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なぜ大学教員をやめて農業を始めたのか? その3|せっかく大学を出たのに就職するのはもったいない

講演会を依頼されたので,そこで話す内容に関連するものを...,ってことで記事をシリーズにしています. 過去記事はこちら. ■ なぜ大学教員をやめて農業を始めたのか? その1|趣味に生きたかった ■ なぜ大学教員をやめて農業を始めたのか? その2|研究三昧になりたくて研究者をやめた 今回の「その3」では,私が学生時代の頃から持っていた「考え方」についてフォーカスを当ててみたいと思うんです. というのも,依頼された講演会の対象者の多くが「大学生」だからです. 就職活動をしたくなかった 私は学生の頃,「就職活動」っていうのにいまいちピンとこなかったんです. もちろん,私の学生時代でも世間では就活合戦が激しく繰り広げられていたんですけど,なんかね,そうやって「就職」して「サラリー」をもらう人種になるのが,なんだか「負け」な気がしてならなかったんですよ. 就活をしたくなかったから「大学院進学」という道を選んだ,というのも,心のなかでは60%くらいあったかもしれない. つまり, 「せっかく大学まで行って勉強したんだから,就職するのはもったいない」 っていう感覚です. 過去記事でも, 「大学は就職予備校ではない」 「大学はキャリア支援に熱をあげるべきではない」 っていう話をしたことがありますけど,その源流はここにあると行っても過言ではありません. もっと抽象度を上げた言い方をすれば, 「大学は,どのような社会・世界においても,自立・自律して生きていける人物を陶冶する教育機関」 だと思っています. なので,大学で勉強するからには,ゆくゆくは個人営業・個人事業を展開するのが,大学を卒業した者が目指すべきゴールであり,ある意味でスタート地点なのだ,という認識がありました. ですから,大学新卒者による一斉就職活動というのは,そんな私の思想哲学から外れる活動・行為だったんです. まあ,ケツの青い若者による,生意気な考えですね. もともと,私が大学に入学したのは 「スポーツ・コンディショニングの専門的スキル(フィジカル・ケアの専門家って言った方がわかりやす人もいるかな)」 を身に着けて,それを糧としてフリーランスとか自営業的に仕事をしたかったんです. でも,どうやらそういう専門家の世界って,当時は「専門的スキル」よりも「本人のタレント性(キャラ立ち)」の方が重要だ,って言われていたものでして

2022年もブログ続けます

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毎年恒例のような「今年も続けます」宣言. そんなこんなで,今年で14年目となりました. 明けましておめでとうございます 今年も引き続き宜しくお願い致します. そして,代わり映えしない今年の初日の出写真はこちら. 今年はカラッと晴れ渡る正月でした. 雲ひとつ無い晴天とはこのこと. 代わり映えしない「庭先からの初日の出写真」を続けるのもなんなので,今年は2年前から大改装中である家の裏山に登って,そこから初日の出写真を撮影してみたんです. それがこちら. 最近は,間伐作業も一段落ついたので,次は散策路を作成中. 歩くのがキツいところに杭を打ち込んで,登山道とかによくある手製の階段を作っています. こういう感じのやつです. これだけで歩くのが格段に楽になるんです. ひとまず,雰囲気「軽井沢」を目指して奮闘中. そう言えば,年末に弟が「薪ストーブ」を買って送ってきました. 「あの山小屋に装備すれば楽しめるんじゃないか」とのこと. あの山小屋っていうのはこちら. 山仕事の拠点&避難小屋として建てたものです. 5年前から建築していて,いまだ拡張改造中のもの. サグラダファミリアみたいな感じで発展しています. その薪ストーブですけど,山小屋の内部に組み込むことは難しそうでして. なので小屋の外で試験的に使ってみました. たいしたことなさそうとか思っていたのですが,以外にも気に入って使っています. お湯も沸かせる仕様なので,これでコーヒーを淹れて楽しめます. 燃料となる「薪」ですが,これは間伐材が使えます. 実は,うちの山は「樫の木山」と呼べるほど,樫(カシ)が生い茂っている山でして. あまりにも樫が茂っているもんだから,特に今年は,邪魔になってる樫を片っ端から切りまくっています. 来年まで乾燥させれば,膨大な数の「樫薪」が手に入る状態です. 実際,樫は薪として最適な木材で,上質な燃料として好まれています. あまりにも樫材が大量に散乱しているもんですから,いっそ,今年は夏の間に薪を作って,冬に向けて出荷してやろうかという計画をたててたり. だいたい,ホームセンターとかでの相場が「1セット7kg=600円」ぐらいらしいので,だとすると結構な儲けになるかも. 実際,うちの山にはすでに㎏どころか㌧レベルで樫の丸太が散乱しています. あとは,いかに労力をかけず,効率的に「薪」にするかが課題で

なぜ大学教員をやめて農業を始めたのか? その2|研究三昧になりたくて研究者をやめた

前回の記事では,「山遊び」に生きるために大学教員をやめて山深い自宅に移り住んだ,っていう話でした. 今回は,もっと直接的な「大学教員をやめた」理由です. ざっくり言えば,「研究」を毎日四六時中ずっとやっていたかった,ということ. そのために「農業」,わけても今私が取り組んでいる作物はうってつけでした. 季節性のものではなく周年栽培なので,毎日の仕事がそのまま研究活動であり,どうすれば成績があがるか,経費削減になるかを分析する日々. その結果は,出荷量や購入者からの声,そして収入として返ってきます. 会議や運営業務が嫌でしかたなくて,それで辞めた,っていうのは結構大きい 大学教員に多い「仕事への不満」のランキング上位が, 「なにはさておき会議が大変」 「運営業務さえなければ楽しいのに」 というもの. 私もそれには激しく同意です. 同意するだけじゃなくて,私はこれがとにかく嫌で嫌でしかたなかったんですね. だから辞めちゃいましたって言うのは過言ではない,って言っても過言ではありません. 私はこれまで2つの大学で,任期付きではあるものの,一応は「専任」枠の教員として10年ほど所属していました. これはかなり幸運なことで,26歳からなので,大学教員同士の間でも結構羨ましがられたものです. そんな声のなかには, 「非常勤生活をしている人に比べれば・・・」 などと言われることもあったりしたんですけど. そんな私も,今の生活を始める直前には,「非常勤講師だけの生活」をしたこともあるんです. 非常勤講師だけになった時,いろいろと将来や進路を心配してくれる人もいたんですが,実は,私としてはその時期が「大学教員」としては一番楽しかったんです. 会議や運営業務,そして学生対応とか試験業務等々から開放されたことの爽快感と言ったら,言葉にできないほどです. 畢竟,私の性格・気質をざっくり分析するに,「サラリーマン」ではなくて,「フリーランス」とか「経営者」なんだと思うんです. そんな私も,非常勤講師生活をやっていながらも悩みはあります. その一つが, 「研究ができない」 っていうこと. 否,できなくはないんですけど,そんな気分になりにくいし,研究にドップリ浸かるっていう感覚が薄いんですね. 幸いなことに,非常勤講師先を見つけることには苦労しませんでした. 特に,大学の数が多い首都圏・近畿圏な

なぜ大学教員をやめて農業を始めたのか? その1|趣味に生きたかった

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先日の記事で, 「なぜ大学教員をやめて農業を始めたのか」 をテーマに,近々,講演をするって話をしましたよね. これに関する話題を記事にしてみようということで,まずは「その1」です. 今回の話に類似するものを,以前記事にしてました. ■ 田舎暮らしを始めた曖昧だけど結構大きな理由 スキー・スノボとか,登山とか,そういった自然相手のレジャーも,もともと好きなんです. これらも何度か記事にしてたりします. ■ 今年こそ人生最後のスキー・スノーボードになるか ■ 井戸端スポーツ会議 part 43「小林秀雄が語るスポーツの精神」 ただ,ずっと不満だったのが「休みの日」にだけしか出来なかったこと. そして,スキー・スノボは「滑るだけ」,登山は「歩くだけ」しかできないってこと. 年がら年中,ずっと自然を相手にしていたい. それも,山そのものをいろいろといじって堪能したい. そんな想いを持って生活してきたわけですから, 「だったらいっそのこと自然の中で生活すればいい」 という結論に行き着くのも当然のことかと. 特に,スキー・スノボをやってて思ったのが, 「結構お金がかかる」 「移動&宿泊が面倒」 ってこと. 登山にしても,登山口まで電車に乗るという工程それ自体が萎える. で,いつだったか,知り合いの大学教員の方を通じてお会いした人に, 「スキーを思う存分やりたいから,スキー場のリフト乗り場前に別荘を建てた」 という方がいたんです. その先生と一緒にその別荘を使わせてもらったんですけど,とにかく快適で楽しくて. 朝起きて,ご飯を食べたらリフトに乗れる. こういうのが,人生を豊かに生きるってことなんだなぁと思わされました. だったら,私としては「山」で暮せばいい. っていうか,私の実家がそれそのものじゃないか. ってことで,実家に戻って農業を始めたってことです. もし仮に,大学教員をやりながら実家で「山いじり」をするとして,その交通費は1回あたり10万円くらいするわけです. 毎月通ったら,それで100万円以上かかっちゃう. それでも回数は10回くらいってことでしょ. ぜんぜん楽しめないし,お金もかかる. だったら,毎年100万円から200万円分を趣味に費やしている,と考えれば,所得が今よりも下がろうとも,「やりたい趣味を思う存分堪能できるメリット」の方を優先したほうが,人生を豊かにで

最近ブログが書けないのは,だいたいネコのせいだ

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仕事が繁忙期に入っているから,っていうのもあるんですけど,それよりネコが直接の原因です. 私がパソコン使っていると,膝の上に飛び乗ってきて甘えたかと思えば,そのうちそこで寝るんです. 結構な勢いで邪魔. ただ,こちちらとしても追い返すわけでもなく,抱きかかえて映画とかYouTubeとか見たりすることが多くなってしまって. リクライニングを下げて見たりするんですけど,そしたら,気がつくと一緒になって寝てたりする. こんなのが毎日続いてて. で,ブログ書かずにいる日が長くなってしまってます. 私のお腹で寝てるスキに,そーっとスマホで写真撮ってやりました. こんな顔で寝てる. かなりの間抜け顔ですな. 口が半開きだし. そういえば,このネコの名前が決まりました. 「ミー」と呼んでいます. 三毛のミーです. ところで,ある人から年明けに講演を頼まれました. テーマは,私の現在のライフスタイルについて. 「大学教員を辞めて農業を始めてる」 ってことについて話すことになるんですけど, 「どうしてそんな事を始めたのか?」 「今後どうしたいのか?」 ってことについて触れることになりますよね. というか,この点について掘り下げるのがメインです. これ,このブログでは適当にスルーしてきたことでもあるし,いつか記事にしたいなぁと思っていたことでもあったので,この際,あらためて整理しています. 講演内容そのものではないんですけど,関連することを今後の記事で書き綴ってみますね. それにしても,人前に出て話すってのも,かなり久しぶりです. つい2年前までは,毎週300人とかの前で普通にしゃべってたのに. 私は話がとっ散らかる癖があるので,そうならないように注意したいと思います.

さて,例の大学の話でもしましょうか

今,世間をお騒がせしている理事長がいる大学について 「大学ガバナンス改革の申し子」 私は彼のことをそのように解釈していますが,まあ,そんなに簡単に説明できるような話ではないこともたしかです. 今回,あの例の大学とその理事長がニュース等で取り沙汰されて,「N大学はこんなに酷いところだったのか!」などと連日の大騒ぎでしたが,私たちからすれば.... 「うん,知ってた」 っていう認識です. 私はSNSとか全くやらないので,その他の大学関係者の方々の反応は分かりませんけど,概ねそんな情報発信をしている人ばかりなのではないかと察しています. つまり, 「あの大学が理事長ワンマン体制で傲慢な経営をしているっていうのは,大学業界では常識だよ」 っていう感じ. 手負いの猛獣に石を投げるが如く,ここぞとばかりにN大学関連の疑義ネタを放り込んでいる大学人も多いんじゃないかと推察しています. せっかくなので私も記念に一石投じておくと..,例えば,あの大学って「N大学附属〜〜」などという関連機関・施設が多いじゃないですか. あれって,人事で気に入らない教職員をとばすための箱だとも言われています. 意に沿わない職員がいたら,中央から遠ざけてしまえとばかりに,僻地勤務を命じちゃうのがN大方式とのこと. 本件に関連して,あの大学では「派閥抗争」が半端じゃないことも有名で,これも私達大学教員・職員の間では常識でした. 権力を握った人のところに,ヒト・モノ・カネが集まる仕組みになっているからです. なんでそんなこと知ってるのか? って? そりゃ,内部の人とか,その激戦地から這い出てきた人,あとは脱北者から「本当にヤバいN大」を聞かされるからです. 私は,そんな中の「激戦地から這い出てきた人」と仲良くする機会がありました. この人は,派閥抗争の真っ只中で右往左往していたけど,それに辟易して大学を移ってきたという身の上です. この人曰く,N大に着任してしばらくすると,同学科の先生から「勉強会」に誘われたそうなんです. 大学事情に明るくない新任ということもあって,勉強会というからには出ておいた方がいいのだろうと思い,指定された場所に向かいます. ところが,不思議なことに行き先は「ホテルのレストラン」. とはいえ,その時は「いやぁー,さすが大学の先生達の『勉強会』というのは,開催する場所も豪華だなぁ」としか

ドラマ「真犯人フラグ」を見ているよ

予想的願望:真犯人フラグが立つ奴は真犯人じゃない ドラマはHuluで気になったやつを見ているのですが,最近だと「真犯人フラグ」を継続して見ています. ネットで評判を検索してみたら,当初の期待が大きかった割にガッカリ感が漂い始めている作品と評されているようです. なので視聴率もいまいち伸び悩んでいるとのこと. このドラマは,事前に全部で2クール分を放送することが決まっているようなので,2021年11月29日現在は7話ですから,もう少しで半分です. 私としては,とりあえず物語の展開が大きくなるであろう1クール(10話)までは見てみようと思っています. ネット上の評判からすると,視聴者の不満としては「真犯人が誰なのか撹乱する手法があざとい」とか,「謎がどんどん増えていくだけで話が進まないからイライラする」といったもののようです. その一方で,ウェブサイトやSNS上で真犯人を予想する人たちの議論も活発で,誰がどういうポジションなのか推理されています. いろいろ読んでみると,もっぱら,主人公の部下である「二宮瑞穂(演:芳根京子)」が一番怪しいとされているみたい. 主人公に親身になって協力しているからこそ,逆に怪しいのではないかと. ドラマのホームページにも,真犯人として怪しい人ランキングが出ていて,彼女が1位のようです. ■ 真犯人フラグ (日本テレビ) 私も特に,第5話だったか,横断歩道の前で「誰かに突き飛ばされた」と言って主人公を助けた彼女ですが,このカメラワークからしても,彼女自身が主人公を突き飛ばしたように見えてしまって仕方がありません. 気になる人は,Huluを見てもらえればと思います. なお,その後に映る謎の男「中村充(演:前野朋哉)は,その彼女の行動を見てしまったのではないか,という描写です. おそらく,視聴者には「彼が主人公を突き飛ばした」ようにミスリードするためのものでしょう. とは言うものの,実は私はこうした「真犯人フラグ」が立っている人は真犯人ではないと考えています. そもそも,このドラマ「真犯人フラグ」で伝えたいメッセージは何か? という点が大事だと思います. おそらくですが,製作者サイドには, 「なにかにつけ,『真犯人はこいつじゃないのか』と安直に推測して決めつけ,寄ってたかって弄ぶ大衆世論に警鐘を鳴らしたい」 というメッセージを持っているんじゃない

日本シリーズを久しぶりにしっかり見た

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東京ヤクルトスワローズが日本一に さっき試合終了. 2021年は東京ヤクルトスワローズが日本一に輝いています. こんなにしっかりプロ野球日本シリーズを見たのは何年ぶりだろうか. そんな今年は,スワローズとバファローズによる,連日の死闘が繰り広げられました. 野球って面白いよね,って思うのも久しぶりで. かなり有意義なプロ野球観戦になったものです. 私はどちらのチームのファンでもないのですけど,それだけに中立な視点でずっと楽しませてもらいました. まあ,実際のところは,オリックス・バファローズに知り合い・関係者が多いので,やや贔屓目に見てしまうところはあるのですけど. そういえば,今年の5月にこんな記事を書いたんですけどね. ■ 神戸連続児童殺傷事件の発生から今日で24年らしい そこでは当時に住んでいた街を少し紹介しましたが,ここって,まさに本日の日本シリーズ・決戦の場「ほっともっとフィールド神戸」の近くです. その記事でも掲載しているのが,この写真. これって自宅アパートから撮影したものなんですが. 中央部に,奥に向かって伸びている道路があって,その先に屋外照明と思しき光がぼんやりと浮かんでいる部分があるでしょ. たぶん,ここがほっともっとフィールド神戸の場所だと思う. 11月下旬ともなると,ここって恐ろしく寒いんです. 今日の試合を見ていても,選手・観客の皆様一同ガクガクブルブル震えていましたよね. あぁ,わかるわ~...ってちょっと懐かしい気分になりました. 私のジョギングコースとしては,神戸連続児童殺傷事件の友が丘中学校前をまわってくるコースと,総合運動公園(園内にほっともっとフィールドがある)をまわってくるコースを走り分けてました. 「スポーツの街・神戸」「猟奇的殺人事件の街・神戸」を堪能できるコースとなっています. あと,ほっともっとフィールドとかバファローズに関連したことでは, ■ 共通テストが終わった話|天橋立の話 の記事で触れた,天橋立を「股のぞき」で撮影しようとしていたこの女子学生ですが. 実は,バファローズの元チアリーダーです. 今ではチームの組織構成がかなり変わったようで,名称も「Bsgirls」といったものになり,ネット検索してみたら,かなりケバい面々が出てきますが,この学生は至って地味めな癒やし系です. なお,バファローズにおけるそういうフ

「TRICKの山田奈緒子が住んでるような貧乏アパートなんて実際には存在しない」に関する具体的な政治症状

先月,こういう記事を書きました. ■ TRICKの山田奈緒子が住んでるような貧乏アパートなんて実際には存在しない,って思っていた外務省職員 昨今の官僚とか政治家の多くには,一般国民の生活からかけ離れた「視座」の奴らがいる可能性が高いから危険,っていう話です. その具体例として,ちょっと時期を逸したものの,こんなニュースを目にしたので話題にしておきます. ■ ガソリン減税凍結解除を否定 松野官房長官 (Yahoo!ニュース|時事通信社 2021.11.16 ) 松野博一官房長官は16日の記者会見で、ガソリン価格高騰に対応して揮発油税などを減税する「トリガー条項」の凍結解除について、「適当でない」と否定した。  松野氏は「ガソリンの買い控えやその反動による流通の混乱、国・地方の財政への多大な影響などの問題がある」と指摘した。  この官房長官および政府の,ガソリン価格に関する「認識」について,唖然呆然とした人も多かったのではないでしょうか. 「ガソリンの買い控えやその反動による流通の混乱」 とは,一体何? 意味不明です. 多分,中央省庁の官僚とか国会議員たちの認識では,ガソリンというのは「買い控え」ることができる「商品」なのです. だからこんなトンチンカンなことを平気で口にできちゃうわけ. そもそも,現時点で「ガソリン価格高騰」によって,国民生活は逼迫し,流通関係は混乱してるんです. だって,少なくない一般国民にとって「ガソリン」など石油というのは,ただの商品ではなく,ライフラインの一つだから. いかにも東京都市部の生活にドップリ浸かった人間の発想だなと,かなりイラッとした話題です. たしかに,東京などの大都市で生活していれば,ガソリンを購入しなくても公共交通機関で生活できる人が多いでしょうからね. 彼らにしてみれば,ガソリンなんて買い控えることのできる贅沢品くらいに思ってるんでしょうな. 実際のところ,私の仕事ではガソリン価格高騰の影響を直接的には受けてはいませんが,出入りの運送業者は悲鳴をあげています. 配送順序とか業務内容をかなり絞っているらしく,これまで通りに配送できない場合もあるからご了承ください,っていう状態にもなってるんです. こちらとしても,配送されていた材料原料が定期的に得られないということから,業務計画に支障も出てきています. これって「流通の混乱」で

映画「トップガン」って実のところおもしろくないよね

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来年には続編の「マーヴェリック」が公開予定 先日(20日)に,フジテレビ系で映画「トップガン」が放送されたらしい. そんな話を,うちの従業員のオバちゃんたちが休憩時間に話してました. どうやら,続編の「トップガン・マーヴェリック」が来年に公開することが決定したようで,前作となる「トップガン」のテレビ放送にはその関係もあるようですね. 日本シリーズのせいで1時間以上遅れての放送だったようなのですが,「青春の映画」とのことで,夜遅くまで我慢して見たとのこと. お疲れ様です. ただ,私としてはこの「トップガン」という映画,あまり好きではありません. いえ,昔(子供の頃とか)は憧れをもって見ていたんです. いわゆる,ミリタリーもの,戦闘機ものとしての男の子の感覚で. ところが,大学生になって改めて見てみたら, 「え? こんなにつまらない映画だったっけ」 と拍子抜けしてしまった映画なのです. とてもカッコいい映画だと思っていたのに,なんだか寂しい気持ちになってしまいました. そうは言っても,高評価している点は多々あります. まず,映画の冒頭は100点満点です. 空母と艦載機をこんなにカッコよく写した映像作品は他にありません. 現在の私にとって,映画「トップガン」は, 冒頭の4分間 を見るためのものです. 他のシーンはどうでもいい. アマゾンプライムビデオなら,無料で見れるのでこちらをどうぞ. ■ トップガン (Amazon) 実際,たまにこの「冒頭4分間」だけを見ることもあります. この映像にはそれだけの価値があります. ここでは,「艦載機・F14トムキャット」をカッコよく魅せるにはどうすればいいか? を勉強できるんです. それが他のコト・モノにも応用できるでしょう. 例えば,「映像の色」つまりは「時間帯」が完璧です. 夕日なのか朝日なのか,そもそもフィルタ付きなのかは判別できませんが,オレンジ色に染まった空母艦上の映像が美しい. オレンジ色と黒だけのシンプルなトーンで構成された映像は,それだけで芸術的です. 次に,艦載機・F14の全景がほとんど出てきません. 一部だけ,パーツだけを映し出すのです. 素人なら,F14のカッコよさを見せたいがために,機体を丸々映したくなっちゃうものですが,この映画ではそうしません. 代わりに,艦上の作業員をしっかり映しています. 戦闘機,わけて