2015年8月23日日曜日

こんな大学の教員は危ない part 2

part 1に続き,part 2です.

タイトルですが,「こういう大学に所属している教員は・・」という意味ではありません.
「大学教員」そのものを指しています.
なので,『こんな大学教員は危ない』というのにしとけば良かったと思っています.
が,今さら変えるのも何なんで,そのままにしておきます.

では早速.

(1)タコ焼きやクレープを焼くのが好き
家で焼くだけなら料理好きな教員ということで済まされるのですが,危ない教員は自分の研究室や大学の調理室を借りてゼミ中によく焼きます.
まぁ,ようするにゼミ活動の少なくない時間が,タコ焼きやクレープを食べる「懇親会」になっているのです.
「そんなバカな.ゼミでタコ焼きとかクレープを焼くなんて・・」と思われる人もいるかもしれませんが,これは結構な確率でお目にすることができる大学名物です.

もちろん,年に1,2回なら在り得ない話ではありません.節目節目にゼミでパーティーを催すのはよく耳にします.
もしくは,ゼミの活動以外で.例えば,調査活動や実験が一段落したからってんで「今日はパーッとやるか!」ってことで企画されることもあるでしょう.

ですが,危ない教員はなんの脈略もなく通常営業中にタコ焼きやクレープを焼こうとします.

理由は,学生の機嫌をとりたいからです.
学生の機嫌を損ねたくないだけなら「自信の無い教員」で済まされるのですが,危ない教員は「学生から好かれることが大事」と思っているから危ないのです.

厄介なのは,そういうゼミでは少なくない学生が「◯◯先生のゼミはパーティーが多くて楽しかった」という感想を持って卒業していくことがままあることです.

でも誤解してほしくないのは,ゼミ・パーティーがたくさんあったとしても,ちゃんと学術活動をやっている教員はいます.ですがこれは,ゼミ活動そのものをタコ焼きクレープに充てていたのではなくて,あくまで息抜きとしてのタコ焼きクレープです.
むしろ,息抜きをたくさんしたくなるほどハードな活動であったり,院生や研究生とのつながりが濃ゆいゼミだったりします.

ここで問題視しているのはあくまで,通常営業中のことです.


(2)「納得できる授業」をやろうとする
ちょっと話が難しいかもしれませんが,「納得できる授業」を受けるのは危ないです.
詳細は本文末の関連記事を御覧ください.

大学の授業は納得するためのものではありません.物事を正しく捉えるための考え方を身につけるためにあります.納得できたかどうかと,物事の正否は別です.

その授業を受けて「その事」について納得してしまうということは,それによって「その事」について考えることをやめることを意味します.
なのに学生から好かれたいという一心で「納得できる授業」という不思議なものを目指す教員がいます.そんな教員はダークサイドに堕ちた危ない教員と言えます.

彼らはパワーポイントや配布資料の「デザイン」に凝っていたりします.
解像度の高いインパクトある写真や,奇抜なコピーライトを好んで使用しますので,比較的容易に見つけ出すことができます.


(3)コストパフォーマンスを重視する
そんな概念を持ちだしてきて教育をやられたらたまったものではありません.


(4)「これからの大学は」という話が好き
これからの大学はグローバル,これからの大学は企業の要望とのマッチング,これからの大学は新しい顧客を創造する,などとテーマを用意して好き放題に話したがります.

とてもじゃないですが,一個人が「これからの大学」について論じられるとは考えられません.が,それをやろうとする身の程知らずな教員がいます.
案の定,「これからの大学は・・」というその実,自分が定年を迎えるまでの限られた時間内において,自分にとって都合のいい状況を作り出そうという魂胆からの発言でしかなかったりします.

もしかすると企業や役所などでもそうなのかもしれませんが,こういう手合には意外と御高齢な方々が多いもので.
定年の見えてきた自分たちが,この組織に対し何かをやったという満足感を得るために発言したり取り組んでいるように思えてなりません.迷惑な話です.


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