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私はポップミュージックをあまり聞かないんですけど

全く聞かないわけじゃないので,ちょっと紹介します


カラオケに誘われても歌わない,もとい,“歌えない” のです.
「音楽くらい聞いたことあるでしょ?」
って言われても,マジでホントに知らない.

こういう私みたいな人は,実は一定数存在していますが,この趣味の違いの分断は,大きい割に見えにくい.
それでも「ポップミュージックを嗜む層」が大勢を占めているので,まるでポップミュージックを知っていることが当たり前かのようになっているのが,肩身が狭いですね.

そういう人,私の肌感覚ではありますが,大学教員や研究者には多いんじゃないかと思います.
「カラオケに行く」ってなったら,露骨に嫌がる人をよく見ますから.


歌番組なんて見ないし,歌を口ずさむことなんてないし,流行の歌手とかグループなんて全く知らない.
高校生くらいからは,もはやテレビも見なくなったので20年以上「歌謡曲」「ポップミュージック」から遠のいています.

私にとっての最後の有名ミュージシャンは「安室奈美恵」とか「SMAP」とかです.
「モーニング娘。」くらいから全く分からなくなっています.

そういえば,最近知ったんですが,安室奈美恵って引退してたんですね.
あと,SMAPも解散したようです.

なお,先日の記事にもした「倉木麻衣」については,その超絶天然キャラがお気に入りですが,この人の音楽活動は何も知りません.


そんな私ではありますが,音楽に全く興味なく過ごしてきたわけじゃありません.
パソコンの中には,これまでに溜めてきた音楽ファイルのライブラリがあって,かつて買ったCDから取り込んだものもあります.

私が買ったポップミュージックのCDは2枚です


使っているMacの音楽再生アプリをあらためて覗いて思い出に浸ってみたら,私が「購入」したポップミュージックのCDって2枚だけなんですよね.
あとはレンタルものか,誰かから借りたものとか.

記念すべき最初の1枚は,マライア・キャリーの「#1's」です.
これは日本で最も売れた洋楽アルバムだそうですね.
ザ・ワンズ(Wikipedia)

1998年に販売されたもので,これを買った当時,私は高校生でした.

どうして買ったのかと言うと,収録されている「Hero」が聞きたくてしょうがなかったからです.
どんな曲か知らない人は,以下のオフィシャル動画をどうぞ.



こういう歌詞に憧れるのが若者です.
最近は恥ずかしく感じちゃいますけどね.
当時は私も若者でした.

それに,この圧倒的な歌声.
英語で何言っているのか分からなくても,この歌声を聞いているだけで心地よい.


類似したものとして,ホイットニー・ヒューストンも凄いですね.
洋楽に触れる機会がない私としては,金曜ロードショーとかでやってる,映画「ボディガード」の劇中歌のクオリティがヤバくて虜になりました



ホイットニー・ヒューストンで,しかも映画「ボディガード」と言えば「エンダぁ〜!」のサビで有名な「I Will Always Love You」ですが,本命はやっぱり「I Have Nothing」.
現在,YouTubeでの再生数が4億7千万回の化け物です.


なんにせよ,金払って歌を聞くからには,歌声のクオリティを大事にしたかった10代の私でした.
その点,日本の歌手の声に,なけなしのお小遣いを出そうとは思えなかった.

結局,ケチってマライアしか買ってないのですから.


あ,もう1枚ありましたね.
事実上,最後の1枚は宇多田ヒカルのファーストアルバム「First Love」です.
魔が差して買いました.
同年の歌手を応援したい気持ちがあったのかもしれない.
けど,もう一方の倉木麻衣は全く手つかずなので,申し訳なく思います.

これももう20年以上前になります.
懐かしいですね.


じゃあ,最近はどんなものを聞いているのかという話をしてみたいんですが.

まず,もうCDではなくiTunesStoreになりました.
時代の移り変わりですね.
もはや,CDそのものを見たり手に取ることすらありません.

過去記事でも紹介したことがありますが,高知の伊野町出身の「矢野絢子」っていう歌手がいますが,その人の歌は好んでかけてます.
知らなかった人は,この機会にどうぞ.
動画は「てろてろ」という曲です.


20代半ばくらいから,音質だけでなく,歌詞の解釈を大事にし始めたと思います.

そう言えば,以下が「てろてろ」の歌詞なんですけど.
知らない所に行きたいな 一人歩いて
大きな木陰で雨やどりをしたり
風に揺れてどこまでも
青い草の中を歩いて行きたいな
柔らかな土の匂い

知らない所に行きたいな 嘘だよ本当はね
ここに居たい ここに居たいんだ
僕は間抜けな顔をしてるだろう
泣き虫弱虫でおまけにへっぴりごしで
てろてろおかしいね
私が実家に戻って家業を継いだのも,なんかこの歌詞と似たところがあるかもしれません.



あと,ニコニコ動画とかYouTubeを見るようになった時期に知ったのが「KOKIA」です.
この人の歌唱力も凄いですね.


なお,KOKIAは「Desperado」や「Moonlight Shadow」もオススメです.


「女性歌手ばっかりじゃないか」と思うかもしれません.
それはたまたまです.

例えば,ようやくその凄さに気がついたのが「マイケル・ジャクソン」です.
かつての私は,あまりに人気がスゴ過ぎるマイケルに対して,アンチ気味な感情があって敬遠してました.
すみません,反省してます.



これはポップミュージックではないのでしょうけど,「我が祖国よ、汝に誓う」もいいですね.
イギリスの第二の国歌(愛国歌)とも言われています.
キャサリン・ジェンキンスが歌うものが有名です.


同じメロディで,平原綾香の「ジュピター」があり,こちらの方がポップミュージックです.


そう言えば,このたびマライア・キャリーのアルバムを聞き直してて思ったんですが,「I Still Believe」の悲壮感漂うメロディと歌詞が,ネトウヨや安倍信者を連想してしまって笑ってしまいました.

I Still Believeっていうのは,この曲です.


歌詞の和訳例はこちら.
マライア・キャリー:I still Believe(Lyrics洋楽歌詞和訳サイト)
から引用しました.

It's worth the risk of burning
To have a second chance
No, no, no, no, no, nooo I need you baby
I still believe that we can be together
Ooooohoh no no nooo
If we believe that true love never has to end
Then we must know that we will love again

I still believe, someday you and me
Will find ourselves in love again
Oh baby, yeah yeah
I had a dream, you and me
Will find ourselves in love


【日本語訳】
2回目の挑戦をするためなら
やけどをするリスクを冒す価値があるの
あなたが必要
私たち一緒になれるってまだ信じてるの
もし私たちが真実の愛は決して終わらないと確信してるなら
それなら、また私たち恋に落ちるって分かってなきゃ

まだ信じてる いつかあなたと私
また私たち愛を見つけるわ
夢があった いつかあなたと私
また私たち愛を見つけるわ



すみません,最後に質の低い政治的な話をしてしまって.
でもこれ,笑けてきてどうしようもなくて.

私としては,当分は「I Still Believe」は聞けません.


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