2011年7月10日日曜日

PIAAC: 国際成人力調査


先日の第三次お見合いデートの最中,デパートの片隅に掲げられていた七夕の短冊(たんざく)を眺めて時間稼ぎをする一幕がありました.

地域の小学生たちが書いた
「はやく世界が平和になりますように」
とか
「テストで100点がとれますように」
なんて願い事に対し,
「かわいらしいですねぇ」
などと取ってつけたような感想を言い合っておりましたら,そんな中に一つ,
「金がたくさんいる」
という切実感が伝わる願い事を見つけました.

彼女は
「こんな願い事はダメですよ.子どもはこんな事を書いてはいけない.教育をちゃんとしないと!」
と正論が言える,とても誠実な人のようです.
今の日本に必要な母たる存在として理想的ですね.
好感を持ったと同時に,私のような悪人とは合わない人だと感じました.


さて,
子どもの教育と言えば,このブログの機能である閲覧統計によると2010年2月11日の「学力低下」が人気記事のようです.
そこで取り上げた「大人の学力調査」が現実のものとなります.
「大人の・・」といっても,子どもには見せられないような卑猥な問題を解くわけではありません.

同年3月16日の「勉強と卒業」でも取り上げていたのですが,OECDが企画するちゃんとした学力調査です.
Programme for the International Assessment of Adult Competencies (略してPIAAC):国際成人力調査といいます.
文部科学省のホームページにも載っています.

それが今年の8月~来年1月にかけて予定されていまして,これにより各国の学力が総合的に比較できるようになります.
大人が上から目線で「最近の子どもは・・」などと大口叩けなくなるかもしれません.

言うなれば,
「学校を出たら勉強しなくなる国民ランキング」
みたいなものですから,子どもの学力調査であるPISAが上位の国ほどプレッシャーのかかる調査です.

PIAACでは 「読解力」 「数的思考力」 「ITを活用した問題解決能力」 を調査するそうですが,次回からはPISAにも入っている「科学的リテラシー」を入れて欲しいですね.
あれだけ科学技術立国を自慢している日本の “大人” たちに,本当に科学的リテラシーがあるのかどうか知りたいのです.