2010年7月9日金曜日

ステレオタイプな日々


「ステレオタイプなスポーツ指導者」って言われたらどんな指導者をイメージするでしょうか?

先日,大学のスポーツ指導者を養成する学科の授業にゲストとして迎えられたのですが,そこで「ダメな指導者の例」としてこのような表現をする教員に出会いました.

「○○先生(私),このような指導者はどんな人ですか?」
とフラれたのですが,ステレオタイプな指導者ってどんな人なのかと考えてもいろいろあるな,と迷ってしまいます.
でも,きっとダメ指導者としてステレオタイプな指導者を挙げればいいんだろうと思い,
「熱意がある代わりに,子どもの体や気持ちのことを考えずに我武者らに指導するような人ですよね」
と返したら,
「そうです!ガミガミうるさい指導者ですね」
と,その教員.
なので,私はついでに,
「自分の考えだけに固執し,選手の全てを自分で管理しようとするのもよくあるパターンです.ダメなステレオタイプ指導者ですかね」
と言ったら,
「いやいや,それはステレオタイプってほどではないでしょう」
とおっしゃる教員.
何がひっかかったんだろう・・・,
と不思議に思っておりますと,その教員,学生達に向かって,
「大声張り上げるだけの指導者はダメだ!」
って言った後,
「分かるか?ステレオみたいに声がでかいからステレオタイプ指導者っていうんや!」

?!

チョwwwwwwwww!
そりゃステレオタイプな指導者じゃねー!
猛烈な勘違い.
ステレオデッキみたいな指導者だと思ってるらしい.
きっとこの指導者は右と左から違う音がでるんです.重厚感溢れる低音とクリアーな高音が楽しめます.最近はiPodにも対応してるんですかね?
とか皮肉を言ってやろうかと思いましたが....

学生達はウンウンうなずいてメモまでとってる!
この大学では「ステレオタイプな指導者」とは「ステレオみたいな指導者」ということになりました.

誰かこの間違いに気づいてる奴はおらんか?
しかし,完全にスルーしてしまっています.クスクス笑う学生もおらず,みんな真顔.
ダメだこいつら.早くなんとかしないと.

大見得切って解説してるんで,この間違いを正そうにも状況がそうさせてくれません.
結局,黙っときました.
“間違いを犯すことよりも,間違いを正さないことが悪である”
ということで私は悪人です.

この教員,以前から私に妙な質問をぶつけてくるんです.
スキャモンの発育発達曲線について(以前記事にしたことがある)や,ゼミの課題である漢字ドリルの読み方・書き方,および同じくゼミ課題の時事(派遣社員問題とかオバマ大統領のプラハ演説)の解説,そしてこれまたゼミのレポート課題である「選挙権18歳引き下げ」について.
「リンパがなんで200%になるんや!?」
「これなんて読むんや!?」
「派遣労働の何が問題なんや!?」
「なんで選挙権を18歳にせなあかんのや!?」

大学の先生なんだから少しは勉強してくださいよ.

困ったことに,この教員,授業としては学生から人気があったりするんです.勢いでなんとかしようとするタイプの教育者です.側近には嫌がられてますけど.
まさしくご自身が「ステレオタイプ(ステレオみたいな)指導者」です.

間違ってるとか正しいとか関係なく,勢いでやろうとするから困るんです.
「結果オーライ」とか言ってますけど,ぜんぜんAll rightじゃないから大変です.
いろいろ問題を残してる割に放ったらかし.
大学教育じゃありません.

てか,こういうのが大学の先生なのかもしれません.
ステレオタイプな大学教員ですね.

こんな教員が大学生を育てているんだから,そりゃ若者も政治離れします.
ダイエットに納豆が効く,バナナが効くと聞けばスーパーから品が無くなり,沖縄に軍事基地なんかいらない,と狂ったこと言い出します.
現在の日本国民の幼稚性は,大学教育の幼稚さが原因なのではないかと考えさせられました.