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新型車両

JR東日本は3日、平成23年春から東北新幹線にデビューし、青森と首都圏を結ぶ新型新幹線「E5系」(10両編成)の車両デザインを公開した。上部が鮮やかな緑、下部が白を配して中央にピンクの細帯が入る。未来を感じさせる先進的イメージとスピード感を表現したという。
今年夏から耐久試験走行を実施。23年春から3編成を営業運転に投入し、最終的に計59編成を製造する予定。飛行機のファーストクラスに対抗した超豪華なスーパーグリーン車(仮称)を導入する。
デビュー後は時速300キロから段階的に運行速度を上げていき、25年春にはフランス国鉄のTGVと並ぶ320キロで走行し、新青森と東京を約3時間5分で結ぶ計画だ。東北新幹線は22年12月に新青森駅まで延伸する予定。
清野智社長は「当社で時速300キロを超す車両は初めて。かわいがっていただきたい」と述べた。2009年2月3日 産経新聞

新幹線には昔からお世話になっていますので,少し目にとまったニュースです.

さらに鼻が高くなったご様子.
前から思っているのですが,本当にこんなフォルムである必要があるのでしょうか?ルックスばかり重視したフォルムじゃないかと疑いたくなります.

とは言え,日本の技術力を示す一つの例です.320km/hで運営する予定だそうで,運営速度の底上げを狙えるスーパーエキスプレス.素直に喜びましょう.

この調子で東海道,山陽新幹線にもさらなる新幹線を.と思っていましたが,そう言えばこの地域は 「リニアモーター」 という計画がありました.昨年末に国交省がJRに対しリニア建設着工へ向けた調査を指示したそうです.平成37年開業を目指しているそうですので,生きているうちに十分その姿を拝めそうです.病気,事故,自殺,殺人事件等に巻き込まれないように注意して生きて行きたいと思います.

リニアになったら 「ギィーーーン!!」 というあの轟音も無くなるのでしょうか.だとすればそれは実にスマートな列車ですね.都市部にも気兼ねなく通せます.
このリニアのルートについては,
(1) 長野県内の茅野から伊那を通る南アルプスの迂回ルート
(2) さらに北西を回り茅野から岐阜県中津川に抜けるルート
(3) 南アルプス直下を貫通する直線ルート
の3つが検討されているようです.
JRとしては最短ルートとなる (3) を想定しているそうですが,長野県が反発しており,調整・交渉次第なのだそうです.

東京・品川→名古屋→大阪→岡山→広島→福岡という感じでしょうか?途中の地域は新幹線「のぞみ」「ひかり」で,という位置づけになるのでしょう.
一つの懸念は,幹線工事に長野県が反発していることに配慮して,田んぼのド真ん中にリニアが停まるという超ウルトラC.ありえないと言い切れないから怖い.余計な駅で時間を食うことにならなきゃいいのですが.
そこは国鉄から民営化されたJRの腕の見せ所.

郵便屋さんも民営化されましたよね.ひと時一大問題になっていましたが,なんだかんだで問題なく動いているようですし.ニュースでも大騒ぎしていたわりには何も報道しなくなりましたね.
次の機会に 「いまさら郵政民営化を問う」 と題してその後の動向を考察してみますか.

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