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2月, 2020の投稿を表示しています

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なんだか世間では新型コロナで大変なことになっているらしい

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新型コロナ|もう普通の「コロナ」として対処していいんじゃないのか? 東京を離れて,1週間以上が経つ. 私も都市部にいた頃に感染していたとすれば,そろそろ潜伏期間が過ぎようとする頃ですね. でも,「発熱」や「咳・くしゃみ」「倦怠感」などが起きる気配が全く無いので,たぶん感染していないものと思われます. まぁもっとも,(実際のところ,日本国内でも1月くらいから相当数の蔓延があったであろう)新型コロナに既に罹っていて,私自身,軽度な症状のまま自覚無しで完治しているのかもしれませんけど. とは言え, 日本の行政は国民の感染の有無を検査しない方針のようですので,国内にどれほど感染者がいるのか知りようがない ,というファンタスティックな状態にあります. 東京に居た頃には見てなかったテレビも,こっちに来てからは見る機会が増えました. 家族が見ているから,どうしても目に入ります. 来る日も来る日も「新型コロナ」のニュースばかり. 最近は「学校を一斉休校する」「各種イベントを中止する」ってことで,さらに拍車がかかっています. う〜ん・・・. たしかに,私も都市部で生活している時,ましてや大学に勤めていた時には気になったのかもしれませんけど. けど,両親にも言っているのですが,こんなニュースを毎日朝から晩まで見ていても,私たちには関係ないことでしょ,って. 私が移住したここは,人里離れた辺境の地. 疫病の大規模感染とは無縁な場所です. 凶悪な疫病が流行した際に生き残るのは,こういうところに住む人なんだと思います. ところで,昨日今日と比較的冷え込みました. 昨日は霜が降り,今日は朝から雨です. そんなわけで,コロナはコロナでも,「コロナストーブ」に火を入れました. このストーブ,子供の頃は, 「ガスファンヒーターなどと比べると,アナログでダサいなぁ」 と思っていましたが,歳を取るごとに,意外と高い性能やレトロな雰囲気が気に入ってきます. 寒冷地や雪国ではないこともあって,ハイスペックな暖房器具よりも,こういう感じのストーブが重宝するものです. 新型コロナはインフルエンザと同じ対処法だから,インフルエンザが激減している? こんなニュースも出ています. ■ インフ

飲む土地・場所によって酒の味って違うよね

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DASH村的な何か 昨日,引っ越しの荷物が届きました. それからは,平屋の家屋に頑張って搬入中です. どうやってレイアウトするか決めずにいたので,現在,いろいろ試行錯誤しながら片付けを進めています. 祖父母が使っていた典型的・日本家屋なのですが,2人が亡くなってから10年近く放置していたところ. そこを整理・改築して住むことにしています. 例えば,以下のようなボロボロの場所があるんですけど・・. ずっと放置されていたので,内部も完全に廃墟のようです. ところが,父曰く,ここは絶妙な場所に設置されているようで,こんなに適当な作り(屋根も壁もプラスチック製の波板で覆っただけ)なのに台風や嵐でもびくともせず,しかも風通しも絶妙なバランスなようで,湿気ってカビるような場所でもないことが分かってきました. かつては炊事場だったんです. 隣接したところに,薪の火を使って調理ができる場所があります. 私が小さい頃は実際に稼働しており,火の起こし方や守り方を学んだのもここでした. もう一回,これを何かに使えないかと思案中. なので,私が居住するようになったこともあって,この際,頑張って大手術をして使えるように再生する計画を立てています. ここ数日,晴れの日が続いていたので(今夜は雨が降っているけど),これ幸いと掃除・改築に勤しんでいます. なんだかんだで,こういう作業が結構楽しかったりする. 『鉄腕DASH』のDASH村的な何かが得られるのです. 実際,これが田舎暮らしの醍醐味の一つかもしれませんね. だから,過去記事でも書いたように, 「田舎暮らしを始めるのは40歳くらいが適切」 というのはそういうことです. 自分の体力や技術で,生活空間やシステム構築する楽しさが得られますので. これが高齢になると大変ですから. 透き通るような甘いウイスキーだった「シーバス・リーガル・ミズナラ」 ところで,完全ド田舎の農業をやっている人に「あるある」なのが,昼間からお酒を飲みながら仕事ができることです. 勤め人にはできないことですので,ある種の特権ですね. もちろん,自動車に乗る場合には飲めませんけど,そうでなければ普通に飲めます. 今の若い人には信じられないかもしれませんが,20年

大学教員やめて,新生活はじめました

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引っ越しが完了した,という記事を先日書いたのですが,実際のところまだ「荷物」が届いていません. 最後に旧自宅をあとにした際に持ち出したスーツケースとリュックの中身だけで,ここ3日間を過ごしています. その荷物というのはこちらのことです. 引っ越し費用を安くする都合で,こちらから到着日を指定できなかったのです. そのぶん格安の引越し費用になったのですが. この経緯は以前記事にしました. ■ 引っ越しの準備を始めたんだけど・・・ 引越し費用,しめて12万円(正確には11万7千円). 関東〜四国まで,部屋一個分の荷物を輸送するのに,このお値段. 人件費・燃料費・交通費もかかる中から,どうやって利益を出せるのか,その仕組みがよくわかりません. なんにせよ,新生活が始まったのは良いことです. これまでとは打って変わって,気楽な日々を過ごしています. 精神衛生上,極めて好ましい状況です. 砂漠に水を撒く想いのする初年次教育の準備とか,どうせ取り組むことのない研究プロジェクト計画の資料作成とか,学生募集に意気込む会議に出る必要もありません. すべて自分の都合に合わせて,自分のやりたいようにやれる生活です. なんというか・・,ブログタイトルでもある 「Deus ex machinaな日々」 ではなくなってきました. 人生ここまでくると,達観したものの見方ができるようになったのかもしれません. 逆に,ある意味ではDeus ex machinaな日々なのかも. ■ 『Deus ex machinaな日々』とは何か 住んでいるところも以下のような辺境の地ですので,余計に「隠居感」や「仙人感」が漂います. 世捨て人になったわけではありませんけど,なるべく浮世から離れて生活したいとは思います. 両親が健在なのですが,まだ2人共テレビのある生活をしています. 芸能人の不倫問題だとか,新型コロナウイルスだとか,オリンピックだとかの話題を追いかけているんですね. そんなもの,自分たちの生活には一切関係ないのだから,見なきゃいいのに. 私も先日までは,大学内での人付き合いが発生する都合上,世間の話題を完全シャットアウトにすることはできませんでした. なんだかんだで,ネットニュースもちょ

令和はじめました

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于時初春令月 氣淑風和 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 今年は令和二年ですが,私にとっては今からが 「令和の年」 となります. 昨年,元号が平成から変わったときにもそんな記事を書きました. ■ 令和元年・私にとっても「令和」が始まる年になりそうです 「令和」のもとになった『万葉集』の, 「時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」 ですが,これにも元ネタがあるようでして. 中国の詩集である『文選』に同じ文章があるので,そこからの引用と考えられています. で,この「令和」の元になった文章ですが,その意味はというと・・・ 中国の役人である張衡という人が,仕えていた後漢の皇帝がバカ殿すぎて絶望し, 「もうヤダこの国」 ということで厭世的な気分で田舎に帰った時, 「都会ではいろいろあったけど,俺んちの地元はやっぱり良いなぁ」 と思って読んだ詩なのだそうです. 昨晩から私も田舎に帰ってきましたが,今日起きて庭を散歩していたら「令和」な気分に浸ることができました. 2月下旬という「初春の令月」において,「気淑く風和ぎ,梅は鏡前の粉を披き,蘭は珮後の香を薫ら」していたのです. 完璧なセッティングなので,ここを「令和の庭」とします. 今日は朝から軽く雨が降っており,少し湿った空気がとにかく気持ちいい. この季節の実家に帰ってきたのは20年ぶりということもあって,爽快感が半端ない. 早めに咲いた桜の枝で,メジロ(ウグイスではない)が遊ぶ姿もありました. 令和ですね. 寿司屋の大将とも「令和」でお別れ 殺伐とした都会のなかで,私の心のオアシスとなっていた近所の寿司屋がありました. このブログでも登場したことが何回かあります. ■ 寿司を撮る学生とテレビのない学生 この寿司屋の大将とは,時事ネタだけでなく,歴史とか武具刀剣だとか,美術といった話をしていました. 例えば最近では, ■ 日本歴史上の重要地点|大山祇神社に行ってきました の話題とか. 大将の人柄もあって,いろいろな人が集う寿司屋です. 私もこの店では面

引っ越し(という帰郷)完了

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本日は,やや緊張する「アパート立ち退きに際する立ち会い」が無事に終わると,その足で帰郷の途に就きました. 7年間住んだとは思えないほど,なんだか呆気なく,そして思い入れもなく立ち退いてきたところです. これまでを思い起こしてみると・・・ 学生時代に住んでいたところからの立ち退きでは,思い出がいろいろと湧いてきたものです. いかにも「貧乏学生用の下宿」といった感の強いところ. 学生時代の下宿先の立ち退き日の写真 当時,この部屋でブログを書き始めました. 今から11年前のことです. そういえば,ほんの少しの間,ネコとも一緒でした. ■ 悪い奴じゃなさそう 懐かしいですね. 大学教員として奉職を始めた時でもあり,最初の引越し先は,あの悪名高き「レオパ◯ス」でした. ここには1年ちょっとの期間住んだんですけど,やっぱり悪名高いが故のこともあって引っ越しています. この部屋の写真はなく,それほど遠くないところに自家用車を使って何度も荷物の運搬で往復したことが思い出です. 今,あの時に発揮した体力はないですね. そして次は,今日まで住んでいた間取りと同じタイプのワンルームを借りたんです. 部屋の前が新幹線と高速道路が交差しているという劣悪環境からか,月額2万8千円という格安物件. ただそれだけに,深夜はそれなりにバブルっぽいアーバンライフな夜景が見れたりします. 結局,ここも1年半で引き払って出てきました. 2013年まで住んでいたアパートの立ち退き日の写真 そして関西から関東へと仕事先を移します. そして今回の引っ越しとなるわけです. 2020年まで住んでいたアパートの立ち退き日の写真 帰路の様子 こっちに来るときには新幹線を使ったのですけど,今回も新幹線にしました. ところで,この7年間で時代が進んだ感じがありません. 私が歳をとったせいか,それとも実際に日本が発展していないからか. 東京駅の18番ホーム「のぞみ111号広島行」 ところで,新幹線車内の電光掲示板にニュースを流すのは,今年度で終了するんですって. ■ 海道新幹線、車内テロップでのニュース配信を終了 全列車に無料Wi-Fi完備、「スマホで読める環境整った」 (ITmed

新型コロナウイルスの件|怯えたり怒ったりするより,まず落ち着こう

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新型でなくても「肺炎」で死ぬ人は多いし,依然,インフルエンザの方が目下の脅威です もしかすると新型コロナウイルスに端を発する肺炎問題で,私の最後の仕事である「大学スノーボード実習」が中止になるんじゃないかと心配になっていました. 幸いなことに,なんとか無事に開催される運びとなっています. とは言え,噂のクルーズ船みたく同じ屋根の下で濃厚接触する日々が始まることに違いはないので,学生にも感染症予防の指示は徹底されています. でもまあ,そんなこと言っても何かしらのかたちで感染する可能性は高いのですから,あとは各自の免疫力・回復力次第となります. さて,新型コロナウイルスのニュースが世間を騒がせていますが,このウイルスは,ようするに「風邪」「肺炎」を引き起こす原因の一つであることに違いはなく,それがどれほど危険なものか考えてみる必要があります. 現実問題として,グローバル化が進んだ今どき,完全に封じ込めることなど不可能なのですから,いつかは全世界に広まります. そういうもんだと思って諦めるしかありません. あとは,このウイルスの危険度の話になります. よく小説や映画,サブカルのネタにされるような超絶凶暴なウイルス(ゾンビ化したり致死率100%)ではないことはたしかです. 感染しても,普通に回復する人の方が多いようですし. 昨今の日本国内における感染者増加の様子を見ても,おそらくもう多数の感染者がいることが推測されます. たぶん,1000人〜2000人規模で存在してるんじゃないかな. で,そのほとんどが「新型肺炎」とは自覚せずに,今まで通りの「風邪」として治癒しちゃってる可能性もありますよね. たしかに感染しない方がいいし,発症したくないのはヤマヤマなのでしょうけど,そこまでヒステリックになるようなものではないと考えられます. もちろん「新型」なのですから,未知の部分が多くて不安になることは多いでしょう. もしかすると,とんでもなくヤバい後遺症を残したり,ある日突然ゾンビになったりするかもしれない,新型だから. でも,そんなこと考え始めたら既存のコロナウイルスやインフルエンザウイルスや,その他諸々の細菌・ウイルスに総じて同じことが言えるわけですか

今年こそ人生最後のスキー・スノーボードになるか

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昨年度末に, ■ 滑り納め:ガーラ湯沢が季節外れの大雪でコンディション最高だった件 で記事にしたように,てっきり2018-2019年をもってスキー・スノーボードは我が人生の滑り納めだと思っていました. ところが,なんのご縁か2019-2020年は滑りに滑っています. ある大学からはスノーボード実習の講師依頼もあって,それが大学教員として最後の仕事になりそうです. とは言うものの,今シーズンはご存知の通りの「雪不足」! 本当にどこのスキー場も悲鳴を上げている状態です. 例えば今シーズンのJR SKISKIのポスターが以下のものですけど・・・, そもそも「消える」ほどの雪も降っておらず,消える以前に雪が存在しないスキー場がいたる所にあったのです. ちなみに,以下の写真は今年1月下旬の白馬村(白馬五竜)の様子です. 山の麓(写真の中央から左部分)が白馬村. なんと,1月の白馬村に積雪が無い! しかし,どうやら今週から始まった寒波の影響を受けて,ようやくハイシーズンと言える状態になりました. なので先週末,富山での仕事のついでに新潟・妙高高原に緊急出動. このように晴れた最高のコンディションだけでなく, 思い出したように大量の雪が振って,モフモフのパウダーも楽しめています. スノーボード実習で使用するスキー場も,先週まではリアルに「草原」だったのですが,今週のドカ雪でなんとかなりそうとのこと. 最後の仕事「スノーボード実習」を前に,通常の3倍ほど気合を入れて練習している私ですが,気合が入りすぎて体はボロボロです. やっぱり「年齢には勝てない」ことを痛感する今日このごろ. 20代の頃のように無理ができないことを味わっています. カービングターンのキレを高めようと,YouTubeとかで勉強した練習をしてみるものの,以下のユーチューバーなみに盛大にクラッシュしてケツを強打. 先週受傷し,今もまだ広範囲に内出血していて,自分で見てもギョッとするほどの状態. 大腿部から臀部にかけて「赤黒い日本地図」が描かれているので,写メして載せようかと思いましたが,エロ・グロ画像になりそうなので自重しました. 思い出せ! 俺が担当する班は「未経験・初心者」なんだ. カービングの「界王拳」や「