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ここ数年ハマってるもの ①

そのうちどっかで紹介しようと思っていたポッドキャスト


そうこうするうち2023年の正月を過ぎてしまいました.

私がここ数年のなかで,よくアクセスするポッドキャストのコンテンツを2つ取り上げてみます.
オススメですので,よかったら皆さんもぜひ一度アクセスしてみてください.

その1:コテンラジオ

コテンラジオ(ホームページ)

私の場合は,ポッドキャストで仕事中に作業をしながらイヤホンで聞いています.
かれこれ2年ほど聞いているでしょうか.

コンテンツ自体は2019年末からスタートしているようですが,私はそこから追走&逆走,反復しながら楽しんでいます.
コンテンツの更新頻度も週2回と高いため,追走するリズムもちょうどいい感じです.

ホームページから「コテンラジオ」の紹介文を以下に引用します.
歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEK3人と
圧倒的歴史弱者がお届けする歴史インターネットラジオ。
学校の授業では中々学べない国内外の歴史の面白さを学び、
「人間とは何か」「現代人の抱える悩み」「世の中の流れ」
を痛快に読み解いていく!?
笑いあり、涙ありの新感覚・歴史キュレーションプログラム!

ポッドキャストのなかでは,なにかとランキング1位を獲得しているらしく,この業界では知る人ぞ知るところ.
皆さんのなかにも,既にご案内だった人もいるのではないでしょうか.

気軽に触れてみるなら,YouTubeあたりが便利かもしれません.

最近だと,「老い」と「死」について取り上げたシリーズが展開されていましたが,とても勉強になりました.

あと,そのすぐあとの最新回である「番外編」として若新雄純氏をゲストに迎えて対談した回も,私としてはかなり興味深い話が聞けてよかったです.
興味深いというか,たぶん自分自身とも年齢が近い彼らの会話への共感性が高かったのかなと.

自分自身,今の仕事(農業)について,
「どうやって自分の人生の楽しみのなかに組み込んでいくか?」
という観点から考えていたところですし,それが,
「資本主義社会としての価値の高さではない,別の視座での価値の発見ができたらいいな」
と模索しているところなので,その点からも参考になりました.

運営している彼らの今後の活躍に期待したいですし,私もそれに伴走できたらと思っています.


その2:朝日新聞ポッドキャスト


朝日新聞ポッドキャストのページ(朝日新聞デジタル)

愛国者や保守派を中心に,目の敵されている「朝日新聞」.
そんな「マスゴミ」の権化と称されている朝日新聞ですが,私としてはそこまで気にしていません.

むしろ,朝日新聞ポッドキャストでは「新聞の記事には書ききれない,新聞記者の生の声からニュース・テーマについて深堀りしていく」という点が非常におもしろいので,ずっと楽しませてもらっています.
なぜその記事を書こうと思ったのか?
なぜその観点から記事にしたのか?
なぜこの部分については触れていないのか?
さらには,
朝日新聞としてそのニュースをどのように扱うのか?読売,産経との差別化をどうするのか?
といった,際どい話も出てきます.

実際,朝日新聞に所属している記者の生の声を聞くことができるという点は,とても参考になっています.
よく,「朝日は左翼だ」「産経は保守的だ」などと言われることが多いんですが,私としては,そういう分け方や評価にあまり意味はないと思っていて.
そんなことより,ニュースの出来上がり方とか,切り取り方とか,記者としての関心の向け方についてオープンにしてもらえる方が,よっぽど価値があると思っています.

で,実際に朝日新聞ポッドキャストではそういう点をオープンにしようという意図が見えるし,彼ら新聞記者の等身大の姿がイメージできることで,こちらとしてもニュースの捉え方に反映できるところがあると思うんです.

特に私が気に入っているシリーズは,新聞記者の方々が長時間(2〜3時間くらい)かけて「新聞メディアの今後」とか「マスコミを取り巻く世界」について語り合う回があるんですが,これをじっくり時間をかけて聞くのもオツなものです.

そのなかでも個人的に好きなやつは,中国総局の冨名腰隆記者とMCの神田大介による長時間収録回です.
「朝日新聞と言えば中国の手先」と称されて久しいですが,それを自分たちでネタにしています.
でも,実際に記者の人たちの生の声を聞けば,そういう解釈とか憶測自体が意味のない話だなと思わされます.少なくとも現在では(かつては知らんけど).





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