2009年3月31日火曜日

壮絶メニュー


私が勤めているところの食堂は,出てくる物が食えた物ではないことで有名です.

今日は中でもとびきりマズいメニューが久しぶりに復活していました.
私は大学1年の頃に食べて以来の壮絶メニュー.
でも,ヤバイと分かっているのに怖いもの見たさに思わず買ってしまう.

それはさしずめ野村佐知代 写真集を買う読者の気持ちに似ているのかもしれません.


悠久の時を越え,再び口にした 「マーボー丼」.
そのマズさは天を貫き,地を砕きます.

ヒドイなんてもんじゃないです,悲惨です.
実際,身体に震えがきました.

その味はと言うと,
コク,キレともに無いくせに辛味だけは一丁前に主張してきて,しつこさと粉っぽさが残ります.

それをソムリエ風に言うと,
爽やかな日差しに包まれるシチリアの海辺を散策している途中,見知らぬ中国人一団に売りつけられた精力薬に似た風味と,そのあと運ばれた病院先で喉に突っ込まれた鉄のヘラのような舌触り.
といったところ.


これ以外にも,この食堂の “自称” 人気メニューとして位置づけられているのが,
「鳥の唐揚げ」
全くおいしくないのに人気メニュー.
この食堂のメニューには 「唐揚げ」 しかないのがその人気の秘密.

唐揚げカレー,唐揚げ丼,唐揚げ弁当に唐揚げセットと,唐揚げが主力,というか唯一のメニュー.
これ以外にも,唐揚げのとんかつソース和え,ケチャップ和え,鳥丼だと思ったら唐揚げのとんかつソース和え丼,それにマヨネーズをかけて鳥マヨ丼.ついでに親子丼ならぬ唐揚げ玉子丼.親と子が衣と油によって隔たれています.
あんかけ唐揚げとか唐揚げうどんとか,名称と作り方が想像できない創作メニューも多々あり,最近は焼肉風オニギリとか言って唐揚げを刻んでオニギリに入れてるやつまで(焼肉とは一切関係ない).
これには笑いをこらえられませんでした.

もはやあの食堂としては,唐揚げのバリエーション・メニューを作っているのか,メニューを唐揚げでつくっているのか分からなくなってきています.



さて,明日からいよいよ新年度.
代わり映えしない日々を期待しています.
といっても,そろそろ代わり映えしないとマズい年でもあるので,こっちの都合ですが秋口までには何かがないといけません.

2009年3月30日月曜日

奇妙な物語


今日は 『世にも奇妙な物語』 をやっています.

久しぶりに見ました,この番組.
こんな番組でしたね.
独特の雰囲気がいい感じです.

久しぶりに見ました,伊東美咲.
こんな人でしたっけ.
ちょっと老けましたかね.

ここらへんはなんとか判別できる芸能人です.
たまに「好きな(女性)芸能人は?」 と聞かれることがありますが,最近の芸能人・アイドルはほとんど知りません.
なのでとりあえず 「小雪」 とかって応えています.実際きれいですし.
この番組の途中にもありましたが,ウィスキー「角瓶」のCMとか.あんなマスター,いいですよねぇ〜(オヤジっぽい?).


番組中にタモリが,
「スフィンクスが旅人に謎掛けをして,答えられなかった者を食べていた」 ということを言っていましたが,ではどういう問題を出していたのかというと,

朝は4本足,昼は2本足,夜は3本足になる生き物はなにか?

という問題です.
さて正解はわかりますか?

この後にやったストーリーが,生活の至る所でクイズが出てくる滅茶苦茶な世界観で,そのクイズに正解できない人が地獄を見る,というものなのですが,

“クイズ番組が乱立し,質のいい番組がない” 

という,世間の評価へのTV側の焼けっパチだと思うのは邪推でしょうか?
実際そうですし.そろそろTVが終わる時代です.
それこそ2011年を境にTVはその存在が薄くなるのでは?
T池 先生の頭のように...



ところで,スフィンクスが出した問題の正解は...,

ヒト,
人間です.

理由は調べてください.結構無理矢理な理由ですよ.

2009年3月29日日曜日

ランニングのこと


『意外と知られていない事』 として,前回はタンパク質サプリメント(プロテイン)のことを取り上げました.

今回はそのついでとして,「ランニング」 ,こと 「体脂肪燃焼」 のことをテーマにしてみます.

先日も,
「結婚式までに,なんとしてでも5キロ痩せたい!なんとかして!」
と,式のヒロインになる人から脅迫を受けたところです.

「やっぱ走らなアカンのかなぁ~」
という鬼気迫る想いが伝わってきました.

「いらんもんを食べなかったらいいんじゃね.例えば今食べてる飴とか」
と,親切 で 的確なアドバイスをしたら空気が凍りつきました.コワいコワい.


私自身聞いたことがあるフレーズで,たまに雑誌やネットでも見かけるのが,

「10分以上走らなければ脂肪は燃えない」
「15分後から脂肪が燃え始める」
「一日30分以上走り続けなければ脂肪は減らない」
「苦しいほど走ると体脂肪が燃えない」

というもの.

まぁ...,
体脂肪を燃やすための 「気持ち」 としては間違いではないんでしょうが,正確ではないといったところ.

まずは
>10分以上走らなければ...
>15分後から脂肪が...
ということに関しては結構な間違い.
実は脂肪は “常” に燃えているのです.

私達の身体は 「ATP」 という物質で動いているのですが,このATPをつくる方法はいくつかありまして,その一つに脂肪を利用する方法があります.この脂肪を利用してATPを作ることこそ,いわゆる “体脂肪燃焼” なわけです.

大雑把に言うと,身体には3つのATP製造方法があります.
これをイメージしやすく分けると,
(1) 脂肪を燃やす方法
(2) 糖を燃やす方法
(3) クレアチンリン酸による爆発
の3つです.

で,肝心の (1) の 脂肪を燃やす方法ですが,これは先にも言いましたように “常” に稼動しています.身体にとって脂肪というのは非常に莫大な量の燃料(だから世の女性は困っている(?))ですので,チビチビと常に燃やして生命維持活動,ようするに日常生活をしているわけですね.

ここで重要なことは,こいつが最も働いてくれる状況・運動強度があるということ.
それがランニング・ジョギングの運動強度というわけ.「走りながらしゃべれる程度」 とよく言われます.

で,もう少し理解するために複雑なことを言うと,日常生活や,こうしてパソコンうってるような状況(安静時)だと,だいたい,[ 脂肪-7割 : 糖-3割 ] でATPを作っています.
歩いたり階段登ったりするようになると,徐々に脂肪を燃やす量が増え,同時に糖を燃やす量も増えてくるのですが,ジョギング以上の運動強度になる,つまり楽しくおしゃべりできないほどのスピードで走るようになると(非日常),身体が 「もっともっとATPが欲しい!」 っていう状況になるわけです.
ところが,脂肪を燃やす方法ではこれに追いつかなくなり,身体はATPを作るために融通が利く糖を燃やすことに一心になります.

>苦しいほど走ると体脂肪が燃えない
というのはこのことを表現しているのでしょうが,実際は脂肪を全く燃やさなくなるわけではありません.
燃やす量が少し減る,という程度です.どんな運動でも脂肪は一定以上で燃えています.

ところで,ジャンプとかダッシュみたいに爆発的にATPが欲しい場合は,景気良くクレアチンリン酸に着火させて爆発的に作ります.
クレアチンリン酸は爆発的にATPを作れますが,反面,アッという間になくなります.だいたい10秒前後しかもちません.
全力走をすると,100 mを過ぎたあたりからスピードがガクンと落ちるのはこのためです.10秒以上の全力走では,そのほとんどを糖を燃やして走っています.

>一日30分以上走り続けなければ...
というのは,30分以上走るためには 糖 とか クレアチンリン酸 では無理だという現実的な部分と,30分以上走っている人に健康な人,スタイルがいい人が多い,という経験論的な部分が大きいでしょう.

ここまで読んでくれた人にはわかると思いますが,XX分以上走り続けなければ脂肪が燃えないということはありません.
だから朝10分-昼10分-夜10分と分けて走っても,まとめて30分走っても同じことです.
現実的にはまとめて30分走るほうが楽で都合もいいでしょうが,そういうことです.


というわけで,痩せたいなら,”まず”, いらん物を食べなければいいのです.
脂肪は常に燃えています.景気良く燃やしたいなら歩いたり走ったりするのがいいのでしょうが,実際きついですよ.
間違ってもらっては困りますが,「食事を減らすこと」 が 走ること “よりも” 体脂肪が燃えると言ってるのではありません.
“脂肪は常に燃えている.わざわざ大変な思いをしなくても” ということ.

ランニングや自転車を漕ぐことに固執しなくても,健康を維持するために運動は必要ですので,何かしらのスポーツやフィットネス・エクササイズには取り組むのはいいこと.または,身体運動が伴う仕事に就くことでしょうか.

まずは食べる量を減らして脂肪を減らし,そのあと運動を始めるのが楽ですし得策かと思います.
三日坊主にならない精神と根性があるなら,しょっぱなから運動を追加するといいでしょう.

2009年3月28日土曜日

プロテインのこと

先日,例の大学院生の勉強会がありまして,そこで栄養学を専攻している助手の人の発表がありました.

私自身,実は大学時代は栄養学を専攻しており,発表してくれた人の発表内容もすんなり入ってくるものでした.

スポーツ選手の食事についてでしたが,結局はスポーツ選手だからといって特別な食事があるわけではない,ということ.
気をつけなきゃいけないのはエネルギーが不足しないこと.
つまりは米とパンをしっかり食え,ということ.


その話の中で,プロテインが必要かどうか.というのがありましたが,スポーツ栄養学の世界では 「不要」 というのが定説です.
もちろん,普通の食生活ができる状況であればの話で,例えば海外遠征や病気の時には手軽にタンパク質を摂れますし,自身がベジタリアンである場合なども重宝するでしょう.

にしても,プロテインのことを,筋力増強剤かなにかと思っている人って結構多いんですよ.昔は私もそんな風に思ってましたかね?
覚えてませんねぇ.そもそもプロテインを知らなかったかもしれません.

先日も,職場の人に,
「知り合いの子どもがスポーツ(サッカー)をしていて,プロテインを与えた方が良いかどうか迷っているみたいで.実際のところどうなんですか?」
と聞かれました(そういうことよく知ってそうな人なのに,意外).

いらないんじゃないですか.
と答えましたが,やっぱり
プロテインを飲む→筋肉が付き易い
という事が周知されているところなのでしょうね.
見事な企業による集団マーケティング戦略です.


サッカーと言えば今,
日本 vs. バーレーン 戦
を見ています.
荒れた後半ですが勝ちそうです.

解説ですけど,セルジオ越後はいいにしても,
松木安太郎がうるさい.
まともに解説してくれ.

あ〜! うわ!
射て! うってー!

って,おのれは視聴者か.

実は私,高校時代(例の高校です)に一度,サッカー部の試合(公式)に出た経験を持っています.偽名を使って出場していました(内緒ですよ).
ポジションは右サイドバック(素人でも比較的なんとでもなる).
後半,GKが怪我をしてしまったので,GKもやりました(素人にはオススメできない要所).
2失点です.今思うと結構無茶苦茶なことしてますね.

まったくサッカー経験がない私に,「部員がいなくて...」 と言い出してきて 「基礎体力でなんとなる」 と,寮の先輩からの誘い.即,試合会場行きの車に乗せられたのでした.
せっかくの休日が...,思いましたが,貴重な経験ができたと,今となっては良い思い出です.

その時のユニーク経験が,レガース(サッカー等で,すねを守るためにソックスの下に入れるプラスチックの板)を試合会場で “作成” したこと.

そう,我が校は貧乏なので,私みたいに緊急登板(?)する選手のために用意できる予備のレガースはなく,段ボールでそれっぽく見せるのが唯一の手段.
レガースくらい買っとけよ,と思いますが,それが台所事情ならしょうがありません.
ソックスの上からならわかりませんから(これも内緒ですよ).
接触プレーで脱げたりしたらバレるので,慎重にプレーしなければなりません.

と思いつつ,ちゃっかりイエローカードをもらうほどエキサイトした私.
人生で唯一,もう金輪際もらうことがないであろう 「警告」 です.
と言いつつ,最近,お酒飲んで自転車乗ってて警官から 「警告」 された私です.

2009年3月25日水曜日

結果です


休学届けを出したそうですよ.
一説には辞める方向だと言う声も聞きます.

残念.
説得失敗です.

いやはや,
人にはその人なりの悩みのレベルがあるんですね.
私なら彼の理由ではあそこまで悩みません.

というわけで,ファンタジスタである彼ともお別れですか.
寂しいような,「さすがファンタジスタ」 というような.

というわけで,ファンタジスタの会もこれで終了ですな.


春一番が吹いた暁には暖かい日が訪れるかと思っていましたが,どうやらそうでもなさそうです.
彼の気分と同様,冷たい風が吹きすさぶ,焦燥感にも似たヒンヤリとした日々が続いています.

2009年3月24日火曜日

WBC: 日本が優勝しました


死闘 としか言い様がないほどの展開でしたね.
これほど緊張した試合を見るのは久しぶりです.

さすが としか言い様がないほどの一打でしたね.
イチロー.

そういう星の下に生まれた選手なんでしょうか.
間違いなく球史に残るプレイヤーです.


以前このチームを評価する記事を書いていたので,
http://imnstir.blogspot.com/2009/03/wbc.html
知ったような口利いてて日本がグダグダだったらどうしようかと思っていましたが,最高の結果になってホッとしました.
キューバやアメリカにも難なく勝てましたし,決勝で対戦した韓国にも5度対戦して勝ち越しています.
非常にいい戦績ではないでしょうか?


ではここで,スポーツ番組でよくある 「試合を決めたこの1球」 を私なりに挙げましょう.
当然10回のイチローの場面なのですが,その対戦での “6球目” です.

イム選手が投じた真ん中高め・ボール気味のストレート,これをイチロー選手はファールにしました.
バッテリーとしてはあれで三振がとれるはずだったし,イチローとしてもあれはかなり危ないボールだったはずなのです.低め低めと来て,高めの速球ですから,かなり有効だったはずですし,注文通りの攻め方だったはず.それをファールにされた.

私はここで 勝負あり とみました(と言ってもドキドキでしたが...).

イム選手は非常に優秀な選手ですが,今日は決していいコンディションではなかったので,あそこであのボールをファールにされたら次投げる球がありません.
最後,苦し紛れに投げた8球目のシンカーにつながる重要な1球でしたね.
フォアボールにしても良かったんでしょうが,勝負にいった韓国バッテリーでした.


MVPには松坂が選ばれ,これで松坂は2大会連続受賞になりました.
個人的にも世間的にも,松坂自身も触れているようにMVPに相応しいのは岩隈のような気もします.
縁の下の力持のような気もしますが,青木や中島がMVPに選ばれても良かったんじゃないかと思います.

にしても野球人気低迷と言われる中,なんだかんだで国内でもスゴイ盛り上がりをみせたWBC.
ネットではその盛り上がりっぷりが分かる状況だったようです.

例えばあの世界最強サーバ対策チームを誇る 2ch もサーバ落ちしたそうですし,Yahoo! WBC速報も接続トラブルが起き,mixiも物凄いアクセス数を記録したようです.

2chは以前,韓国からのサーバへのサイバー攻撃に耐えた実績があります(攻撃基がわかっててもやるってのも妙な国ですね).
で,そんな2chが今日の韓国戦で サーバ落ち とは,これも何かの縁でしょうか?


話は変わりますが,
今日は魔人スサノオの ラグナロク です.
意味はググるかwikipediaで調べてください.

例の 「大学院辞めたい」 と言ってた奴が今日,その想いをまとめます.
明日,結論が出ます.


P.S.
実は,さっきまでそいつと呑んでました.
(現在10:30分)
いろいろ想うところがあったようで,大学院入学辞退の理由をあーだこーだと話し込みました.かなり本気のようです.

別れ際に,
「XXXさん(私),今までありがとうございます.出会えて幸せでした」
と言ったのが気になりますが,
まあ,十中八九 大丈夫(?)でしょう.
説得には成功したように思います.
今夜一晩,十分考えて結論を出してくれればいいです.自分で出したその結論に,私は口を挟むつもりはありません.

さあ,どうなるでしょうか?

2009年3月22日日曜日

春一番でしょうか

今日は今年の春一番だったでしょうか.
暴風吹き荒れる日でしたね.

朝の通勤時には身の危険を感じる瞬間もありました.春分の日も過ぎましたし,いよいよ春に向かって暖かくなる一方でしょうか?

私にとっての花粉の季節も終わったようです.
眼を取り出して洗いたい気になるでもなく,鼻の皮がむけるんじゃないかと思うほど鼻水拭き取るわけでもなく,比較的 春 を気分穏やかに迎えられる花粉症患者の部類です.

職場に行ったからといって特に何するでもなく(休日なので),今日は,
(1) ネット検索 と,
(2) “いつもの番組” を見る のと,
(3) 読書 と,
(4) 「大学院入学を辞めたい」 と言って部屋に居座る後輩の話し相手
に費やした日でした.


まだ上巻だけですが,サイモン・シン 著 『暗号解読』 はブックレビューに絶賛コメントが多かったので購入.
暗号とその解読にまつわる逸話,暗号の黎明期,あの有名な 「エニグマ暗号機」 の誕生と解読までを,平易な中にも読み応えのある文章で解説しています.

典型的な暗号の一つであり,いろいろ改良されながら19世紀まで利用された「アルファベット置換式暗号」.
例えば 「大阪(OSAKA)」 であれば,「TBNGN」(適当ですよ)といったもの.

この暗号を利用した文章の解読には正面から向き合っては絶対に解けない.
この単純で難解な暗号を最初に崩したのはアラブ人だそうです.
その解読方法はというと,アルファベットの文章の特性として T と E が多用されるところを利用します.the, tree, mother, butter などなど.

この特性を利用して,暗号中に多用されているアルファベットをTかEに置き換えるのです.
そうやっていくと,典型的な例としては,先にあげた theやmother のようにTとEが一字飛びである場合は,それが H であること,butterなどのようにTとEが続いた場合は,そのあとの文字が R であることが推察できます.

こうしていくと,なんとなく単語がいくつか浮かび上がってくる,という寸法.
具体例としては 「OSAKA = TBNGN」 の例であれば,[T = O], [B = S], [G = K] ということが判れば, 「TBNGN」 は 「OS●K●」 というところまで分かることになります.その後は文脈からこの 「OS●K●」 が 「大阪」 であることを推測できます.

こうした暗号解読の才能は 「クロスワードパズル」 である程度量れると考えられていたらしく,第二次大戦時にはイギリス軍が新聞のクロスワードパズルのコーナーで解答応募の中から優秀な人をスカウトしていたそうです.

暗号が解読されたが故に処刑されることとなったスコットランド女王 メアリー.
イングランド女王 エリザベス暗殺計画にまつわる暗号に関する逸話なのですが,この話は “暗号がどのように解読されたのか” ということよりむしろ,利用者が暗号に対して抱く 「安全である」 という気持ちが,行動に慎重さを欠くものにした,という教訓が読み取れます.
騙そうとしている者ほど騙し易い
と言ったところでしょうか.

ドイツが誇る難解な暗号作成機 「エニグマ」 についても,緻密な取材に基づいてその仕組みや逸話を盛り込んでいます.
このエニグマですが,これを連合軍が奪取するエピソードを,チョッと前に映画化されていましたね.マシュー・マコノヒー 主演の 『U-571』 (2000年) がそれです.
その映画を見たときには,エニグマ暗号機さえ奪取すれば解読できてしまうような印象を持っていましたが,実はこのエニグマの 「コードブック」 こそ最重要なもので,これがなきゃエニグマはだたの使えないタイプライターでしかないんだそうです.

必死に暗号作成・解読になっている諸外国をよそに,旧日本軍はこの情報戦にめっぽう疎かったのは周知の事.

例の真珠湾攻撃に際しても,その攻撃情報はアメリカ軍に筒抜け状態だったそうです.
ならどうしてアメリカはハワイ・真珠湾の部隊に迎撃態勢をとらせず,みすみす多くのアメリカ兵に犠牲を被らせたのか?
これについては暗号解読以上にダークな逸話なので別の機会に.

2009年3月19日木曜日

WBC: 日本が勝ち残りました

キューバと韓国と戦うのも飽きてきましたね.
次はまた韓国とだそうです.


もうね...,
いつまで同じカードなんだと.

やっぱりリーグ戦にしたほうがいいです.
もしくは 「 キューバ 対 その他 」 みたいな.

やたらキューバに強い日本.キューバ狩りが過ぎます.その調子で他にも勝ってください.


さて,
すっかり暖かくなってしまい,春であることをその身で感じるようになりました.

今朝,通勤途中の道で気がついたのですが,梅の花(かな?)が咲き誇っています.

急に春になりました.昨日から突然でしょうか.やっぱり卒業生がいなくなったことで,この地域がやっと晴れ晴れした雰囲気になったのでしょう(あ~煩い奴らがいなくなった♪,って感じで).

わたくし自転車通勤なのですが,いつものように快調にとばしていると汗ばんでしまいました.よく分からないけど通勤で汗が出るとむしょうに腹が立ちます.

昼は昼で,窓のブラインドを回転させたところ,いつもは太陽の日が絶対差し込まない位置にある窓なのに今日は直に日差しを受けました.太陽も高くなっています.

花粉も飛んでいません.
気分最高です.

あとは論文が通れば言うことなしですが,なかなか査読が返ってきません.

もう一篇書いているやつがあるのですが,それは書くことが無くなって悩んでおります.自分の言いたいことに都合のいい文献をもう一度探し直さなくてはなりません.


と,ここまで書いてて,外では雨が降り出しました.
最悪です.

濡れながら帰ろうと思います.

2009年3月18日水曜日

WBC: 日本が負けました

これでまたキューバと再戦です.

韓国とキューバとしか戦ってない気がします.
思うんですが,前回・今年と,ここまで同一カードが続くんであれば,いっそリーグ戦にした方がいいんじゃないかと.

それも予選なしの総当たり.
中国や台湾もキューバやアメリカと戦うチャンスができるというものです.

日本も,イタリアとかドミニカとかとやってみたいし.その方が野球の発展,ひいてはオリンピック種目に返り咲きできる近道のような気がします.

でも,私個人としては,野球もソフトボールもオリンピックには入ってない方が良い気がするんです.あと,卓球とかバレーとかバスケとか,わけあって大きい声では言えませんがトランポリンとか.
これらは世界のスポーツの代表ですかね?オリンピックとしてふさわしいかどうか.

野球とかその辺の種目がオリンピックになるんだったら,世界各地のスポーツを一挙に入れてしまえばいいですよ.
むしろその方が 「世界へのスポーツの発展」 を標榜するオリンピックの理念にふさわしい(実際のところ,この “スポーツの発展” というのは,“スポーツをやる人を増やす” ということではなくて,スポーツが持っている “スポーツマンシップ” だとか,“ジェントルマンシップ” を広めるという意味が強い.勝者・敗者関係なく,お互いを尊重し合う心意気を広めるということ.これが 「平和の祭典」 と言われている真相.間違っても 「スポーツで仲良くなろう」 とかいう小学生が考えそうなスローガンではない).

以前は実施されていて,今はやっていない種目にも良いものがあります.

例えば,綱引き.
問答無用にチームワークとパワーが試される種目です.

あとゴルフ.
金がものを言うスポーツかもしれませんが,世界的スポーツとしてふさわしい.

これ以外にも,今思いつくオリンピックになってほしい種目としては,

競馬: 世界的にも認知されているし,古代オリンピックでは戦車レースとして有名.いっそ戦車レースとして復活させてもいいかも.もちろん賭博なし.

年末に紅白の裏でやってる格闘技: フリーフィンガーでやるやつ.本当に人類最強を決めましょう.そのためにはレスリングも柔道も廃止して構いません.テコンドーは論外.無差別級戦なんかすごい盛り上がりになるでしょう.

サバイバルゲーム: 戦争はこれでやれと.開催都市で市街地戦を想定した疑似戦闘をやってもらいます.色付きマーカー弾とか,赤外線とか,疑似弾はいろいろ考えられます.元グリーンベレー,元デルタフォース,元M i-6,元KGBと,世界の名だたる戦闘員が白熱のバトルを繰り広げます.開催中はタリバンも北朝鮮も参加OKということで,古代オリンピックにならって開催中は休戦です.
なんならバトルロイヤル制にして各国一斉戦闘ってのもいいですね.日本は専守防衛,他国に守ってもらうとかいう状況になったら笑える.


とまぁ,ここまで書いてて,突然ですが携帯にメールが届きました.
友人から 「結婚する」 との報告です.
みんな続々と結婚していきます.この一年だけでも,知り合いが10人結婚しました.10人ですよ.10人.
私はというと,全然気配無く過ごしています.する気もないし,焦らずのんびり過ごしたいと思います.さすがに40歳を超えると,それこそ婚活しようかと考えますが.

2009年3月17日火曜日

卒業式と入学試験

今日は本学の卒業式でした.

卒業生にとっては,それぞれの想いを胸に次のステージへと移る機転となる式なのでしょうが,私としては何度も見てきた光景ですので,もう慣れてしまって何とも想わなくなっています.

だいたいが私自身,今日の卒業式に出るつもりはなく,別の仕事があって会場にいたようなものでして,立食パーティーで昼飯が食えるからと動機不純な参加となっています.
意外とたくさん食べられましたし,さすがホテルの食事と言える美味しい料理でしたので,非常に満足です.

ところで,「卒業式ではない別の仕事」 ですが,実は “入学試験” に関する事でして,卒業式に入学試験のミーティングするというのもどうかと思うんですが,なぜか私,それに参加しています.

入試実行委員会のミーティングを開くにも,先生方の都合が合わなくて卒業式でしか開けないということで,式の合間を縫って開いたというのがその実情です.
とは言え,ぜんぜん入学試験に関わりがない私がなぜ参加?

おまけにあれこれデータ解析・資料作りを任されて,いったい私をなんだと思っているんでしょう.
こういうのって入試部の人達の仕事じゃね? と思うんですよ.
これをやらなかったら,あの人達の存在理由がなくなりますよね.

まあ,天下りしてきた無能な人達なんでしょうから,私がやった方が受験生のためになるのかもしれません.

先生方から資料について 「あーして,こーして」 とよく分からん注文を朝から受けて,今日は大学と卒業式会場であるホテルを2往復しました.しかも自転車で,スーツで.正直しんどかったです.ここまで走ったのは大学3年生以来だと思います.

ホテルもホテルで,パソコンぐらい貸してくれても良さそうなのに,絶対貸さないでやんの!
二度とお前らに期待しねぇ!そのまま赤字抱えて潰れちまえ!

と,まぁ,いろいろ文句もありますが,入試委員会に参加して得るものが無かったわけでもないんです.

今年のこの大学の入試,
変わります!
とてつもなく変わります!

日本中がビックリ仰天するでしょう.
それだけ先進的な入試になります.
今はまだ言えませんが,かなり面白い事になりそうです.

それに,これまでの入試の問題点もいろいろ知る立場となりました.
それはもう,ココではとてもじゃないけど公表できないようなことです.各大学にそれぞれ問題点は抱えているものでしょうが,にしても本学の問題点は非常に厳しい,キビシいんです.キビしい...
これじゃ受験生がうかばれない...と思えるような状態だったんですよ,これまでは.
「だからかぁ,こんなバカが受かって来るのは」という理由が分かりました.

で,今年の入試ですが,「その反動でこうなるんだろうな」と,思わせる変化ではあるんです.
各受験生を抱えた高校がどのように動くのか,今から楽しみです.


最後に,
本日は,ご卒業おめでとうございます.
諸君らのお金でローストビーフとお寿司がたんまりと食べられました.
美味しかったです.

2009年3月16日月曜日

WBC: 日本が勝ち進みました


今日はあのキューバに勝ちました.
いい調子です.
韓国もメキシコに勝ちましたので,また日韓戦になります.

2009年3月15日日曜日

年度末のお約束


ここ最近,ブログを書くことができずにいました.

このブログは夜に書くことが多いのですが,この数日の間,いかんせん飲み会が多い.
とてもじゃないけどベロ酔い状態では書く気が失せるというものです.

送別会やお別れ会などなど.今の私に直接関係ない研究室の飲み会にまで参加している有様です.

送別会ともなると普通に呑むことの方が少ないわけで.
コレで最後とばかりにかなり量を消費します.

でも,所属している研究室の飲み会では以外なサプライズが.
学生達から “お礼に...” とプレゼントを頂きました.
完全ノーマークだったことだけに,「感動」 まではしませんでしたが 「感心」 しました.

一部の,卒業論文に関わった学生ならまだしも,ほとんど 「アレやれ,コレやれ」 と指図された覚えしかなさそうなものなのに...,私の苦労が伝わったのでしょうか?
苦労してくれたということで,「低反発クッション」 をもらいました.

わたくし,低反発クッションが似合うらしく,以前もこういった貰い物では低反発クッションばっかりです.
たしかに 「自分では買わない,でも欲しい...」 という絶妙な贈り物ではありますよね.

知ってました?低反発クッションって,気温に応じて固さが変わるんですよ.
冬はカチコチで反発しまくりですし,夏はブヨブヨで低反発どころか無反発です.
春と秋が低反発の季節です.

今後とも, ミスター低反発 として,人々から低反発クッションを賜りたいと思います.
どうぞよろしく.


誰が言ったか知りませんが,“教育・指導” についての格言で,

相手が “自分の力で出来る様になった” と思わせてこそ一流。
“この人の御蔭で出来る様になった” と思わせていては二流。


というのがあります.

ということで私は二流だったということです.

やっぱり,“自分の力だけで解決できる能力” を養ってこそ真の指導なのでしょうか?
なんでもかんでも 「教えてあげる」 では,相手から喜ばれはしても本当にその人のためになっているかとなると,そうではないのかもしれません.



飲み会,また来週もあります.
だいぶ頻度は減りますが.

今のうちに肝臓を休ませとかなきゃなりません.

2009年3月10日火曜日

続・キリスト教を学ぶ


前回の続きです.

キリスト教にとって 「神」 とは何か.
前回紹介した土井健司 著『キリスト教を問いなおす』を下敷きに取り上げてみます.

土井氏によるキリスト教解釈では,

“神とは 「神」 という実体的な存在ではなく,“状況” を表す言葉” であるとのこと.

これはどういうことか.土井氏はこのような例えを使って説明しています.

飢餓状態で,あなたは一つのパンを持ってさまよっています.
すると一人,これもまた飢えている人に出会いました.
パンを持っているあなたに,その人は近づいてきました.

“普通” であればどうするか?
(1) パンを半分分け与える.
(2) 分けずに逃げる.
(3) 戦って殺す.
といった行為が思い浮かびます.あなたはどれですか?

しかしここで,持っているパンを “全て” 渡したらどうか?

“ありえない” 行為であることが容易にわかります.
普通であればそんなことはしません.しかしそれが起きた.まさに 「奇跡」,神のなせる業です.
そう,これこそが 「神」 だというのです.
「神」 という存在を創造するに値する行為を前に人は 「神」 を見る.

“あなた” と “その人” との間に,神が宿った行為が発生する.
別にその人があなたのことを神だと思うわけではありません.
あなたは神を信じているのですから,その行為に至ったのです.
その行為を前にその人は神に感謝する.もちろんあなたにも.
さらに言うなら,その人が神を信じていようがいまいが,この行為に関係はありません.
なぜならって,「神」 がいることを “あなた” は信じているのですから.一神教にとっての神は “万人の神” です.神を信じていない人にとっても神なのです.

これがキリスト教教義である 「隣人を愛せ」 「愛(アガペー)」 の本質です.
神は愛してくれる,愛してもらおう,という “神・私” の関係ではなく,ヒト一人が “隣人愛” を行為として起こすことを目指すことがキリスト教なのです.

これを実践してきたのが,イエス・キリストであり,キリストを崇めるということは,こうした行為を崇めることを意味します.
つまり,キリスト教とはイエス・キリストと共にあった 「神」 を信仰すると同時に,キリストが行った “行為” を信仰することに他なりません.

こうしてみると,以前取り上げた仏教と非常によく似たものであると言えます.
と同時に,「好戦的」 「排他的」 というキリスト教をはじめとする一神教に対する考えが変わりますし,どれだけその教義に背いている信者が多いか,ということかがわかります.

それは仏教も同じで,とにかく 「仏様を拝んでおけば大丈夫」 みたいなところがありますから, 「宗教は川と同じである.下流に行くほど人々の生活の都合を受け入れ,汚れている」 という言葉を思い出します.

水は低きに流れ 人の心もまた低きに流れる
大変な修行はしたくないから,節制はしたくないから,でも信者ではいたい,恩恵は受けたい.という人々の勝手な都合を最も受け入れやすかった宗教,それがキリスト教なのかもしれません.

これを徹底批判したのがニーチェです.ニーチェ 著,適菜収 訳『キリスト教は邪教です!』は,これでもかとキリスト教を断罪します.
キリスト教徒ではない私は楽しく読みましたが,キリスト教徒からすれば心穏やかに読める本ではありません.

しかし,ニーチェもまたイエスの行為や教えを批判しているわけではなく,そのイエスの教えを捻じ曲げ,神の解釈を都合よく作った “キリスト教” を批判していることがわかります.
乱暴な表現ですが,その本質は土井氏の著書と非常に相関します.土井氏の著書を読んだ後であれば,結局ニーチェが言いたかったのは ,
「キリスト教よ,イエスの教えに戻れ!」
ということである気がします.

2009年3月9日月曜日

キリスト教を学ぶ


これまで仏教について取り上げてくることが多かったのですが,ここで一つキリスト教についても触れてみることにしました.

キリスト教とは何か?
名著との評判が高い2冊を紹介しながら,キリスト教の正体を探ることにします.

キリスト教について簡単に知るのであればWikipediaなどで検索し,そのリンクを追うことでだいたいの概略が分かります.
その上で,キリスト教の真髄を考えるためには土井健司 著『キリスト教を問いなおす』がおススメです.

自身もクリスチャンである土井氏は,多くの日本人がキリスト教に対して抱く 「戦争を引き起こす宗教」 「排他的」 がどこからくるのかを論じ,それが誤解であることを説きます.
「こんな話題をブログに書くと,信者さんから反感買うかも」 と私自身が思うこと自体,キリスト教に対する印象が決して穏やかなものではなく,鋭利な刃物のようなものであると感じられます.

十字軍遠征にも代表されるように,他宗教との敵対関係が取り沙汰されるキリスト教.土井氏はこの 「戦争を引き起こす」 ということについては,キリスト教は戦争を肯定しているわけでも戦争を引き起こしているわけでもないとし,“キリスト教徒” が戦争を引き起こしているのだと言います.つまり,これらの戦争はキリスト教の名の下に行った行為ではありますが,キリスト教が肯定している行為ではないわけで,この戦争に向かわせるエネルギー源は “キリスト教社会” にあるわけではなく,当時のヨーロッパ,現在ではアメリカを構成する人々の社会が生んだものであるとします.

現にキリスト教社会はヨーロッパやアメリカ以外にもあるわけですから,「キリスト教が・・・」 という指摘は的外れであることも考えられるのです.

そして土井氏は 「排他的」 というイメージについても,“キリスト教” だけでなく “一神教” の解釈を通して巧みに説明しています.

一神教にとって 「神」 は誰か?
土井氏は一神教に 「神」 という 「神」 は存在しないのだと言います.これは言葉遊びではありません.

少し複雑になりますが...,
その人が(我々多くの者のように) “多神教を解釈できる” のであれば「あの神,この神」 と神を区別・比較できます.しかし,一神教の神は全知全能であり 「あの神,この神」 と “神を分けて解釈できない” ことが前提です.さらに言えば,一神教にとっての神は,多神教における 「あの神,この神」 も “一つの神” であることになるのです.

一神教が神を区別しないいい例として,神に名前が無いことが挙げられます.キリスト教では 「デウス」 ,ユダヤ教は 「ヤハウェ」,イスラム教は 「アッラー」.どれも神の名前ではなく 「神」 という単語です.いずれの宗教でも 「神」 という概念にそれ以外の表現をしていません.

ここで重要なのは,一神教の 「神」 は “万人の神” であること.故に,一神教は他宗教の信者が信仰する 「神」 を否定することはできないはず,なのです.なぜなら,他宗教の信者が信仰する神も神は神であり,一神教である自分達の神が “万人の神” であるという前提上,他宗教の神も自分達が信仰する神の見方を変えた神だからです.
これを 「否定」 する者は真の意味での一神教信者ではないという解釈が成り立ちます.
これは最近聞く,「多神教はいい意味で融通が利く宗教.絶対的なものを信仰する一神教は融通が利かない」 という解釈とはニュアンスが異なる,もっと言えば逆なのです.

おそらく世界には多神教の概念が理解できる人が多いという現実.それに,一神教信者であっても,この “多神教からの視点としての概念” に囚われているということ.つまり, “オラが神様が一番”,という (ある種の浅はかな・修行が足りない) 信者の考えが,一神教と他宗教との間に摩擦を生むことになっているのです.

土井氏は,一神教にこそ宗教―社会の境界線を越えた人々の交わりの可能性があったとし,しかしながら,一神教自らが 「キリスト教」 や 「イスラム教」 といった境界をつくるという活動を展開してしまった歴史を指摘しています.

では少なくとも “キリスト教” にとって 「神」 とは何か?
土井氏はここでも丁寧にキリスト教の教義解釈をし,神とは 「神」 という実体的な存在ではなく,“状況” を表す言葉であると言います.
が,

この話題については一回では書ききれないので次回に.
次はキリスト教にとっての 「神」 とはなんなのかを取り上げます.

2009年3月7日土曜日

WBC: 日本が勝ちました


日本 v.s. 韓国

大量得点,しかもコールドで日本が勝ちました.

やっぱり日本が勝つのは気分がいいものです.
2chあたりでは “祭り状態” になっていることが容易に想像できます.
この調子でWBCを突き進んでいってほしいものです.

“日本代表” と言えばサッカーがメディアで大きく取り上げられますが,「日本のスポーツはやっぱり野球だな」 との考えに確信が持てました.
日本のサッカーは所詮,途上国です.歴史と文化が違います.

とは言え,サッカーも日本での文化を創るために頑張っています.
私の大学院の同級生にもJリーグでマネジメント・普及活動に携わっている人がいます.
世界に誇れるサッカー文化を創ってほしいものです.

ちなみに,日本の野球 Baseball の文化はというと,善くも悪くも,とにかく “勝つ” ことにこだわる姿勢だと思います.
ジュニアスポーツであるリトルリーグ,高校野球からして “勝ち” にこだわります.

その弊害は年少期からのバーンアウトや傷害(野球肩・腰椎分離症など)が知られていますが,プロ野球においても,この “勝ち” にとことんこだわる姿勢が野球大国アメリカ・メジャーリーグとの違いとして大きいのではないでしょうか.
バントを多用して得点圏にランナーを進めるであったり,徹底したインサイドワーク,四球敬遠などなど.

以前,メジャーリーグから移籍してきた選手が,日本の野球の特徴に応えているインタビューを見たことがあります.
その選手は 「3ボールから変化球でストライクをとってくる投手が多い」 を挙げていました.

メジャーがスポーツとしてエンターテイメント性を多分に含んでいるのに対し,日本のプロ野球は観戦する上では 「つまらない」と思われかねないストイックな勝ち方を実践します.

個々の選手のレベルに大差がなくなった今,アメリカのアドバンテージは非常に小さくなっている気がします.“勝ち方” に違いがあるような気がするのです.
つまり,同程度の実力になってくると,“勝ち” にこだわる文化を持つ方が有利なのです.

この日本の野球・戦い方には批判も多いですが,事こうした世界大会では国民は都合良くいい加減にも “勝ち” を第一に望むものです.
ストイックに勝ちにいく日本の野球は,競技力だけで言えば世界トップであることに間違いはないでしょう.
誤解を恐れずに言えば,その “勝ち” にこだわらなかったのが “北京五輪” です.“男気” とか “義理” とか “人情” とか “役割” とか.
とにかく “ストイックさ” に欠けていました.
そのことについては,職場でもさんざん 「あのチームで北京五輪は無理ですね」と予言していましたが,悲しくも的中しました.


とかなんとか言って,今後の日本がボロボロだったら私の立場がないですから,これ以上言うのは避けておきます.
でもかなり期待できるチームである事は間違いないでしょう.

2009年3月6日金曜日

一杯呑んできた後で


今日は先日にあった卒業論文発表の打ち上げ会を大阪・天王寺でしました.
かなり酔った状態でこのブログを書いています.

かなり盛り上がりまして,いろいろな裏話が聞けて楽しい会でした.

まぁなんにしてもとりあえず,
「卒論発表お疲れさまです」

今後は社会人として,大学院生として頑張ってください.


そろそろ卒業式です.あっという間ですね.
彼らが1年生だった頃がつい最近のことのように感じます.

ということで私も気がつけば歳をとっています.
まだまだ彼らと同年代のつもりですが,そろそろ危険なラインになってきているはずです.

去年は私の前任の人に対し,
「もうすぐ三十路ですね」
とか
「歳を感じるんじゃないですか?」
とか
「なんだかんだで老けてきましたよね?」
なんて言ってましたが,今,自分も同じ立場に立たされています.
私は男ですし,生きたいように生きるという姿勢でいるので,そこまで気にしないですが...


さて,話は変わりますが,昨日紹介した本の中でのトリビアを一つ.

H・エリスン『世界の中心で愛を叫んだけもの』
このタイトルどっかで見覚えないですか?
そう,片山恭一『世界の中心で、愛をさけぶ』(通称,セカチュウー)にそっくり.

実は,セカチューのタイトルは,この『世界の中心で愛を叫んだけもの』が元ネタです.
さらに正確に言えば,アニメ『エヴァンゲリオン』の最終話のサブタイトルとして使用された「〜世界の中心でアイを叫んだけもの〜」からきているのだそうです

※ エヴァの監督である庵野秀明氏は,作品のサブタイトルにSF小説のタイトルをオマージュして使用することで有名.
例えば『エヴァ』の「〜世界の中心でアイを叫んだけもの〜」,『トップを狙え』の「〜愛に時間を〜」,『ふしぎの海のナディア』の「〜星を継ぐもの〜」など...

タイトルは編集者のススメで決まったそうですが,元々作者の片山恭一氏は『恋するソクラテス』にしたかったということです(ビミョー…).
にしてもSF傑作である『世界の中心で・・・』からではなく,『エヴァ』のサブタイトルからとるとは,この編集者,『世界の中心で・・・』を知らなかったのでしょうか?(私も知らなかったけど)

かくゆう私はセカチューを観たことも読んだこともありません.
往々にして恋愛物語が好きにではないからです.
人の幸せを見て何が楽しいのかわからんからです.

2009年3月5日木曜日

文学書籍はというと


これまで,科学・社会・教育・啓蒙についての書籍を取り上げてきました.
では文学書籍はというと,あまり興味を持って読みません.

私としては,文学・物語系のメディアとしては,小説やマンガといったものより映画やアニメで楽しむことにしています.
向こうが勝手にしゃべって音出してくれて,映像を見せてくれる方が性に合っているのだと思います.

今回は,私が読んだことのある数少ないレアな文学関連のレビューをしてみます.


まずは個人的に気に入っている作家 綿矢りさ
気に入っていると言っても,よくある 「美人作家だから」 というのではなく,読み手に(少なくとも私のように想像力・妄想力がない人でも)文章によって脳内ドラマを製作させる力があるのが秀逸.
彼女が出している作品,『蹴りたい背中』『インストール』『夢を与える』はいずれもアタリでした.
文章から “生々しさ” が伝わってきます.

彼女の作品は賛否両論です.文学素人の私が思うに,小説を読みなれていない素人でも 「これは面白い」 と思わせるところが彼女の作品の特徴なのではないかと.つまり,小説の玄人には “普通” に感じたとしても,素人ウケするところが作品の強みなのではないかと思うのです.そこが評価の分かれる部分である気がします.
自他ともに認める小説好きである大学の先生(数学が専門)曰く,彼女の作品について 「テーマ・文章が少女・女性の感覚だから僕には分かりにくい!」という感想でした. ・・・たしかにあなたには分からないでしょうよ・・・ と思いましたが.
いずれにしても私一押しの作家と作品です.

お次はヘミングウェイ 『老人と海』.“名作じゃん!” と思われるかもしれませんが,たしかに名作だけのことはあると感じました.なにせ小説はめったに読まないので...
とにかく心理・状況描写がスゴい.“これぞ小説” というのを見せつけられた気がします.

名作を続けます.J・ホーガン『星を継ぐもの』.玄人には当たり前ですが,SF超大作です.素人が読んでも傑作であることがわかります.クライマックスでは読みながら鳥肌が立ちました.
この作品をオマージュとして,アニメ『不思議の海のナディア』が作られています.

リラ・ダン『未来のイヴ』は,アニメ『Ghost in the shell 2 イノセンス』に影響を与えた作品.というか,私としてはイノセンスでこの小説を知って読んだ作品でもあります.主人公がガイノイド(人造人間)に恋をする作品なのですが,イノセンスの冒頭でも紹介される作中の台詞が印象的.
「我々の神々も我々の希望も,もはや科学的にしか考えられなくなってしまった以上,どうして我々の恋愛もまた同じく科学的に考えてはならぬのでしょうか」
結末はちょっと悲しい...

同じく『Ghost in the shell』の劇中に引用された作品として読んだ小説にJ・D・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』があります.この作品を一言で言えば “ティーンエイジャーの本音・内省を丁寧に描写した作品” です.
終始,主人公ホールデンの内省をつづっているのですが,その内容は大胆で突飛な中にも共感できる部分があり,とても不思議な感覚を持てる作品です.
『Ghost in the shell』でも “クレイジーな発想とそれを実行に移そうとする若者” を一つのテーマとして位置づけています.

Ghost in the shell』の世界観は,映画『マトリックス』に影響を与えていることが知られていますが,そもそもこの『Ghost in the shell』に影響を与えた小説がW・ギブスン『ニューロマンサー』です.インターネットも電脳社会という概念もなかった1984年に書かれた作品であるにも関わらず,驚きの未来予見.でも構成が複雑で,私には内容を飲み込めずに終わった観があります.もう一度読み返してみます.

アニメ『エヴァンゲリオン』を見たのをきっかけに読んだのがH・エリスン『世界の中心で愛を叫んだけもの』.『エヴァンゲリオン』は傑作アニメだと思っているので,機会があれば取り上げます.
内容は『エヴァンゲリオン』とは全く無関係な小説です.この小説は “超難解” であることで有名なのだそうで...短編小説集なのですが,特に面白かったのが 『少年と犬』.“愛って何か知ってる” というセリフがキーなのですが,ラストはちょっと感動もの.

最後はW・ゴールディング『蠅の王』.これはアニメで知った訳じゃなくて,社会学系の新書かなんかで紹介されていたものです.
『蠅の王』は,子どもだけで社会を構成するとカオス状態になることを表現しています.“無人島に子どもだけで漂流し,そこからいかにサバイバルするか” ,という状況で話が進んでいきますが,徐々に危険な匂いが漂います.
未熟な知恵しかない子どもに,社会を構成する力があるのか? ストーリーは,よくある 「弱者の代表である子ども達が力を合わせて困難に立ち向かう」というファンタジックなものではなく,リアルに,且つ,ご都合主義的な色を排して突き進みます.


というわけで,私が純粋に “小説” としての興味で買ったのは “綿矢りさ” , “ヘミングウェイ” といった作品くらいのものであることがわかります.それ以外は興味を持つにあたって映画やアニメ,その他のきっかけがあるものばかりです.

「たまには小説を読まないかん」と,いくつか名作文学作品を購入しているのですが(三島由紀夫やスティーブン・キングなど),なにぶん興が乗らないもので,放ったらかしにしたままで2年,3年と経ったものもあります.

これを機会に思い切って読んでみましょう.
感想をまたアップしますので,その時はまたおつき合いください.

2009年3月4日水曜日

右脳


中谷彰宏 著『超高速右脳読書法』
私がまともに読書を始めたきっかけになった本です.サブタイトルに, 〜人生を変える本にであう47の具体例〜 とありますが,まさに私の人生を変えた一冊と言えるでしょう.

これを読んでいなかったら私は一生,本を自分の意思で買うことはありませんでした.大学3年までは授業で指定された書籍や教科書以外は本にお金をかけていません.本は年に1冊読めばいい方でした.

なぜこの本を買おうと思ったのか覚えていませんが,気がついたら手にして本屋を出ていたのです.運命のようなものです.
とにかく読み始めたらのめり込みました.“まえがき” から “目次” まで,引き込まれるように読んだのを覚えています.
著者の “普通じゃない” ポジティブシンキングに圧倒されていたのでしょうか.本に対する気持ちが300°くらい変わりました.もう少しで一周です.

読みたい本は躊躇せず買うようになりましたし,読みたくない本にも手を出すようになりました.お金の無駄だという考えも小さくなったのです.

この本に出会って以来,それまでとは比べ物にならないほど本を読むようになりました.本屋に行けばとりあえず中谷彰宏氏の書籍を買うようになり,そんなこんなで本棚には氏の本が30冊くらいあります.


中谷氏の本のタイトルには “右脳” という言葉が使われているものがいくつかあります.この時期は “右脳” が一種のブームだったように思います.当時,「右脳でひらめき人間になる」 という趣旨のものを本屋でいくつか目にした記憶がありますし,今でもたまに見かけます.私も流行にのって(?),右脳本を数冊購入しました.
そこで今回は,上記の本以外で,今はすっかり下火になた “右脳” に関する書籍を取り上げてみます.

まず中谷氏のものとしては,『右脳でオンリーワンになる50の方法』 『3分で右脳が目覚めた。』があります.氏は右脳にハマっているらしく,ここではタイトルに “右脳” が入ったものを挙げていますが,右脳に触れているものはこれ以外にもわんさかあります.

他に “Mr.右脳” と言えば七田眞氏が有名で,『七田式超右脳英語勉強法』というのがあります.氏は他にも右脳に関する本を出していますが,かなり怪しい・いかがわしい本です.

先に紹介した中谷氏の本もそうでしたが,“右脳” を扱ったものには,斉藤英治 著『べんり速読術』など,速読や勉強法に関するものが多いのが特徴です.

右脳本は大きく分けて2種類あります.“右脳” が持つ能力で「直感的に読む・記憶する」 という方法論を説いたものと,そのような “右脳” の「直感的な能力」 を強調した生き方・人生観を取り扱ったものとの分かれます.
今回取り上げたものとしては,七田氏などは右脳の能力を利用した勉強方法を論じているのに対し,中谷氏は直感的人生を啓蒙している方に入ります.


しかし,そのような右脳本も最近はめっきりです.
実際のところ,右脳の能力というのは,はっきり言って似非科学なのです.
右脳・左脳に関しては,脳をまじめに捕らえた本では触れられていません.

時実利彦 著『脳を考える』や,クリス・マクナマス 著『非対称の起源』では,右脳は左半身,左脳は右半身をそれぞれ優位に支配していることと,一方の脳に障害があると身体にもそれが現れることには触れていますが,それと直感やひらめきといったことにまでは触れていません.

また,デイヴィット・ウォルマン 著『「左利き」は天才?』では,特に利き手と脳の関連について取り上げています.
氏は,右脳が左半身の運動を司っていることを前提にして 「左利きは右脳をよく使うということになる,ということは右脳をよく使う左利きは天才か?」 という視点で,膨大な量の研究データを丁寧にまとめています.ところが,「左利きに天才が多い」というデータは信憑性のあるものではなく迷信じみており,まだ立証できるような傾向ではないのだと結論づけています.

さらに,池谷裕二 著『進化しすぎた脳』では,他の書籍よりも脳に関して非常に深く考察していますが,右脳・左脳の特徴にはほとんど触れず,「右脳・左脳で役割が違う」 ということ自体がまだ未解明であることが察せられます.


世間では “右脳” と言えば「ひらめき(直感的)」 がキーワードです. 佐藤方彦 編『人間を科学する事典』では,この 「ひらめき(直感的)」 という能力は,言語中枢である “左脳” の関与が重要であるとし,“右脳” の能力というよりも,脳全体で “並列分散処理” できる・できた時の感覚であるとしています.
コンピューターで言えば,「メモリが多い」 であったり,Intel  CPUで言うところのCore Solo よりも Core Duo.Core DuoよりもCore Quad の方が並列分散処理できるという例えになります.

そんなこんなで,「結局よくわかっていない」 ということ.
右脳・左脳ということに捕われず,“まじめに生きていこう” ということになります.
これぞまさに “Deus ex Machina な日々” ですね.
       

2009年3月2日月曜日

う〜ん,これは酷い


前回はオススメ本を紹介しました.

今日,あれを読んでくれた人の一人が「あの中からどれか買ってみます」と言ってくれました.


そこで今回は逆をやります.


私の主観と偏見に満ちた,“オススメできない本” を紹介したいと思います.



まずは以前紹介したこともあるロンダ・バーン 著『ザ・シークレット』.引き寄せとかスピリチュアルとか,そっち系です.書いてあること何もかもがつっこみどころ満載.ある意味楽しく読みました.巷じゃ馬鹿売れしているようなので,そろそろ世も末です.


あと,ドロシー・リーズ 著『その気にさせる質問力トレーニング』.「コミニュケーションは質問力から.こういう質問ができたら貴方はハッピー」,とでも言いたいのでしょうが,やりたいけどできないからこそ悩んでるのであって,それができるなら最初からそうしてる,と思います.ためにはならない本でした.


三砂ちずる 著『オニババ化する女たち』.“近所のチョッと変わったおばさんの小言集” です.「子宮を空き家にしてはいけない」とか「子育てにエロスが足りない」とか...,読後の虚無感を覚悟で笑いたいなら価値のある本です.


正高信男 著『ケータイを持ったサル』.“近所のチョッと意地悪なオッさんの小言集” です.「最近の若者は...」という,ショーモないことを新書にして出したのです.いろいろ言いたいことはあるのでしょうが,だったらドーシタイの?という気分にさせてくれます.


古郡廷治 著『文章添削トレーニング』は,私が学生の頃にティーチングアシスタント(TA)として作文技法の授業に参加していた時に買ったもの.この本,何が言いたいのかわからず結局ほったらかしました.文章能力をつけたいのなら別の本がいいでしょう.


ならばとバーバラ・ミント 著『考える技術・書く技術』.新書じゃなくハードカバーなのでお値段がはることと,書いていることは間違ってないと思うんですが,やたら難しく書いている気がすることが減点.文章読本なのですから,分かり易い文章でお願いします.訳本だからしょうがないのかもしれないですが,これ買うくらいなら別のものを買いましょう.


ボビー・ヘンダーソン 著『反・進化論講座』はAmazonのレビューが高かったので購入したのですが,イマイチでした.“科学とは何か” を面白おかしく学ぶ,というテーマで進むのですが,私にとっては面白くもおかしくもない内容でして,どうやら “笑いのツボ” がズレていたようです.ちゃんとした科学哲学を扱ったものを買った方がいいでしょう.


吉村作治 著『それでも君は大学へいくのか』.著者はあの有名なエジプト考古学研究家である吉村先生.「君たちは大学に何しにきたんだ!」 という氏の叫びが聞こえそうなほど,やる気のない学生たちへのメッセージが受け取れます.一読すれば,氏が言うことには納得.特に生徒・学生を相手にするようになった今ではなおさら.が,ただの愚痴と言やーただの愚痴.


岡部恒治 著『考える力をつける数学の本』.考える力も数学の力も身に付きませんでした.具体的に言えと言われても難しいのですが,とにかく読みにくい本.メッセージが弱いのでしょう.


林信吾 著『反戦軍事学』.「戦争に反対する者こそ軍事を知らなくてはならない」というテーマだそうですが,とにかく内容が薄い.Wikipediaで調べられそうなものがほとんどで,むしろWikipediaから引っぱってきたんじゃないかと思う内容.軍事オタクだけど自分が戦うのはまっぴらゴメン,という強烈な恥さらし.


齋藤勇 著『心理分析ができる本』.できない.


ポール・R・シーリィ 著『あなたもいままでの10倍速く本が読める』.読めない.

この手の本は他にもいろいろ買いましたが,一つとして役に立ったものはありませんでした.地道に勉強するのが得策ですよ.


地理と歴史プロジェクト21 編『眠れないほどおもしろい地理の本』.ぐっすり眠れるから結局全部読んでない.


山田眞 著『ディズニーランド流心理学「人とお金が集まるからくり」』.これトム・コネラン 著『ディズニー7つの法則』 のパクリじゃね?よくもまあヌケヌケと,と思えるほど瓜二つの内容です.


とりあえず今回はこんなところでしょうか.