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10月, 2022の投稿を表示しています

注目の投稿

「仮面ライダー BLACK SUN」を見たよ

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これぞ待ち望んでいた仮面ライダーだ アマゾンプライムビデオで配信されている「仮面ライダーBLACK SUN」. 早速,配信開始の10月28日から昨日29日(30日未明)までで一気観をしておきました. 昨晩のうちにレビューしようかとも思いましたが,夜も遅かったので一晩おくことにして現在に至ります. 仮面ライダーBLACKのリブート作品で,先般,いろいろなところで広告が出ていたこともあり,とても楽しみにしていました. 動画ページはこちら. https://amzn.to/3Wh6tI3 YouTubeで予告編が見れます. 主演は,南光太郎(ブラックサン)が西島秀俊,秋月信彦(シャドームーン)が中村倫也. 監督は,映画「凶悪」とか「孤狼の血」を撮っている白石和彌氏が務めています. 白石和彌監督いわく,「大人の仮面ライダーを撮ってほしいという依頼で引き受けた」とのこと. そして実際,アマゾンプライムでは,このタイトルそのものが18歳以上コンテンツになってしまいました(全10話構成だが,その多くが16歳以上や18歳以上指定になっています). 暴力描写,性的描写が強いためです. 中身ですが,これまた大人の映像作品になっています. 「人間と怪人の共存」を目指している世界が舞台です. この世界では,人間の他に「怪人」と呼ばれる特異な人種がおり,人間社会で共存を試みているのです. なぜ怪人が誕生したのか? どうやって怪人が繁殖しているのか? といったことの多くが謎になっていますが,そんなことは目先,お互いが生きて生活するためには脇に置かれている感じ. このあたりの雰囲気が「現実離れしている」ってなると,あんまり受け付けられないかもしれませんが,「なんにせよ,そういう世界があるんだな」とSF思考でスタートできれば楽しく見れるでしょう. 怪人が誕生した経緯とか,怪人の繁殖・繁栄が無視されているわけでもありません. むしろ,それこそが本作の肝になっています. 自民党政治,統一教会,左翼活動,右翼活動 本作のキーワードを私なりに挙げれば,上記になります. っていうか,このタイミングで本作が配信開始になること自体,ちょっとタイムリーだなって思いました. 自民党と統一教会の関連が取り沙汰された今年ですが,まさに,仮面ライダーBLACKSUNでは,これと似たような話が展開されているのです. 本作に

ベーシックインカムにより,人は仕事をしなくなるのではなく,できなくなる

先日のブログ記事に追加で... 先日の記事として, ■ ベーシックインカムについて映画『護られなかった者たちへ』で考える っていうのを書きました. そのときに一緒に書こうと思ったんですけど,冗長になるかなと考えて省いた話をします. 先日の記事では, 「生活保護の代わりにベーシックインカムを」 ということと, 「生活保護を受けることで,自動車が没収されてしまい,今までやれていた仕事ができなくなった人がいる.一体何のための生活保護なのか?」 という私の身の回りで発生していることを紹介しました. でもこの話,実は農場を経営している「経営者」である私にとって,一筋縄では解釈できない話でもあるのです. 結論から言えば,その生活保護申請した従業員が職場を離れたことで,私の農場経営は生産性が増加し,経営状態は上向きになったのです. 思いがけずとか,意外だったわけではありません. もともと,この人がいることで滞っている仕事が結構あるなぁ,とか,かなりロスが発生しているなぁ,って悩んでいたところでした. ただまあ,離脱することで「人手が足りなくて大変になるのではないか」と心配だったんですが,そんなことは全然なくて,経営的にポジティブ面しか現れなかったことは,ある意味で「残念」なことではありましたが. つまり,実際問題として,誠に残念な話ではありますが,「いなくてもいい労働者」って,やっぱりどうしても存在するんです 今回,私がそれをダイレクトに感じちゃった,っていうことです. なにも難しい話ではありません. こういうのはよく知られているところでしょう. よく聞くじゃないですか, 「公には話せない身の上の人でも雇ってくれる町工場」 「心身に障害を抱えていても,マイペースで働ける農場」 「情緒不安定な時期の少年少女を,保護的に雇っている良心的なアングラ業者」 などなど. 端的に言えば,「問題を抱えた人を,あえて雇ってくれる職場」っていうのがあるわけです. もちろん,こういう「問題を抱えた人」の中にも優れた能力(生産性・労働力)を有している人はいますが,実際のところ,そういうのって少数派で. やっぱりどうしても,労働力の劣る人は多いものです. こうした職場が「問題を抱えた人」を雇うのは,福祉的な観点からの社会貢献の意味が強いですね. あと,私の農場の場合のように,人間関係とかコネクションとか

ベーシックインカムについて映画『護られなかった者たちへ』で考える

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先日,辺野古基地座り込みに関して,ひろゆき氏の話題をしました. ついでに,この件も考えてみます. 上記のことで,このたびひろゆき氏の言動について調べてみることになったわけですが,するとどうやら,ベーシックインカムについても彼は発言しているんです. 先般の「安倍晋三暗殺事件」に関連して,ベーシックインカム制度を訴えているようですね. 先日の記事ではひろゆき氏のことを批判的に記述しちゃってますが,ベーシックインカムについては,私もほぼ同意見です. つまり,私はベーシックインカム推進派といえます. 過去記事でも触れたことがあるので,こちらもどうぞ. ■ ベーシックインカム ≒ とりあえず国民全員に生活保護を配っておくこと 世の中には,どうやってもお金稼ぎができない人がいます. どんなに努力しても,それこそ,周囲の人たちが納得するような真面目な態度で頑張っても,お金に困る人というのは一定数いるものなのです. 「お金」というのは,努力や能力の結果でもなければ,周囲からの評価や社会貢献の度合いでもありません. そこで「ベーシックインカム」が有効ではないかという意見がでてくるわけです. 人間らしい最低限度の生活をまず保証しておき,そこから先は,さらにお金を稼ごうが稼ぐまいが本人の自由という制度. ベーシックインカムにより,多くの人間は「仕事」をしなくなるのではないか? という危惧があるようですが,社会実験としてベーシックインカムを導入した事例では,どうやらそのような傾向はみられないようです. むしろ,毎月(毎年)国家から生活費が配られるこのシステムは,引き出し上限付きの貯金を無尽蔵に所有している国民が大量に現れることになるわけですから,消費活動は活発になることが予想されます. つまり,ベーシックインカムによって景気は良くなる方向に向くのではないかと考えられています. さらに,「国民一人当たり」という制度なのですから,世帯人数が多いほうが一世帯あたりの収入は増える計算になります. なので,少子化対策にもなるのではないかとされているんです. その一方で,私がベーシックインカムを推奨したい理由として最大のものは,前述の過去記事でも述べていますが,今回紹介する映画 「護られなかった者たちへ」 で描かれている日本の生活保護の実情を鑑みたものです. 映画「護られなかった者たちへ」(2021年

ひろゆき氏の辺野古基地座り込み問題について

正直,そこまで関心がない 私としては「またなんか頭の悪いやり方で煽ってる」っていう程度の印象だったのですが,結構な勢いでネット界隈では反響があるようです. いまだに関連したネット記事が出てきているので,それなりのビッグウェーブとしていPV稼ぎに利用されているニュースのようですね. なので,私もこの波に乗って記事にしてみました. ただ,この話題については関心がなかったりします. たぶん,多くの人が考えている以上に,この話題によって沖縄基地問題や辺野古移設問題が深堀りされることはありません. なぜかというと,沖縄基地問題はすでに,反対派・賛成派・容認派それぞれが,互いに絶対に動かさない主張をぶつけ合うドッジボール議論状態だからです. そんな渦中に,笑顔でピースサインを見せたところで,事態が動こうはずがありません. よく, 「今回のひろゆき氏の行動は,沖縄基地問題における抗議活動のあり方に一石を投じるものになったのではないか.これを機に,抗議活動のあり方が議論されることを期待する」 などという人がいますが,私はそんなことにはならないと思います. たんに,沖縄基地問題における諸々について「反対」の立場をとっている人たちから反感を買い,「賛成・容認」の立場をとっている人たちから称賛を送られる. ただそれだけのことです. なーんにも進展も後退もありません. だって,考えてもみてください. 座り込み抗議活動の実態が世間に知らしめられたところで,抗議の活動をしている人の「抗議の意志」が否定されるでしょうか? 反対に,それを知ったところで,賛成・容認している人たちの主張が強化されるのでしょうか? それらとは全く関係ないですよね. 仮に,ひろゆき氏が言うように,座り込み日数の解釈を「0日」にしたところで,日本人における沖縄基地問題に対する「反対」の意志が小さくなるわけでもありません. むしろ,今回の一件を機に,沖縄基地問題に対し反対の意思表明をしている人たちの考え方とか主張に疑問を持ち始めることの方がなんぼか危ない. 沖縄基地問題における私見 私はひろゆき氏を全面否定するつもりもないんです. 彼の考え方には耳を傾けられる部分もあります. ひろゆき氏は,沖縄基地問題については,その負担を「お金」で相殺化すればいい的な主張をしていますが,私も一部それには賛同できるところがあります. つまり

ネコがもう一匹増えたよ

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オス猫のガリガリ君が追加 この夏頃から,家のまわりに出没していたネコのことです. もともと我が家には,昨年から三毛猫のミーがいました. これまでにも,ときどき他のネコが家のまわりをうろつくことがあったものの,その都度,ミーが追い払っていたのです. ところが,この一匹のネコについては放置. これといって仲良くするわけではないものの,追い払うわけでもない態度でした. で,いつしか餌を分け合うようになり,こちらとしても2匹分の餌を与えるようになっていったのです. 写真にあるように,左にいる白と茶の2色のネコです. ミーと餌を一緒に食べるようにはなったものの,しばらくの間は人間には全くなつかなかったですね. 2mくらいの距離が限界で,それ以上近づこうとするとササッと逃げてしまう. そんな感じで2〜3ヶ月ほど経過したのです. ある日,餌を器に入れていたら,あっちの方から足元にすり寄ってきました. それまでの厳重警戒態勢が嘘のように,激甘な態度に豹変. むしろ,四六時中ゴロゴロとすり寄ってくるので邪魔なくらいです. そんなわけで家のメンバーに加えることになりまして,名前を「ガリガリ君」としました. なんでガリガリ君というのか? それは,今でこそ体格がしっかりしてきましたが,以前は,それはもう哀れなほどのガリガリ体型だったからです. 尻尾も,ヒョロヒョロのヒモみたいだったし. 少し前の頃がこちら↓ 最近はここまで太りました(同じアングルじゃないから分かりづらいか). 今では,ガリガリというよりマッチョ体型になっています. 無視すると盛大に泣き喚きだす,元いじめられっ子 どうやらガリガリ君,ミーと同じく,近所の猫屋敷出身のようです. (この集落の一つに,何十匹ものネコを飼っている人がいて,そこが猫屋敷と称されている) その猫屋敷の人に聞いたのですが,この春頃から猫同士でケンカやいじめがエスカレートしていたようで,このガリガリ君は,彼らネコのコミュニティから追い出されたみたいなんですよ. それでうちにやってきたわけですが,先住者であるミーが追い払わないのが謎で. もしかすると,血の繋がりとかが近いのかもしれません. ところで,ガリガリ君の鳴き声は独特で,まるで子供が泣いているかのようです. つまり,「ニャー,ニャー」じゃなくて,「ウワーン,ウワーン」っていう感じ. この鳴き声には聞き

ガーシーっていう参議院議員

この2ヶ月間で溜まってるブログネタを出していきましょうか. 国葬の次はこれ. ガーシーっていう人が選挙で当選したらしい 困った人が参議院議員として当選していました. ガーシーこと東谷義和氏のことです. 国会議員になって何をしたいのかというと,有名人の暴露話を展開するのだという. 世も末だ. 誰もがそう思うでしょう. アフリカで二足歩行を始めた人類が,大いなる旅路の末,極東の地でついにこの域まで到達しました. そんな評価をしたくもなります. そんな彼は選挙公約通り,このような活動を展開してるらしい. ■ 「浜辺美波」「川口春奈」「橋本環奈」暴露騒動の裏側 “ガーシー砲”が名指しした、芸能界を侵食する中国人「美魔女アテンダー」の正体 (Yahoo!ニュース 2022.10.9) “歳費ドロボー”との声が高まりつつあるなか、面目躍如とばかりに9月30日、自身の会員制サロンで暴露した内容が波紋を広げている。  「来年春に放送予定のNHK朝ドラのヒロインに決定している女優の浜辺美波が10代の頃に“パパ活”をしていたとの疑惑です。同じ疑惑は女優の川口春奈にもあるとして、さらに橋本環奈の暴露まで予告。“清純派”イメージの強い女優ばかりのため、SNS上では“嘘だ!”といった悲鳴も渦巻く騒動に発展しています」(スポーツ紙デスク)  続く1日のインスタライブでも「それだけ芸能界、黒いってことや。日本から純粋という言葉は消えたのかも」と話し、「これから1年間は(暴露を)フルスイングでやる」と宣言した。 どっかの芸能人がパパ活をしていたとして,それが我が国の国益とか社会福祉とか,ましてや国際政治になんの影響があるのだろうか. まあ,選挙公約とは逆方向に活動する人よりは,ちょっとはマシなのかもしれませんが. 最近だと,こんな状態になってます. ■ N党党首、国会出席要求「ばか」 所属のガーシー議員巡り (共同通信 2022.10.14) NHK党の立花孝志党首は14日の記者会見で、同党のガーシー参院議員の国会欠席は問題ないとの認識を示した。「国会に来いと言う人たちは、はっきり言ってばかだと思う。私は必要ないと言っている」と述べた。 当選した人もおかしいが,その党首もおかしい. 当然,当選させた奴らもおかしいのです. ■ 参院選比例個人票、東京・港区ではガーシー氏が“トップ当選”で話題に (S

国葬についての私見

どうも,お久しぶりです. 「ブログ更新やめちゃったの?」って心配する声もありましたが,まだ辞めるつもりはありません. 最近ちょっと慌ただしい日々を過ごしていたのと,別に慌ただしくなくとも,約10年ぶりに「ブログ更新」という習慣を外した日々を送ったらどんな感じなのか体験してみたいと思ったからでした. で,特に得るものはありませんでしたので,また再開します. 2ヶ月ほど更新していない間に,世間ではいろいろなことがありましたね. そういったものを取り上げてみようと思います. そんなわけで,まずは国葬です. 安倍晋三が国葬に値しない理由 しょっぱなから飛ばしてみようということで,やや過激なサブタイトルです. でも,「これについて」が気になって仕方なかったんだけど,なんだかモヤモヤしたまま事が過ぎちゃった感がある人は多いのではないでしょうか. そういえば,安倍晋三氏の国葬問題で騒いでいる最中,英国のエリザベス女王がお亡くなりになって国葬の運びになりましたよね. なんという絶妙なタイミングかと,皆様もさぞかし感慨深いものがあったでしょう. こう言ってはなんですが,「本物の国葬とは何か」を見せつけられたような気がします. 日本では,安倍晋三元日本国首相が,「国葬に値するか否か」の議論に沸いていましたよね. テレビとかネットでも,「安倍氏は国葬に値する業績がこんなにあるじゃないか!」などと訴える人もいたし,逆に「安倍氏は国賊.当然,国葬には値しない!」といきり立つコメントもあった. さて私はというと,過去記事でも表明しているように,国葬についてはどうでもいいと思っています. 国葬というのは政治的イベントですから,時の為政者の都合にあわせて,国葬にしたければすればいいと. ただ,その評価はというと,私としては安倍晋三は国葬には値しない存在でした. 実際,国葬してみてどうだったでしょうか? 日本における,「国葬」というイベントの威厳や価値を下げただけではないのか? そんな気がするのですが,皆さんはどう感じましたか. ところで,国葬に値する人物とはどんな人なのでしょう. 安倍晋三の国葬の賛否について,その多くは「業績が優れていること」や,「まだ歴史的評価を得てない」といった議論が展開されていました. しかし,私としては国葬に値するか否かの議論に,「本人の業績」はそれほど重要ではないと思っ