2016年1月11日月曜日

急性胃腸炎の週末

今日はだいぶ回復して大学にも行けて,明日の授業準備をすることができたのですが,先の土日は完全に急性胃腸炎にやられて寝込んだ2日間でした.

土曜の朝に異変に気づき,みるみる症状が悪化.ホントなら8時頃に仕事で家を出なければいけなかったのですが,これはさすがにキャンセル.
少し寝込んでおけばいいだろうと思いきや,まったくもって無意味.
どうやら私は急性胃腸炎になると酷く悪化する質のようで,下痢嘔吐はもちろんのこと,あまりに意識が朦朧としてきたので危機を感じて昼前に病院へ行くことにしました.

病院はアパートの玄関を出て5秒で行ける便利のいい立地.しかも救急病院.
道路を挟んで目の前に救急病院があるこの立地を幸せに思います.
普段は夜中も救急車が往来する騒がしいところですが,こんな時には頼もしい.

とは言え,今回は緊急ではなく普通の内科診察を受けるだけなのですが.
この急性胃腸炎の診察と処置にかかった費用は5000円.
その金額に見合っただけの価値はあったと思いましたので,ここにその経緯を認めておきたいと思います.
5000円程度で済むのなら,急性胃腸炎を起こしたら迷わず,即,病院に向かうのが吉だと思い知らされました.


道路を渡り病院についたあたりから,短いとは言え,歩いてしまったせいか症状がさらに悪化.
目がかすみ,息も荒れる.
受け付けてから診察室前での待機中までにも何度もトイレを往来.
廊下で私の名前を呼ぶ声がする.

なんだか果てしなく時間が過ぎたように感じてやっと診察.
体温も38.5度と高く,血圧も最高80−最低50という有様.腕を締められる血圧測定が苦痛.血圧が低くなっているので痺れるんです.
ここにきて医師も,健康的に見える30代男性の通常の状態ではないことを察知し,血液検査をして直ぐに抗生物質と嘔吐感を抑える薬,そしてビタミン剤とリンゲル液を点滴することに.

この点滴の威力が凄い.
実は私,初めて点滴というのを受けたのですが,何が何だか分からない中で看護師に言われるがまま腕にカテーテルを挿入.ベッドを用意されてそこに横になってしばらく,どれくらい経ったでしょうか.10分くらいですかね.
ある瞬間から,喉に潤いが戻ってくる,肩まわりが熱を帯びてくる,視界が晴れてくる,意識がはっきりしてくる,といった具合に,みるみる普通の状態に戻ってくるではありませんか.

気分が楽になりすぎて気持ち悪い.
まさにそんなところです.

なんだかベッドの上で横たわっているのが恥ずかしいくらい,居心地の悪い気分になります.
なんというか,もうちょっと腹の痛みがあったほうがちょうどいいかなって思う感じ.

そこから今度は別の不安感が襲ってきます.
「ところで俺,こうして横たわっているけど,これからどうなるの?」って.
思わず横にあった呼び出しボタンを押し,やってきた看護師にその通り聞きました.「すみません,私,これからどうなるんですか?」って.

いえね,病院に通い慣れている人なら大したことないのかもしれませんが,私は病院に病人として通ったことがほとんどないもので.
ほっとけばなんとかなることは分かっているものの,なんだか「これでいいのか?」という気持ちが湧いてきてしまい.

だってですよ,仮に点滴処置をしたとして,回復しなかったらどうなるんでしょうか.
病院としては,こんな意識朦朧としている患者を,「ダメだったけど仕方ない,お大事にぃ〜」って言って帰すわけには行かないわけでしょ.
いや,入院とか勘弁してくれよ.このまま小一時間ここにいるのも予想外だし.
病院側もそういう想定をした上でのこの流れなのかなぁ,なんてことを考え始めたら,さらに意識の回復は早まる早まる.

そして,点滴が終る頃にはすっかり意識は回復,嘔吐感や下痢も治まってしまっているわけです.

「どうです? 症状は落ち着きましたか?」と問われると,思わず「ビックリするぐらい楽になりました」と答えていました.ホントにビックリするぐらい楽になったのです.

帰りは隣のコンビニでヨーグルト買って帰ったぐらいです.「食べれる」って本能的に思いました.それまでは水を飲んでも吐いていたぐらいなのに.

さすがに2日目の日曜も一日自宅で過ごしましたが,1日目の朝の辛さから言ったら天国と地獄の違いです.天国ではないけどね.

病院の診察が気軽に受けられることは,本当に大事なんだと考えさせられました.