2016年7月2日土曜日

満員電車とノイズキャンセリングヘッドホン(イヤホン)

私,本務校には徒歩か自転車でのんびり通っているのですが,非常勤講師先の大学には電車で通っています.
1限目の授業を担当しているところが都心でして,東京名物・通勤ラッシュと重なります.
土佐国の山奥で生まれ育った私は,この地獄のような通勤ラッシュに耐えられず,今では早朝通勤に変えました.そんな話を以前したこともあります.
満員電車と宣教:苦行の日々なのか?

早朝通勤に変えたとはいえ,電車は混んでいないわけではありません.立ち乗りになることもしばしば.
非常勤先の大学の近くにある喫茶店が開店するのが7時30分からなので,それに合わせて行くことになるからです.目下,7時開店の静かで朝食の美味しいお店がないか探索中.

そのようなわけですから,ぎゅうぎゅう詰めの電車は避けているものの,ストレスフルな電車通勤をしばらく続けていました.
ですが,どうしてもこの電車通勤のストレスを軽減したいと思い,いろいろ考えた末に先月から「ノイズキャンセリング機能」がついたイヤホンを導入しています.

Bose ノイズキャンセリングイヤホン QuietComfort 20


イヤホンとしては結構高く感じますが,ノイズキャンセリングヘッドホンと言われるものの効果を知っていましたので,この際,思い切って購入したんです.

私の恩師がヘッドホンタイプのBose QuietComfortを使っていました.
こういうやつです↓


試しに使わせてもらったことがあるのですが,見事に騒音が軽減されることに感動.
いつか買いたいなぁ,と思っていたところでした.

イヤホンですから,どこまでノイズキャンセリング機能が働くのか不安でしたが,まったく問題ありませんでした.
むしろ,ヘッドホンタイプでは通勤には使いにくいのでイヤホンで正解です.
(私は人前・街中でヘッドホンをかけることに抵抗があります)

実は以前(10年くらい前),ソニー製のノイズキャンセリングイヤホンを使っていたことがあります.
当時のノイズキャンセリング機能付きイヤホンは性能があまり高くなく,やっぱりBoseのヘッドホンタイプとは比べものにならないのだな,とガッカリしたものです.
ですが,今回購入したBose製のものはそれとは性能が段違い.しっかりノイズキャンセリングしてくれます.

イヤホンとしての取り扱いやすさも抜群で,私のように雑に扱う人でもコードがからまりにくいのが嬉しいポイント.
作りもしっかりしているので,耳栓部分がポロッと取れたりすることもないし,付け心地も快適.
音の良さは言わずもがな.

昔,iTunesで「ニューヨーク・ジャズ・トリオ」の曲をダウンロードしたことがありました.
『ニューヨーク・ジャズ・トリオ』(iTunesのサイト)
だいたいこれを聞いて通勤しています.

お気に入りは『煙が目にしみる』.最寄り駅から電車が動き始めたらこの曲がかかるのがルーティーンです.
不思議なものです.それまでは騒々しく荒れ果てた空間だった満員電車の時間が,ノイズキャンセリングされ,ジャズがかかるだけで全く違った景色になります.

よく,ノイズキャンセリングヘッドホンのことを「期待はずれだった」という人がいます.
たしかに,外界の音を完全にシャットアウトするわけではありません.
周りの話し声は聞こえますし,それほど大きくない音であっても耳に入ってきます.
ですが,総じて不快な音は軽減してくれますので,没入感を得ることができます.
例えばクラシック音楽などを聞いても,奏者が楽器を床に置く音や椅子の座り直しの音などを判別できるようになります.
ノイズキャンセリング機能のついていないイヤホンだと,どうしても音量を上げて対処しなければいけないのですが,それをせずに済むので耳に負担がかかりません.

あと,結構大きい利益として「車内アナウンスがよく聞こえる」というもの.騒々しい車内の割れた音声では何を言っているのか分からないのですが,ノイズキャンセリングイヤホンを使うときれいに聞こえます.
音楽をかけなくても,ノイズキャンセリング機能だけつけてることもしばしば.

この荒廃した東京を生き抜く上で,私には無くてはならないツールの一つになっています.