2009年2月15日日曜日

暖かくなってきました

地球温暖化が嘘のように寒さ厳しい日が続いていましたが,ようやく春の気配が近づいてきました.

この2日ほど眼が痒く,花粉症の恐怖も近づいています.
これ花粉なんだろうか.やだなぁ~.


さて,昨日今日と堺屋太一 著『日本とは何か』 を読んでみました.20年近く前の1991年に出版されたものですが,内容はとても新鮮です.

特に目を引いたのが,『日本は「顔」のない国である』 というところ.
例えば,「アメリカと言えば」とか「フランスと言えば」 と問われて,皆さんはなんと答えるか?

アメリカなら今ならさしずめ「オバマ大統領」とか,フランスなら「ナポレオン」 とか答えるでしょう.
それを外国人に問うてみると,「日本と言えば」 と聞いても人物を挙げてくれないのだそうです.
多いのは 「トヨタ」 「ホンダ」 「パナソニック」 「ソニー」 「寿司」「天ぷら」など.企業名や料理は簡単に並ぶのですが,人の名前が出てこない.

これを著者は日本人というものが,個人を隠し,企業や組織などの内部・内輪での評価を気にすることが多いからだとしています.
学会や文壇など,その分野の中では重鎮として知られても,その他世間ではてんで知られていない.というケースが多いのも特徴.“その道ではけっこう有名です” というやつ.
外部評価よりも,内部評価を気にし,外部評価は所属する組織,団体として受ける.

このような特徴が現れたのが,“日本と言えば” と問われた際に個人名が出てこないという現象なのだとしています.

これ以外にも宗教観や軍事意識についてなど,なるほど,と納得できることが満載.

実は4年ほど前に古本屋で買っていたのですが,ずっと本棚にしまってあったものです.
引っ張り出してきたら意外と面白かったので,いい発見ができました.

読まずにほったらかしてる本は他にもあるので,気が向いたら開いてみようかと思います.

そういえば後輩の学生に 「面白いからぜひ」 と貸してもらっているのもあります.そろそろ返さないといけないので,それも読まないといけません.