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講演してきたんですけど,こりゃ大反省会もんやで...

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マジで我が人生における前代未聞級の大失敗でした ここ最近は, 「なぜ大学教員をやめて農業を始めたのか」 これをテーマに,講演を依頼されていましたよ,って話をしてました. で,その講演をしてきたんですが.... これがその時の様子. ブログ用にどうぞ,ということで頂きました. ただ... そのね... 私がね,ホント,マジで最悪だったんですね. 依頼者・聴衆の皆さん,大変申し訳ございませんでした. コイツは一体何を話にきたんだ? と小一時間問い詰めたいお気持ちでしょう. テーマにしていたことが,ほぼ全く伝わっていないと思う. 聴衆だった大学生の皆さん,もしこのブログを閲覧しているようでしたら,昨日の講演内容は忘れてもらって,以下の記事を読んでもらった方がいいです. ■ なぜ大学教員をやめて農業を始めたのか? その1|趣味に生きたかった ■ なぜ大学教員をやめて農業を始めたのか? その2|研究三昧になりたくて研究者をやめた ■ なぜ大学教員をやめて農業を始めたのか? その3|せっかく大学を出たのに就職するのはもったいない 講演する前にブログ記事にしてるんだったら,それをそのまましゃべればいいじゃないか. そう思う人も多いかと思いますけど. はい,たしかにそうですね. そうなんです. けど,ダメになっちゃったことには理由がいくつかあります. まず,開始時間を間違えていて,結果として遅刻入りしちゃいました. それがほぼ最大の原因. もともと私は,こういった時にはかなり早めに現地入りする性分です. 今回もそうで,開始1時間前に入って,可能なら依頼者と話をしながら,最終的な発表スライドおよび原稿・台本として仕上げよう,って思って到着したつもりだったんです. ところが,完全に1時間勘違いしてて. もうこの時点で,柄にもなくテンパってしまいました. 「血の気が引く」って言葉があるじゃないですか. 本当に血の気って引くんだなぁって,実感しました. 日本語ってよくできてるなぁって,改めて感じさせられます. いや.... そもそも,開始直前の段階で,最終的な発表スライドを完成させようなどと甘えているのも問題だったのです. ひとまずの『完成版』も一緒に作って別ファイルにしておくべきだった. 用意した中身は,あれこれてんこ盛りもスライド集になっていて,脈略がない. これも,開始前に余計なスラ

なぜ大学教員をやめて農業を始めたのか? その3|せっかく大学を出たのに就職するのはもったいない

講演会を依頼されたので,そこで話す内容に関連するものを...,ってことで記事をシリーズにしています. 過去記事はこちら. ■ なぜ大学教員をやめて農業を始めたのか? その1|趣味に生きたかった ■ なぜ大学教員をやめて農業を始めたのか? その2|研究三昧になりたくて研究者をやめた 今回の「その3」では,私が学生時代の頃から持っていた「考え方」についてフォーカスを当ててみたいと思うんです. というのも,依頼された講演会の対象者の多くが「大学生」だからです. 就職活動をしたくなかった 私は学生の頃,「就職活動」っていうのにいまいちピンとこなかったんです. もちろん,私の学生時代でも世間では就活合戦が激しく繰り広げられていたんですけど,なんかね,そうやって「就職」して「サラリー」をもらう人種になるのが,なんだか「負け」な気がしてならなかったんですよ. 就活をしたくなかったから「大学院進学」という道を選んだ,というのも,心のなかでは60%くらいあったかもしれない. つまり, 「せっかく大学まで行って勉強したんだから,就職するのはもったいない」 っていう感覚です. 過去記事でも, 「大学は就職予備校ではない」 「大学はキャリア支援に熱をあげるべきではない」 っていう話をしたことがありますけど,その源流はここにあると行っても過言ではありません. もっと抽象度を上げた言い方をすれば, 「大学は,どのような社会・世界においても,自立・自律して生きていける人物を陶冶する教育機関」 だと思っています. なので,大学で勉強するからには,ゆくゆくは個人営業・個人事業を展開するのが,大学を卒業した者が目指すべきゴールであり,ある意味でスタート地点なのだ,という認識がありました. ですから,大学新卒者による一斉就職活動というのは,そんな私の思想哲学から外れる活動・行為だったんです. まあ,ケツの青い若者による,生意気な考えですね. もともと,私が大学に入学したのは 「スポーツ・コンディショニングの専門的スキル(フィジカル・ケアの専門家って言った方がわかりやす人もいるかな)」 を身に着けて,それを糧としてフリーランスとか自営業的に仕事をしたかったんです. でも,どうやらそういう専門家の世界って,当時は「専門的スキル」よりも「本人のタレント性(キャラ立ち)」の方が重要だ,って言われていたものでして

2022年もブログ続けます

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毎年恒例のような「今年も続けます」宣言. そんなこんなで,今年で14年目となりました. 明けましておめでとうございます 今年も引き続き宜しくお願い致します. そして,代わり映えしない今年の初日の出写真はこちら. 今年はカラッと晴れ渡る正月でした. 雲ひとつ無い晴天とはこのこと. 代わり映えしない「庭先からの初日の出写真」を続けるのもなんなので,今年は2年前から大改装中である家の裏山に登って,そこから初日の出写真を撮影してみたんです. それがこちら. 最近は,間伐作業も一段落ついたので,次は散策路を作成中. 歩くのがキツいところに杭を打ち込んで,登山道とかによくある手製の階段を作っています. こういう感じのやつです. これだけで歩くのが格段に楽になるんです. ひとまず,雰囲気「軽井沢」を目指して奮闘中. そう言えば,年末に弟が「薪ストーブ」を買って送ってきました. 「あの山小屋に装備すれば楽しめるんじゃないか」とのこと. あの山小屋っていうのはこちら. 山仕事の拠点&避難小屋として建てたものです. 5年前から建築していて,いまだ拡張改造中のもの. サグラダファミリアみたいな感じで発展しています. その薪ストーブですけど,山小屋の内部に組み込むことは難しそうでして. なので小屋の外で試験的に使ってみました. たいしたことなさそうとか思っていたのですが,以外にも気に入って使っています. お湯も沸かせる仕様なので,これでコーヒーを淹れて楽しめます. 燃料となる「薪」ですが,これは間伐材が使えます. 実は,うちの山は「樫の木山」と呼べるほど,樫(カシ)が生い茂っている山でして. あまりにも樫が茂っているもんだから,特に今年は,邪魔になってる樫を片っ端から切りまくっています. 来年まで乾燥させれば,膨大な数の「樫薪」が手に入る状態です. 実際,樫は薪として最適な木材で,上質な燃料として好まれています. あまりにも樫材が大量に散乱しているもんですから,いっそ,今年は夏の間に薪を作って,冬に向けて出荷してやろうかという計画をたててたり. だいたい,ホームセンターとかでの相場が「1セット7kg=600円」ぐらいらしいので,だとすると結構な儲けになるかも. 実際,うちの山にはすでに㎏どころか㌧レベルで樫の丸太が散乱しています. あとは,いかに労力をかけず,効率的に「薪」にするかが課題で