2009年12月27日日曜日

核の平和的利用


そろそろ2009年も終わりに近づいてきました.

私もそろそろ実家に帰る支度をしなければなりません.
今年は初めて(当然ですが)自動車で実家に帰ってみようと思います.

大学の先生には「朝一番で出ればあっという間に着くぞ」と言われましたので,そのご意見を参考に朝早く出るつもりです.

今年最後の記事は高知で書くことになりそうですね.


さて,これが今年最後の軍事ネタということにしまして,日本における国防で最も重要なテーマを取り上げたいと思います.

「日本・核武装化」が取り沙汰されて久しくなりました.
以前は,といっても数年前までは,“核武装” の論議すらしてはいけないという空気が日本には漂っていたことを思い起こせば,だいぶ議論がオープンになってきました.

日本の核武装論ですが,主に核ミサイルを日本が配備するという趣旨の論争なんですけど.
私は核ミサイル配備には反対の立場です.

日本が自前で核ミサイルを持つことは国際的なコンセンサスが取り付けられないことがその第一の理由.
維持管理がめんどうであることが第二の理由です.

核ミサイルを自由に撃てる状態にしたいというのであれば,ニュークリア・シェアリング(核兵器共有)という方法を用いることが現実的な手段です.
現在,ドイツ,イタリア,オランダ,ベルギーがこの方法を採用して核武装しています.

ニュークリア・シェアリングというのは,有事の最には核ミサイル保有国のミサイルを借りて撃てるようにしておくシステムのことで,自国は核ミサイルの管理をしなくていいというメリットがあります.
それに,建前上は自力で核武装していないってことになっているので体裁もいいですし.
けっこう良いシステムでしょ?

ただ私としては,まだ日本はそんなに核ミサイルに依存しなければいけないような情勢ではないのではないか?という気もするのです.
むしろ,下手にこのシステムに手を出してやり玉に上げられ,国際政治的に弱い立場になる危険性もありますので気をつけなければなりません.


それでですね,私としては核を別の使い道にすることをオススメします.
原子力潜水艦の建造がそれです.

先日は戦闘機の今後を取り上げましたが,視点を変えて目先のことを考えるならば,今,国防にとって最大の効果をあげるのは “原子力潜水艦配備” だと思います.
核の動力源利用ですので,そんなに国際的非難はされないと踏んでいます.

実は,日本は世界随一の潜水艦建造技術を持っています.隠密性に定評がありまして,つまり船体から発せられる音が小さいのです.
しかし,日本の潜水艦の最大の弱点はディーゼルエンジンが動力であること.
息継ぎのために定期的に浮上しなければならないし,動力源としてはパワー不足が否めません.
原子力潜水艦であれば,海水から空気を作りながら潜りっぱなしができるし,船内生活も快適です.

これを日本の海のどっかに漂わせておけば,日本にとっては強力な盾になってくれます.

知ってましたか?日本の海は,そこらじゅうで某国の潜水艦が不法侵入してるんですよ!
(某国といっても,十中八九,最近は軍備拡張が著しい「日没するところの国」で確定的ですが)
これもまたメディアは大々的に取り上げませんね...

潜水艦というのは,潜ってしまえば最強のステルス兵器ですから.愛媛県沖にも某国の潜水艦が漂っていたこともあるそうです(もちろん某国は認めていませんが).

向こうが密かに国内を航行してるんなら,こちらも密かに航行しておいて,見つけ次第,密かに沈めてやればいいのです.

それに,核ミサイルでないにしても対地・対艦ミサイルを積んで,いつでも発射できる状態にしておけば,これまでのような横暴な行為はしてこないはず.

東シナ海の沖合にずっと潜らせとけば,頼もしい盾になってくれます.
日本製の原子力潜水艦ですから,浮上しない限り見つかることはありません.
もし歯向かってくるようなら技術力の差を見せつけ,轟沈させればいいのですし.