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小説を執筆中|予想外に長引いている

どうも.ブログ更新が滞っている今日このごろです.

実は,ここ2ヶ月ほど小説を執筆しています.
執筆というか,修正作業中です.
空き時間をそれに取られて,ブログを書く気分になれないのが原因です.


かつて,このブログでは「大学教育」とか「ブラック大学」の問題を取り上げることが多かったんです.
最近はすっかり少なくなりましたが.

そんな私が,時々ブログ内で触れている「最近の大学問題」について,小説仕立てにしてみようと思ったのがきっかけです.


もともとこの作品は,2014年4月頃から,1ヶ月ほどの間に書いたものでした.
約25万字(A4用紙300ページくらい)で,結構な量です.
ボリュームに対して,かなりのハイスピードで書き上げたんですね,と知り合いの人たちは言ってくれましたが,私としては,
「もう既に小説のネタである『事実』があるのだから,それをただ記述しただけ」
としか思っていません.

実際,作家先生のように考え込んで書いた覚えはなく,スラスラと事実をタレ流した文章群と言えます.

そう,この作品は,いわゆる「事実に基づいています」という小説です.

この小説,まさに,
「あ...ありのまま 今 起こった事を話すぜ!」
というもので,私の大学教員生活をそのまま書き起こしたものでした.

特に,私が経験してきた「危ない大学」と「危ない教員」の実態を紹介しながら,「大学教育とはなにか?」を考えるものになっています.


当時,この小説を読めたのは,10人ほどの知り合いです.
その小説の舞台となった大学の教員・職員さんや,私の研究グループの仲間が読んでいます.


で,最近になって,私も大学教員を辞めたし,いっそ,この小説を世に出してみてはどうかと,ある人から提案を受けたんです.
大学教員を目指している人や,大学生や高校生が読んだら,有益な示唆を得られるものだと言われました.

じゃあ,そうしましょうということで,身内以外の人が読んでも分かってくれるような文章に修正してみようと思い,それに取り組んでいます.


ところが,これが結構な重労働.
やっぱり,「身内が読む用」として書いていたので,登場人物の名前や地名を変えてはいるものの,実際のものをすぐに連想できてしまうものになっています.
事実関係もダイレクトに記述しているから,これをネット上に掲載しちゃうと,
「あぁ,この事件て,あの大学で起きたことだよね」
「これってどう考えても,あの大学,あの先生のことだよね」
などと,その関係者各位に迷惑がかかる可能性が高いんです.

だから,それがそれと分からないように,それでいて事実を曲げないように修正していると,かなり大変な思いをしています.
特に,大学のシステムや職務状況がイメージできない人が読んだら,ちょっと難しいだろうな,というところが多かったので,その説明を加えるのに苦労しているところです.


そんなわけですから,オリジナルを読んだことがある方(たった10名ですが)は,展開や登場人物の関係性がちょっと変化していますので,もう一度新しくシナリオを楽しむことができます.
知らない人は,知らないなりに楽しめます.


残念ながら,この記事はその小説のリンク先をお示しするものではありません.
あと少しで完成しますよ,っていうお知らせです.


出来上がったら,ブログとは別の「固定ページ」に掲載しようと思いますので,またご連絡します.
興味のある人は楽しみにしておいてください.

コメント

  1. 楽しみにしています。笑

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  2. 小説楽しみにしています。最近だとこういう本が出ていますね。
    https://www.amazon.co.jp/dp/4774518069/

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