2011年8月23日火曜日

被災地に行ってきました


大学が企画した学生ボランティア派遣の引率として,東日本大震災の被災地に行ってきました.
あくまで学生がボランティアをする企画の引率ですので,私自身が率先して活動するというものではありません.
学生が安全に活動できるよう見守ることが中心です.

学生は5日間のボランティア活動.
活動は被災地の子どもたちや高齢者のレクリエーション援助が中心です.
慣れない土地で不安も多いなか,しかも被災の現状を間近に見たり被災者とのコミニュケーションをとったりしていると,感極まって突然泣き出したりコンディションを崩す学生もいたりで.

私も学生と一緒に地域の体育館やら公民館やらで寝袋をつかって宿泊.
久しぶりの寝袋に,学生時代の自転車旅行や院生時代の研究室の床を思い出しました.


このボランティアを企画・運営しているのは被災地にある大学の学生達でして,全国から集まる学生をスムーズに活動できるよう取り仕切っています.
できるだけ学生達自身でボランティア内容を考えて行動するのがポリシーのようで,効率的な活動ではないにせよ,それもまた良しと思います.

実際,うちの学生達も得るものがあったようで,
「TVがよく取り上げていた問題と違うことが多い」とか
「被災者を特別扱いせず,普通に接することが大事」
なんてことをボランティア後の感想として挙げていました.

フジテレビを中心とした偏向報道へのデモが先日21日に行なわれたことを思うと,なんとタイムリーなことでしょう.
でもきっとこの学生たちもフジテレビ前デモがあったことは知らないんでしょうね.

たった5日間でも,被災地・者のボランティアへのニーズは変わります.場所によっても区々です.
これはもちろん復興支援全体に言えることです.

学生が目の当たりにした被災地ならではの問題を例としてあげると,
「沿岸部で津波に襲われて家を無くした人よりも,高台で津波の被害を免れた人の方がしんどい」
というもの.
そっちのほうの支援が後手後手になっているからです.
あとは就職のこととか義援金についてです.

被災者の人と直に接することで,いろいろ見えてきたものがあるようです.
学生のみなさん,TVのニュースばかりでなく,ネットを駆使して情報を集めるすべを持つことも重要なんですよ.