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こんなパンフレットの大学は危ない
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これまでにも,
■こんなホームページの大学は危ない
■こんな挙動の教員がいる大学は危ない
といった記事を書いておりまして,結構な閲覧数を稼いでもおりますし,また,その内容が皆様の参考になっているようでしたら幸いです.
さて今回は,以前ご紹介した『こんなホームページの・・』の続編として,「パンフレット」を取り上げることにしました.
とは言え,ホームページとパンフレットは掲載内容が似通っているということもありますので,タイトルとしては「続・こんなホームページの・・」と捉えてもらってもよいかと思われます.



この手の記事では繰り返しておりますが,「こんな◯◯の大学だから,そこにいる人たちが一致団結して悪人」というわけではないことを申し添えておきたいと思います.
こんなホームページやパンフレットになってしまうのは,
学生募集のためにその大学の教職員さんが粉骨砕身,努力を積み重ねた結果
だからなのでございます.
だからこそシュールに映るのですけどね.
ちょうど,美人とはとても言えない人がお見合い写真や釣書に全力を尽くしてしまい,かえってそれがなんとも “痛い” という状態とよく似ています.
「アピールすべきはそこじゃないだろ」というツッコミを入れたくなるのと同時に,そもそも “そのアピールすべきところ” が,大学としての存在意義を問われるポイントであるにもかかわらず,そここそアピール不可能な大学である,という痛ましい状況を類推することができてしまうことを物語っているとも言えるからです.
あと,以下を読んでもらう上で注意事項をいくつか.
某掲示板において「こんなホームページの・・」の記事が紹介された際に,そこでのコメントにあったのですが,
「どんな大学も,このうちのどれかには当てはまるだろ」
というもの.
ちゃんと記事の全文を読めよと思いましたが,改めて申しておきますと,
以下の項目に当てはまる数が多いほど「危ない大学」ということです.
どれか1つが当てはまれば陽性ということではありません.
■こんなホームページの大学は危ない
■こんな挙動の教員がいる大学は危ない
といった記事を書いておりまして,結構な閲覧数を稼いでもおりますし,また,その内容が皆様の参考になっているようでしたら幸いです.
さて今回は,以前ご紹介した『こんなホームページの・・』の続編として,「パンフレット」を取り上げることにしました.
とは言え,ホームページとパンフレットは掲載内容が似通っているということもありますので,タイトルとしては「続・こんなホームページの・・」と捉えてもらってもよいかと思われます.


この手の記事では繰り返しておりますが,「こんな◯◯の大学だから,そこにいる人たちが一致団結して悪人」というわけではないことを申し添えておきたいと思います.
こんなホームページやパンフレットになってしまうのは,
学生募集のためにその大学の教職員さんが粉骨砕身,努力を積み重ねた結果
だからなのでございます.
だからこそシュールに映るのですけどね.
ちょうど,美人とはとても言えない人がお見合い写真や釣書に全力を尽くしてしまい,かえってそれがなんとも “痛い” という状態とよく似ています.
「アピールすべきはそこじゃないだろ」というツッコミを入れたくなるのと同時に,そもそも “そのアピールすべきところ” が,大学としての存在意義を問われるポイントであるにもかかわらず,そここそアピール不可能な大学である,という痛ましい状況を類推することができてしまうことを物語っているとも言えるからです.
あと,以下を読んでもらう上で注意事項をいくつか.
某掲示板において「こんなホームページの・・」の記事が紹介された際に,そこでのコメントにあったのですが,
「どんな大学も,このうちのどれかには当てはまるだろ」
というもの.
ちゃんと記事の全文を読めよと思いましたが,改めて申しておきますと,
以下の項目に当てはまる数が多いほど「危ない大学」ということです.
どれか1つが当てはまれば陽性ということではありません.
あと,★の数は影響力の強さを示しています.
★の数が多い項目であれば,少数であっても “危ない” 確率は高くなります.
※なお,「危ない大学」というのはどんな大学なのか?については,
■反・大学改革論のシリーズ
をご確認ください.
前置きはこれくらいにしておいて,では早速.
「俺,学科長をやらされるかもしれない」という知り合いの先生がおりまして.
その方,30代半ばの准教授にして学科長をやることになるかもしれないわけですね.
これの何が問題なのか?ですが,通常,大学ではそんなに若い人が学科長をやることはありません.
ところが,その人(危ない大学を渡り歩いている)とも話しているのですが,危ない大学というのは高い確率で若い教員でも学科長を任せたりします.
さすがに学部長や副学長なんかになると,「学部」とか全学という大きな枠の中で検討されるので人材として間に合うのですが,学科長というのは限られた「学科」という中での採用になるわけで,その大学(学科)の教員の層の薄さが見て取れるわけです.
しかも(というか以下のことが最重要なのだが),学科長選定というのはその大学や学部学科の政治的な背景が反映されやすく,そんなとこに「30代の教員」とか「准教授や講師」といった教授ではない教員が務めるということは,きな臭い何かがあるとみてとるのが業界の常識でして.
パンフレットやホームページで確認できないようであれば,オープンキャンパスで確認してみましょう.
それでも,本人たちはこうした事態を「普通じゃない」ということは認識できているので,なんかの際にはきっと「若々しい風を吹き込むことで,学生の学びに貢献(とか,その他いろいろ)」などと“言い訳” するかと思いますが,その時点でイレギュラーな事態であることをゲロってるとも言えます.
非常にポピュラーですし,これこそ最近の大学はどこもやってるというところですし.
場合によっては真面目に本気で売りにしたい大学もあったりするので,他の項目との抱合せでみるべき項目でしょうか.
ただ,そんなに強くも認知度もないのに大学のスポーツ・体育会系のクラブを売りにするところというのは危ないとみて間違いありません.
見るべきポイントとしては,例えば危なくない大学というのは課外活動は課外活動として “ついで” に紹介する程度の扱いになっているのに対し,危ない大学ではメインディッシュのように紹介している点にあります.
もっと言えば,戦績が優れているとか,どんな特徴的な活動をしているか?ではなく,楽しいキャンパスライフでしょ?という点を強調していると感じ取ったら怪しいと見ていいでしょう.
さらには,パンフレットに戦績とか選手の出身高校はどこそこだとか,まるでプロ野球の選手名鑑のようなページを用意している大学もあったりします.
そんなわけで,これは以下のこととも重複します.
これもよくあるものの1つですが...
なぜ出身高校を載せるのかというと,高校訪問(いわゆる学生募集の営業活動)の際に,
「うちには御校の卒業生の学生がおりますねぇ.いやぁ,御校の「だれそれ」は元気にやっておりますよ.えーと,ほら,例えばこのパンフレットにも掲載されておりまして...」
などと話のネタをつくるのにピッタリなのです.
実際,私も営業活動をしていた時にやったことがあります.
あれって便利なんですよ.
「あぁ!この子知ってますよ.元気ですか?」
と,高校の先生の食いつきもいいし.
ちなみに,パンフレットに使う写真の学生を選定する際,この「出身高校」というのは重要な判断材料になりますので,上記のような視点で学科会議や広報委員会会議では話し合われます.
「学業成績が良い」というのもあるのですが,それ以上に,なるべく学生募集で訪問することの多い高校の出身学生と,毎年受験生が多い高校の出身学生,および,最も偏差値の高い高校の出身学生が選ばれることが多いですね.
どの大学のパンフレットにも必ずと言っていいほどある「学生の一日のスケジュール」.
これを全力でアピールしているほど危ない大学です.
★の数が多い項目であれば,少数であっても “危ない” 確率は高くなります.
※なお,「危ない大学」というのはどんな大学なのか?については,
■反・大学改革論のシリーズ
をご確認ください.
前置きはこれくらいにしておいて,では早速.
(1)学科長が若い★★★
(2)学科長が准教授や講師★★★
「俺,学科長をやらされるかもしれない」という知り合いの先生がおりまして.
その方,30代半ばの准教授にして学科長をやることになるかもしれないわけですね.
これの何が問題なのか?ですが,通常,大学ではそんなに若い人が学科長をやることはありません.
ところが,その人(危ない大学を渡り歩いている)とも話しているのですが,危ない大学というのは高い確率で若い教員でも学科長を任せたりします.
さすがに学部長や副学長なんかになると,「学部」とか全学という大きな枠の中で検討されるので人材として間に合うのですが,学科長というのは限られた「学科」という中での採用になるわけで,その大学(学科)の教員の層の薄さが見て取れるわけです.
しかも(というか以下のことが最重要なのだが),学科長選定というのはその大学や学部学科の政治的な背景が反映されやすく,そんなとこに「30代の教員」とか「准教授や講師」といった教授ではない教員が務めるということは,きな臭い何かがあるとみてとるのが業界の常識でして.
パンフレットやホームページで確認できないようであれば,オープンキャンパスで確認してみましょう.
それでも,本人たちはこうした事態を「普通じゃない」ということは認識できているので,なんかの際にはきっと「若々しい風を吹き込むことで,学生の学びに貢献(とか,その他いろいろ)」などと“言い訳” するかと思いますが,その時点でイレギュラーな事態であることをゲロってるとも言えます.
(3)スポーツを売りにする★
非常にポピュラーですし,これこそ最近の大学はどこもやってるというところですし.
場合によっては真面目に本気で売りにしたい大学もあったりするので,他の項目との抱合せでみるべき項目でしょうか.
ただ,そんなに強くも認知度もないのに大学のスポーツ・体育会系のクラブを売りにするところというのは危ないとみて間違いありません.
見るべきポイントとしては,例えば危なくない大学というのは課外活動は課外活動として “ついで” に紹介する程度の扱いになっているのに対し,危ない大学ではメインディッシュのように紹介している点にあります.
もっと言えば,戦績が優れているとか,どんな特徴的な活動をしているか?ではなく,楽しいキャンパスライフでしょ?という点を強調していると感じ取ったら怪しいと見ていいでしょう.
さらには,パンフレットに戦績とか選手の出身高校はどこそこだとか,まるでプロ野球の選手名鑑のようなページを用意している大学もあったりします.
そんなわけで,これは以下のこととも重複します.
(4)写真として使った学生について,その出身高校も記載している★
これもよくあるものの1つですが...
なぜ出身高校を載せるのかというと,高校訪問(いわゆる学生募集の営業活動)の際に,
「うちには御校の卒業生の学生がおりますねぇ.いやぁ,御校の「だれそれ」は元気にやっておりますよ.えーと,ほら,例えばこのパンフレットにも掲載されておりまして...」
などと話のネタをつくるのにピッタリなのです.
実際,私も営業活動をしていた時にやったことがあります.
あれって便利なんですよ.
「あぁ!この子知ってますよ.元気ですか?」
と,高校の先生の食いつきもいいし.
ちなみに,パンフレットに使う写真の学生を選定する際,この「出身高校」というのは重要な判断材料になりますので,上記のような視点で学科会議や広報委員会会議では話し合われます.
「学業成績が良い」というのもあるのですが,それ以上に,なるべく学生募集で訪問することの多い高校の出身学生と,毎年受験生が多い高校の出身学生,および,最も偏差値の高い高校の出身学生が選ばれることが多いですね.
(5)「学生の一日のスケジュール」を全力でアピールしてる★★
どの大学のパンフレットにも必ずと言っていいほどある「学生の一日のスケジュール」.
これを全力でアピールしているほど危ない大学です.
はっきり言って自慢になりますけど,国内では名門になる本学においても「学生の一日のスケジュール」を扱ったパンフレットのページはあります.
でも,これは,
「載せるものがないね.なんかないかなぁ.あっ,そうだ.学生の一日のスケジュールでも載せときましょう.他の大学もやってるし」
という,(自分達で言うのもなんだが)極めていい加減な理由でやってるものです.
学生の一日のスケジュールなんか載せて何になるんだ,という認識しかありません.
いえ,これが健全な認識なんです.
これはちょうど,学生が卒論やレポートのページ数を稼ぐために意味もないグラフや写真を載せてるようなものです.
ところが,危ない大学というのは
「学生の一日のスケジュール」
を本気で魅力的に作成します.
1ページまるごと,場合によっては見開き全てをそれに使う場合もあります.
吹き出しとか矢印をふんだんに使って,
でも,これは,
「載せるものがないね.なんかないかなぁ.あっ,そうだ.学生の一日のスケジュールでも載せときましょう.他の大学もやってるし」
という,(自分達で言うのもなんだが)極めていい加減な理由でやってるものです.
学生の一日のスケジュールなんか載せて何になるんだ,という認識しかありません.
いえ,これが健全な認識なんです.
これはちょうど,学生が卒論やレポートのページ数を稼ぐために意味もないグラフや写真を載せてるようなものです.
ところが,危ない大学というのは
「学生の一日のスケジュール」
を本気で魅力的に作成します.
1ページまるごと,場合によっては見開き全てをそれに使う場合もあります.
吹き出しとか矢印をふんだんに使って,
「今から授業!(・ω<)テヘペロ」
「仲間とサークル活動(・ω<)テヘペロ」
「これからバイトだ大変だぁ!(・ω<)テヘペロ」
と,私からすりゃとても大学・教員側が作成したとは思えないフザけたページになっている場合もあります.
これは,
「見てくださいよ.どうですこのキャンパスライフ.楽しそうでしょう?面白そうでしょう?大学っていうのは堅苦しいところじゃないんです.専門学校とかも検討しているかもしれませんが,大学っていうのは昔から言われるように,楽しいところなんですよ.これがいわゆるThe Campus Lifeなのです.ぜひ受験してください」
という意図があるからです.
以前の「ホームページ編」では大学までのアクセスの良さや学生寮について取り上げましたが,それに似ています.
食堂とか体育館とか購買コーナーとか.
そんな他愛もない,つまり入学したら普通に常時当たり前のように使い,かつ,その質が問われるものではないアメニティを売りにする.
というものです.
そんなアメニティによって大学を選んでいるのは,はっきり言ってそれは勉強する気がない受験生ですし,ちょっとイタい受験生です.
それに,そうしたアメニティのアピり方がゴリ押し過ぎる場合です.
例えば,メニューのどれそれが美味しいとか,バスケとバレーが同時にできるだとか,そんなこと,未来の大学生として気にすべきポイントではないでしょう?
それをアピールポイントにしているパンフレットの大学は,やっぱり危ないんです.
大学としてアピールするべきは,勉学・学問をするための地位を有しているアメニティ.例えば,どうせアピるにしても図書館の規模や営業時間,学生用PCおよびPCソフトのライセンス貸出(MS OfficeとかSPSS,PhotoShop等々)であるはずなのですが.
というか,こうした点は
「それほど有名ではない大学でもいいから,大学に進学したい」
という高校生にとっては重要な判断材料になるものですから,パンフレットだけでなくオープンキャンパスなどでも聞いておくとよいでしょう.
※この点については,後日あらためて記事にしたいと思います.
というわけで後日記事にしました.
■偏差値45の大学選び パート1
まぁ,これはこの記事の共著者とも言える先生と,
「なんとなくそんな感じがする」
ということで話題になったから挙げたものです.
たぶんこれは,以前の「ホームページ編」において,危ない大学がアピールするポイントとして,
(1) 夢を叶える
(2) 面倒見の良さ
(3) 社会で役立つ知識
というものを取り上げましたが,それと類似するのだと思います.
つまり,普通の大学では「学生諸君,とにかく勉強しろ.
その出来によって評価してやるよ」という上から目線の態度であるのに対し,
「〜しよう!」調の文章からは,「いろいろな事ができるから,やってごらん(っていうか,お願いだから積極的に何事にも取り組んでくれぇ!).
それをこちらは全力でサポートしてあげるから(でも結局は学生の頑張り次第だけどね)」という事情が透けて見えるわけでして.
今回はなるべく高校生や保護者,高校の先生方にとっても参考になる記事ということで記述してみました.
該当項目数が多ければ「危ない大学」である可能性が高いですし,より判別精度を高めようとするのであれば,複数の大学のパンフレットやホームページを比較してみてもよいでしょう.
他にも,入学してみてから分かることや,オープンキャンパスでわかることなどありますが,それはまた追って記事にしたいと思います.
とりあえず,危ない大学に入学していたことが分かったからどうしよう,という場合は,
■危ない大学に入学してしまったとき
をご参考に.



今回の記事で取り上げたテーマを詳細に知りたいという場合は,以下の関連記事を.
■こんなホームページの大学は危ない
■こんな挙動の教員がいる大学は危ない
■大学について
■大学について2
■反・大学改革論
■反・大学改革論2(学生からの評価アンケート)
■反・大学改革論3(学生はお客様じゃない)
■反・大学改革論4(喜んでる教員)
これは,
「見てくださいよ.どうですこのキャンパスライフ.楽しそうでしょう?面白そうでしょう?大学っていうのは堅苦しいところじゃないんです.専門学校とかも検討しているかもしれませんが,大学っていうのは昔から言われるように,楽しいところなんですよ.これがいわゆるThe Campus Lifeなのです.ぜひ受験してください」
という意図があるからです.
(6)他愛もないアメニティをゴリ押ししてる★★
以前の「ホームページ編」では大学までのアクセスの良さや学生寮について取り上げましたが,それに似ています.
食堂とか体育館とか購買コーナーとか.
そんな他愛もない,つまり入学したら普通に常時当たり前のように使い,かつ,その質が問われるものではないアメニティを売りにする.
というものです.
そんなアメニティによって大学を選んでいるのは,はっきり言ってそれは勉強する気がない受験生ですし,ちょっとイタい受験生です.
それに,そうしたアメニティのアピり方がゴリ押し過ぎる場合です.
例えば,メニューのどれそれが美味しいとか,バスケとバレーが同時にできるだとか,そんなこと,未来の大学生として気にすべきポイントではないでしょう?
それをアピールポイントにしているパンフレットの大学は,やっぱり危ないんです.
大学としてアピールするべきは,勉学・学問をするための地位を有しているアメニティ.例えば,どうせアピるにしても図書館の規模や営業時間,学生用PCおよびPCソフトのライセンス貸出(MS OfficeとかSPSS,PhotoShop等々)であるはずなのですが.
というか,こうした点は
「それほど有名ではない大学でもいいから,大学に進学したい」
という高校生にとっては重要な判断材料になるものですから,パンフレットだけでなくオープンキャンパスなどでも聞いておくとよいでしょう.
※この点については,後日あらためて記事にしたいと思います.
というわけで後日記事にしました.
■偏差値45の大学選び パート1
(7)「〜しよう!」調の文章が並んでいる★
まぁ,これはこの記事の共著者とも言える先生と,
「なんとなくそんな感じがする」
ということで話題になったから挙げたものです.
たぶんこれは,以前の「ホームページ編」において,危ない大学がアピールするポイントとして,
(1) 夢を叶える
(2) 面倒見の良さ
(3) 社会で役立つ知識
というものを取り上げましたが,それと類似するのだと思います.
つまり,普通の大学では「学生諸君,とにかく勉強しろ.
その出来によって評価してやるよ」という上から目線の態度であるのに対し,
「〜しよう!」調の文章からは,「いろいろな事ができるから,やってごらん(っていうか,お願いだから積極的に何事にも取り組んでくれぇ!).
それをこちらは全力でサポートしてあげるから(でも結局は学生の頑張り次第だけどね)」という事情が透けて見えるわけでして.
今回はなるべく高校生や保護者,高校の先生方にとっても参考になる記事ということで記述してみました.
該当項目数が多ければ「危ない大学」である可能性が高いですし,より判別精度を高めようとするのであれば,複数の大学のパンフレットやホームページを比較してみてもよいでしょう.
他にも,入学してみてから分かることや,オープンキャンパスでわかることなどありますが,それはまた追って記事にしたいと思います.
とりあえず,危ない大学に入学していたことが分かったからどうしよう,という場合は,
■危ない大学に入学してしまったとき
をご参考に.


今回の記事で取り上げたテーマを詳細に知りたいという場合は,以下の関連記事を.
■こんなホームページの大学は危ない
■こんな挙動の教員がいる大学は危ない
■大学について
■大学について2
■反・大学改革論
■反・大学改革論2(学生からの評価アンケート)
■反・大学改革論3(学生はお客様じゃない)
■反・大学改革論4(喜んでる教員)