2016年8月3日水曜日

井戸端スポーツ会議 part 34「甲子園の女マネの件」

私にとっての青春でもあります高校野球について,こんなニュースがありました.
大分の女子マネが甲子園のグラウンドに 大会関係者慌てて制止(ヤフー・ニュース2016.8.2)
第98回全国高校野球選手権大会の甲子園練習が2日、甲子園球場で行われ、大分の女子マネジャーがユニホームを着てグラウンドに立ち、大会関係者から制止される一幕があった。大会規定では危険防止のため、グラウンドに立つのは男子のみと明記されている。甲子園練習も準じる形になるが、手引きには男女の明記がなく、ジャージーでの参加は禁止、ユニホーム着用とだけ書かれていた。
こんなアンケートまでやってる↓
甲子園練習で女子マネージャーの練習補助を制止、どう思う?(ヤフー意識調査)

世論としては,圧倒的な差をつけて「規定を変更し、女子マネージャーの練習補助を認めるべき」というのが大勢のようです.


どうでもいいですよ,こんなの.
むしろ,ずっと問題無かったのだから今までどおりでいいです.
この高校は,女マネが補助に入らなければ練習がままらない事態にでもなっていたのでしょうか?
そうでなければ今までどおりの規定で問題ないということです.
いちいち気にしすぎ.

それにね,実際ああいう慣れない試合会場での練習って危ないんです.
まして,気分が高揚してしまう甲子園球場でしょ.注意散漫になりやすいし,特に外野からのバックホームとか,グラウンドの隅っこでの簡単なティーバッティングの「流れ弾(球)」が飛んできて,顔面にぶつけて出血,なんてことがある.
硬式球ですから,当たりどころが悪いとケガも大きいんですよ.
男子なら「おまえマヌケだなぁ(笑)」で済まされますが,女子だと大事になるでしょ?

私も野球のポジションは1〜9まで一通りやってきましたが,特に外野だと試合会場では普段以上に思い切って遠投したくなるものです.気分盛り上げるために.
周りも周りで,浮足立っているからボールの往来を確認しきれないところがあって.気づいたら鼻血ブーな状況に遭遇します.
まぁ,野球経験者なら分かってくれるんじゃないかと思います.
「そういう調査データがあるのか?」って言われたら言い返せないんですけど,経験的によくあるんです.

そんなわけで,「麗しき乙女の顔を傷つけたくない」「何かあったらそれはそれでクレームが来るし」っていう配慮から禁止にしてるんじゃないですか.
何事も理由があって存在するものです.
「危険かどうかは男女で関係ない」「防具つければOKだろ」っていう話もあるようですが,そこまでして女マネをグラウンドに立たせようとするモチベーションはどこからくるのか.私はそこが不思議でなりません.
それに,繰り返しますが,このルールのせいで公平性や運営に支障が出ていたわけじゃない.

むしろ,こういう「女子高生」をグラウンドに立たせて,それを一つの甲子園の華のように扱おうとするメディアのゴキブリ根性が透けて見えるので,単純に気に食わない.

甲子園関係者の皆様,こうした世論に反論する必要はありません.
全力で無視してください.私は支持する.

ただでさえ高校野球の女マネに対する内外野(守備位置のことではないよ)からの「視線」は複雑なものがあります.
潔癖なまでの友情と性愛的象徴のバランスを必死にとろうとする《場》.これはこれで興味深い日本スポーツの事象です.

「そっとしておいた方が良いもの」というのはある.
高校野球の女マネも,そんな存在の一つだと思うのです.