2015年5月11日月曜日

井戸端スポーツ会議 part 21「スポーツ・運動をすると,本当に気分が良くなるんですよ」

記事を「短くしよう,短くしよう」と思っているのですが(目標は1000字程度),ついつい長めになってしまいます.
なので今日は本当に短めにしたいと思います.

スポーツや運動をするとストレス解消になる.気分が良くなる.

という話を聞いたことがあるかと思いますが,これは本当です.

「なんだか気分が優れない」「ストレスが溜まっている」という人は,ぜひとも “少しくらい無理をしてでも” スポーツや運動に取り組むことをオススメします.

この話,科学的にちゃんと実証されているものでして,例えば,運動習慣のある人とそうでない人の「気分(POMS尺度での調査)」を比較した研究では,

上図のように,気分を構成する各種因子のうち「活気」が高値を示すことが分かっています.
こうした運動習慣のある人がPOMS尺度で「活気」が高値を示し,逆にその他が低値を示すことを「氷山型」と表現します.

また,運動を実施することで気分(Beckの抑うつ尺度での調査)に影響を与えることを実証した研究としては,
上図のように,ランニングや筋トレをすることで「抑うつ」の程度が低下することが分かっています.
この実験ではランニングや筋トレを実施し始めて1ヶ月くらいから抑うつの程度が下がり,その効果は運動を休止しても残ることが示されています.

ちなみに,「運動でストレス解消」ということがよく言われますが,この点については科学的な研究ではまだ解明されていないようです.

ただ,スポーツや運動の実施が,少なくとも気分を良くして,抑うつや不安感を低下させるという実証研究は多数あるわけです.

なお,どんな運動やスポーツがいいのか? どれくらいの運動強度がいいのか? というところですが,そこまで気にする必要はなく,以下を参考にしてもらえればと思います.
1)レクリエーションレベルのスポーツ(種目は問わない)
2)体操やストレッチング,柔軟体操でもOK(実施時間の目安は20〜30分程度)
3)ウォーキング,ジョギング(実施時間の目安は10〜30分程度)
4)筋力トレーニング(30分程度)

いずれも,実施していて気分が良く,その後に疲労感が残らない程度の強度と時間.
別に運動能力が高まらなくても大丈夫(トレーニングだからといって気張らない).
定期的に継続して実施できる程度の運動強度で,楽しく行えるものを選択する.
というところでしょうか.
逆に,張り切って高強度長時間やってしまうとネガティブな影響が出てしまう可能性があります.

騙すつもりはありませんから,騙されたと思ってやってみてください.