも撮影. 今日の花見は,コーヒーとウイスキーだったという話をしましたが,ウイスキーは「ジョニーウォーカー」でした. 最近,ジョニーウォーカーの「スウィング」というのがお気に入りです. 瓶底が曲線になっていて,揺れる(スウィングする)のが特徴. どうやら,大西洋横断の豪華客船用に製造を始めたとのこと.

桜が急いで咲き出した

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大雨のあとには桜が咲いた この冬から春にかけてはずっと乾燥した日が続いていて,ちょっとくらいまとまった雨が欲しいなと思っていたところに,この土砂降りですよ. ここ近年の天気って,加減ってものを知らない気がしますね. 今日は雨がやんだということもあって山に登ってみたら,この2日ほどで景色がガラッと変わっていました. まず,桜が一気に開花. 先日まではちょぼちょぼと咲き始めていたところでしたが,今日は満開の様相. 東屋にしているところから,ちょうど花見ができます. 仕事が終わった午後からは,コーヒーを飲みながらくつろげます. ここにあるのはオカメザクラと呼ばれる桜です. この東屋,春の名物ですね. この道の先に進むと,現れてくるのがヤマザクラの大木. 例年,ここのヤマザクラは花を少し付けるだけだったのですが,今年は山を間伐したからか,結構な勢いで咲いてくれました. まだ八分咲きくらいですし,他の木もまだまだ開花途中なので,今後に期待です. ヤマザクラは白っぽい花弁をしていますが,それとは対象的に紅色をしているのがヨウコウザクラです. とても華やかですね. 手前の鮮やかな黄緑の葉をつけているのが,3月中旬には散ってしまっているカワヅザクラ. 中央右の白っぽいのが,いよいよ咲き始めた「THE・サクラ」であるソメイヨシノ. 左下に見えている紅色の花がヨウコウザクラです. それらの木の下から撮影したのがこちらです. 右側の紅色の花はツツジです. この山はツツジの群生地なので,揃い良く開花してくれると圧巻の眺めになります(サクラとも相まって,山全体が紅ピンクの春色に染まる). さて,今年はどうなるか. 他にも,雨の後にはシイタケが生えてくる. この山では,原木栽培をやってるんです.もちろん,自家用です. 秋から春にかけて,湿度が上がったら生えてくるので,大きくなったものから収穫して,そのまま焼いて醤油かポン酢で食べるのが最高. そう言えば,足元に目をやるとツクシが生えていました. こういうのをまじまじと見るのも,随分と久しぶりな気がします. これも天ぷらとか炒め物にすると旨い. 秋にはきれいな紅葉をみせるカエデですが... 冬には一旦すべての葉を散らします. で,この時期にまた葉をつけ始めるのです.こんな感じで. また山に変化があったらお届けします.

初めて咲いた白椿|タイワンザクラの葉桜

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幻想的に咲いた白いツバキ 一昨年から,山をチェーンソーで間伐しまくって遊んでるっていう話をしていましたが,その影響がいろいろと現れています. 日当たりがだいぶ変わって来たこともあって,この春は湿っぽかったところがカラッと乾いていたり,ずっと咲いてなかったサクラの木に花が咲いたりと. で,最近見つけた変化が,この白いツバキです. 父や母は,こんな白いツバキがうちの山にあること,その存在そのものをずっと知らなかったらしい. 日当たりが良くなったことが原因なのでしょうか,今年は花をつけました. 咲いているところはここ. かつては木々が鬱蒼と茂っていたところだったのですが,かなり切り空かしたのです. 画面中央部にツバキが生えています. 「心が洗われるようだ」とはよく言ったもので,思わず溜息が出るほど幻想的に咲いています. 来年以降も咲いてくれるといいですね. 今年も以下のように豪華に咲き誇ったタイワンザクラ&ハクモクレンですが,いよいよ散り尽くしてきました. 今では葉桜になっています. タイワンザクラの葉桜は,葉が赤いこともあって,これはこれで風流です. 納屋の青瓦とのコントラストも映えるので,我が家ではお気に入りのサクラです. そう言えば,オカメザクラも開花が始まりました. 庭に植えてある,美味しい果実をつけるモモの花も咲いています. あとはヤマザクラとヨシノザクラ. 特にヤマザクラがきれいなので,その見栄えを良くするために山を間伐してきたところでもあります. これが楽しみです.

ドラマ「インベージョン」を見ているよ|シーズン2はどうしよう

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ウイルスとかロシアとかが侵略してくる世界で ロシアによるウクライナ侵攻. もはやコロナ・ニュースは蚊帳の外の感があり. そんな現在のウクライナ国内では,新型コロナ対策ってどうしてるんだろうなぁ? なんて疑問はあるものの,それどころじゃないだろうなとも思う. ロシアもどうだろう? 行軍中のロシア軍内では,コロナ対策ってどうしてるんでしょうね. そんなタイムリーなニュースである「侵攻」について,まさに「インベージョン:Invasion」というタイトルのドラマがありました. 先日,アイザック・アシモフ原作の『ファウンデーション』が,Apple TV+でドラマ「ファウンデーション」として映像化されているよ,っていう話を取り上げました. ファウンデーションのシーズン1を見終わって,Apple TVのなかで「他にも面白そうなやつはないかなぁ」と思って探したら,「インベージョン」というドラマもやっているようです. インベージョン,つまり侵攻とか侵略をテーマにしているのですけど,どうやら,いかにもな「地球外生命体による地球侵略」を扱っているらしい. ファウンデーションと同様,昨年から配信開始されているApple TVオリジナルのドラマです. 未確認生物による侵略っていう話だから,昨年の時点であれば「コロナウイルスによる人類文明への侵略」と関連付けて考察されることもあったでしょうけど,今となってはロシア・ウクライナ間の話になります. 実際,ネットで「Invasion」って検索しようものなら,すぐに「ウクライナ」っていうのがサジェストされますしね. エイリアンによる地球侵略なんて,かなり使い古されたテーマですが,それだけに今回はどんな描き方をするのか楽しみではある. ドラマのトレイラーはこちらです. とりあえずシーズン1の10回分を一気見してみました. その感想ですが....,なんだかなぁ~って感じですね. ウィキペディアに評価があるので読んでみました. まだ日本語版ができていないようなので,英語版がこちら. ■ Invasion(2021 TV series) (Wikipedia:英語版) そこの,「ハリウッド・リポーター」というエンタメ雑誌に掲載されているというレビューが,まさに私と同意見です. 前半はなんだか面白そうだなぁと見入るものの,徐々に退屈になっていき,そして後半は意味

春になりましたね

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っていうか,暑すぎだよ 「ポカポカとした春の陽気」などといってられないほどの猛暑. うちの栽培施設も,突然の気温上昇についていけずにオーバーヒート状態になっています. 実際,温度計は27度を指している. 迷惑な陽気です. ただ,それだけに春色が一気に進みましたね. ずっと寒い日が続いていたので,そのギャップに悩んだり楽しんだりしている現状です. そんなわけで,最近の自宅周辺の様子を写真でどうぞ. 2月から最近まで咲いていたのが梅です. 春の訪れを真っ先に届けるのがこれ. 花が散ったあとは,実が大きくなってきます. 先週は裏山のカワヅザクラが咲き始めた頃でした. 我が家としては,春の訪れを強く感じさせる桜です. ところがこのカワヅザクラ,この暑さのためか,今年はあっという間に葉桜へと変貌. 今日に至ってはこんな状態. 葉桜であっても,これはこれでキレイと言えばキレイなんですけど. 今年はちょっと葉っぱ要素が強すぎですね. 一昨日から猛烈な暑さに見舞われていますが,そのおかげで一気に開花したのがタイワンザクラとハクモクレンです. 我が家の春のシンボルツリーと言っても過言ではありません. 地域の方のなかには,この時期に見物に来る人もいます. 今のところ,両者とも八分咲きでしょうか. 例の山小屋のところにはハナモモを植えているんですが,これが結構きれい. 逆光で撮影すると,とても幻想的に撮れました. 冬の花であるツバキは,いよいよ花が散りきります. うちのツバキのひとつは,ちょっと変わった咲き方をする獅子咲きのツバキです. もうそろそろ,この地を離れるのがジョウビタキです. 渡り鳥ですから. これはジョウビタキのメス. オスは毎年餌付けしていたのですけど. 今年から我が家にはハンティングが得意なネコが居座ったので,ジョウビタキが狩られる恐れがあるため餌付けをやめました. そのネコはこちら. ジョウビタキを餌付けしていた時の様子はこちら. 昨年末から今年にかけて,かなり山を間伐しました. そのためか,うちの山の環境は結構変わっていて,具体的には乾燥気味になっています. 以前なら,雨が降らなくても湿っぽかったところも,かなりカラッとした空気が漂います. 日当たりが良いところが増えて,「昔の里山に戻った」といったところ. 3月下旬からは,いよいよヨシノザクラやヤマザクラが咲き始め