2012年1月14日土曜日

センター初日

この仕事をやっていて,最も緊張感走る日が今日と明日のセンター試験というやつです.

うまくいって当たり前.
トチったら世間様に叩かれる.
後述することと含め,やる側としては利が少ない業務であります.


私自身は受けたことがないので,そもそもセンター試験がどのようなものか知りませんでした.

以外と多いようですよ.このセンター試験を知らない人.
「今週はセンター試験の監督なんだよ」
と言っても,
「何?そのセンター試験て?」
という知人も多いもので.

聞いたことはあるけど,実態は知らない.
そんなところでしょうか.

ニュースやなんかで,まるで紅白歌合戦とか24時間テレビのような国民的行事の扱いになっていますが,
「で,センター試験て何なの?」
というところなのでしょう.

私は昨年から関わりだした業務でして,その監督官が担当する試験が何を目的として実施されているのか知らないというのはさすがにマズいと思い,一応調べておきました.

正式名称を,
大学入学者選抜大学入試センター試験
と言います.

たしかに,入試担当部署からもらった「監督要領」という分厚い冊子にも,そのように載っていました.

ウィキペディアとかで調べてみたのですが,
「で,センター試験て何なの?」
を,まともに知ることはできませんでした.
なんだか複雑で意味不明な試験ですね.

どこかで読んだ「大学改革」を取り扱った書籍にあったのですが,
「センター試験を廃して,各大学で独自に入試,学生集めをする制度に変更するべき」
というのは,このことを指していたのでしょう.
わからないということが,やっとわかりました.

肝心の「センター試験とは?」ですが,
まぁ,つまり「足切り試験」ということですね.
就活のSPIみたいなもの?

どうせ各大学の入試を受けるんなら,最初からその大学の試験だけで判定すりゃいーじゃん.
というのも頷けます.

むやみに行政法人とか役所の仕事を増やしてるだけじゃないの?
あっ,それが狙いなのか?

私たち大学としては手当があるので,困ってばかりの業務じゃないのでいいのですけどね.


試験監督側から見たセンター試験ですが・・,
何年か前のニュースにも出てましたけど,居眠り試験監督がいるとのこと.
でもね,気持ちはわからんでもないです.
とにかく,ツラい...

受験生も試験と戦っているのかもしれませんが,こっちサイドとしては眠気との戦いです.


昨年の京都大学での携帯電話&インターネットによるカンニングの一件をふまえ,今年は監視体勢が強化されています.
昨年と比べて,ですけど,
ここまでやるか?というくらいの徹底ぶりです.

去年よりも席の周りを歩く量も増えているのですが,むしろ歩き回るよりも遠くから眺めて怪しい動きをしている受験生を探す方が良いのではないかと思ったり.
でも,歩き回ることが威圧になってカンニングをしなくなる可能性はあるので,それはそれで効果があるのでしょうか.


なんにせよ,うちの大学では無事終了.

“例の” リスニング用ICプレーヤーの不具合連発は想定の範囲内です.
なんとかならんのですか.この試験方法.
ま,いいけど.

大学生のリスニング力,ついてるんですかね?
ついてるんでしょうね.
ついてなきゃ,こっちとしてもやってられないっすよね.