2016年4月28日木曜日

井戸端スポーツ会議 part 28「東京五輪のエンブレム」

一足遅い気もしますが,先日決定した東京五輪の「エンブレム」について触れておきます.
ニュースはこちら↓
<東京五輪エンブレム>作品A「組市松紋」に…作者は野老氏(Yahooニュース)
そのデザインについては,
江戸時代に「市松模様」として広まったチェッカーデザインを日本の伝統色である藍色で描いた。形の異なる3種類の四角形を45個組み合わせて違いを示し、国や文化・思想を超えてつながり合う多様性も表現した。
とのことです.

そして,Yahoo!ではエンブレムについてのアンケート調査もやっていて,そこでは,
6対4の割合で「納得できない」が多いようです.

一波乱あったエンブレム問題ですから,どのようなものが出てきてもイチャモンがつくものと思われます.

厳しすぎるレポート課題で学生からの不満が湧き上がったった後,それじゃ訂正しようと言うことで普通のレポート課題のレベルにしても,やっぱり不満をたらたら言う奴はいるものです.それと一緒かと思います.

特段の問題がなければ,エンブレムなんてなんでもいいのです.

エンブレム問題について取り上げた以前の記事で私はこんなことを書いています.
これまでに “華やかで映えるデザインの五輪エンブレム” なるものがあるんだろうか? というところですが.
そういう「まとめサイト」があったのでご覧になってみてください.
歴代オリンピックのロゴデザインまとめまぁ・・,どれも特別なにかを感じるものはありませんね.ロゴなんてそんなものでしょうし,そんなもので良かったりするんだとも思います.


実際,過去のエンブレムを見てみても,そんなに凄いものはありません.
前回の東京大会のエンブレムが「日の丸」だったわけですから,
「右傾化」が喧しい昨今の日本・東京には「菊の御紋」が相応しいのではないか,
むしろ逆に,東京都のマーク(イチョウ)をシンプルにのせるとシュールじゃないか,
というネタを用意していたのですが,どうやら今回のエンブレムで落ち着くのではないかと思います.

エンブレムは,何かと使いやすいデザインがいいと思います.
例えば,ジャージやスポーツ用具,メダル,記念品などにエンブレムを印字・刻印することになるかと思いますが,そこに映えるデザインであれば「使いやすい」と言えるでしょう.
今回選ばれたデザインなら,仮に白黒(単色)印刷や彫刻(エンボス加工)をしても「東京五輪2020」であることが解しやすいはずです.

それに,このエンブレムならテレビやビデオ作品などで「動かす」ことができます.
エンブレムの輪を回すことはもちろん,市松文様のパーツ一つ一つをくるくる回してみたり,五輪用の中央の白円を上に引き上げつつ文様を変形させてパラリンピック用のデザインに変える,といったアニメーションを作ることが容易です.

そういう意味でも,かなり優れたエンブレムデザインだと私は思います.
エンブレムよりも面倒なことが多いTOKYO2020ですが,まずは懸念されていたことの一つが片付いて良かったですね.