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飲む土地・場所によって酒の味って違うよね

DASH村的な何か


昨日,引っ越しの荷物が届きました.
それからは,平屋の家屋に頑張って搬入中です.


どうやってレイアウトするか決めずにいたので,現在,いろいろ試行錯誤しながら片付けを進めています.

祖父母が使っていた典型的・日本家屋なのですが,2人が亡くなってから10年近く放置していたところ.
そこを整理・改築して住むことにしています.

例えば,以下のようなボロボロの場所があるんですけど・・.


ずっと放置されていたので,内部も完全に廃墟のようです.

ところが,父曰く,ここは絶妙な場所に設置されているようで,こんなに適当な作り(屋根も壁もプラスチック製の波板で覆っただけ)なのに台風や嵐でもびくともせず,しかも風通しも絶妙なバランスなようで,湿気ってカビるような場所でもないことが分かってきました.

かつては炊事場だったんです.
隣接したところに,薪の火を使って調理ができる場所があります.
私が小さい頃は実際に稼働しており,火の起こし方や守り方を学んだのもここでした.

もう一回,これを何かに使えないかと思案中.
なので,私が居住するようになったこともあって,この際,頑張って大手術をして使えるように再生する計画を立てています.


ここ数日,晴れの日が続いていたので(今夜は雨が降っているけど),これ幸いと掃除・改築に勤しんでいます.
なんだかんだで,こういう作業が結構楽しかったりする.
『鉄腕DASH』のDASH村的な何かが得られるのです.
実際,これが田舎暮らしの醍醐味の一つかもしれませんね.

だから,過去記事でも書いたように,
「田舎暮らしを始めるのは40歳くらいが適切」
というのはそういうことです.
自分の体力や技術で,生活空間やシステム構築する楽しさが得られますので.
これが高齢になると大変ですから.


透き通るような甘いウイスキーだった「シーバス・リーガル・ミズナラ」


ところで,完全ド田舎の農業をやっている人に「あるある」なのが,昼間からお酒を飲みながら仕事ができることです.
勤め人にはできないことですので,ある種の特権ですね.
もちろん,自動車に乗る場合には飲めませんけど,そうでなければ普通に飲めます.

今の若い人には信じられないかもしれませんが,20年くらい前までは「飲酒運転」がそれほど厳しくなかったので,特に地方の田舎では「飲酒運転」は日常茶飯事でした.

実際,駐在所のお巡りさんが,パトロールしながら馴染みのオッチャン達と一杯引っ掛けていたんですから.
そんな牧歌的な時代があったんですよ.


さて,引っ越しの荷物が届いたわけですけど,その荷物のなかにウイスキーが入っていたわけです.
せっかくなので,作業の合間に飲んでみました.

するとどうでしょう.
以前の関東の自宅で飲んでいた時とは,まるで別物のウイスキーの味です.

まず,空気が違うよね.
こっちはなんの匂いも淀みもないですから.
ほんのりと春の匂いがするだけです.
今は庭に梅の香りが漂っています.

そして水が違うよね.
いつもは「キリン・アルカリイオンの水」でトワイスアップ気味(1対1の比率)に割って飲んでいるんですけど,ここでは「自宅・井戸の水」を使ってみました.


そんな中で飲む「シーバス・リーガル・ミズナラ」は,いつもより透き通った甘さを出してくる.
えっ? こんな味だったっけ? と不思議なほどに変化してくるし,美味しいのです.


飲む場所によって味が違ってくることについては,スコットランドに行った時にも感じました.
そこで飲んだバランタイン・ファイネストが美味しくて感動し,日本に帰ってきて飲んだら不味かったのは良い思い出です.

シーバス・リーガル・ミズナラも,都市部のミネラルウォーターで飲むよりも,山間部の井戸水で飲むほうが美味しくなるようにセッティングされているのかもしれませんね.

 

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