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新型コロナ騒動|世界がこんなにパニクったのは,だいたいCAPCOMのせい
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バイオハザードとか,ウォーキング・デッドとか
緊急事態宣言下だった5月のブログ記事で,こんなことを述べました.
ちょっと思ったのが,昨今の世界的な「ゾンビ映画」「パンデミック系映画」の流行が影響しているかもしれませんね.ウイルスによる世界の終末が,世界中の人々の思考に刷り込まれていたのかもしれません.その火付け役の一つである「バイオハザード」シリーズを作ったCAPCOMの罪は軽くないでしょう(笑).
■日本コロナ騒動|絶望的に無能だったことが幸いした非常に稀有な事例
1月から始まった中国武漢の新型コロナ騒動.
そりゃたしかに,危機管理上は要注意事項ではあったと思いますが,今にして考えてみれば,
「ヤバそうな感染症が流行ってるみたいだから,注意して生活しましょうね」
という程度で済ませられそうなことだとも思うんです.
結果として,世界的にたくさんの感染者数を出し,たくさんの死者も出しました.
しかし,それでも敢えて言えば,そこまで毒性の高いウイルスではなかったし,危険度も高くない感染症だったのです.
ところが,今回の新型コロナウイルスに対する世界の人々の反応は鋭敏でした.
昨日の記事でも書いたように,その当初は,科学的根拠や分析データ,事前シミュレーションなどに基づいた,緩やかな感染症対応をしようとした国・政府もあったんです.
ところが,あれよあれよと言う間に「国民感情」に押し流されて,ロックダウンだの,外出自粛だの,根拠不明な行動制限を課す国が多発しました.
いえ,私は新型コロナウイルスは安全だ.罹っても大丈夫,などと言ってるわけじゃないのです.
普通の風邪症状の一つとして対応すれば,ここまでの医療崩壊も起こさずに済んだだろうし,経済的ダメージも無かっただろうし,コロナ以外の患者さんが影響を受けることもなかっただろうということです.
人前で咳やくしゃみは気をつけましょう.
手洗いを徹底し,手づかみで食べるのはやめましょう.
それくらいのことを注意しておけば,普段どおりの生活を送ることが出来ていたのです.
なぜこんなにも世界は,新型コロナウイルスに発作的な症状を呈したのか.
おそらくそれは,あの大阪のゲーム会社であるCAPCOM(カプコン)が悪いんです(笑)
カプコンは,1996年にプレイステーションから「バイオハザード」を発売しました.
「企業が秘密裏に開発した殺人・ゾンビ化ウイルスが漏れ出し,人類を恐怖に陥れる」っていうストーリー.
これが空前の大ヒット.
その後もシリーズ化し,ハリウッドでミラ・ジョヴォヴィッチを主演にして映画化.
この映画の方も大ヒットしちゃって,こっちもシリーズ化しました.
ゾンビ映画のオタクからすれば,ジョージ・A・ロメロ監督「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」(1968年)が,このゾンビ映画ブームの嚆矢となる作品だと主張するでしょう.
しかし,その当のジョージ・A・ロメロ監督曰く,昨今のゾンビ映画ブームは「テレビゲーム(つまりバイオハザード)」が火付け役だとのことです.
その後,ゾンビ系作品は「ウォーキング・デッド」といった人気ドラマへと発展していきました.
その他にも,小松左京原作の「復活の日」,ハリウッド映画の「アウトブレイク」,イギリス映画の「28日後...」といった映画で,
「ウイルスによって人類滅亡の危機」
が描かれて,映画としても評価が高かったり,興行的にもヒットしています.
最近だと,この新型コロナ騒動と非常に似た状況として話題になった「コンテイジョン」があります.
そんな,
「ウイルスが流行したら人類滅亡」
というパターンを繰り返し見せられて刷り込まれていると,ちょっとしたことで大パニックになる可能性は高いですよね.
今回の新型コロナ騒動で,こんなにも「科学的根拠」や「事前シミュレーション結果」が無視されて,その代わりに国民感情が暴発したのは,そんな背景があったからではないかと思います.
それもこれも,元を辿ればカプコンが悪いんです.
カプコンが面白いゲームなんか作っちゃうから,こんな状態になってしまったのだと思います.
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