2016年5月17日火曜日

東京を諦める

東京はダメな地域です.
それが如実に現れたのが舛添都知事問題でした.
舛添都知事、45万円分を返金へ「私的な支出誤り計上」

地方出身者には,この地が邪悪に満ちていることは直感的に分かります.
だから私も昔,こんな記事を書いてきました.

東京人だけが悪いということを言っているわけではありません.
「大阪市内」についても同様であること,これは人口過密と流動性にその問題がある可能性について批判しているつもりです.

あと,「中国人が悪い」という趣旨のことを述べたいわけでもありません.
東京人と中国人が「似ている」,それだけのこと.東京にいる人は,ご自身が中国的な人間であることを自覚した方がいい.そういうことです.
※詳細は上記記事を読んで下さい.

ところで.
興味深いのは,2014年の東京都知事選挙にまともな人物が誰一人立候補していなかったことです.
犯罪者か破壊者か泡沫か.誰に投票しても悪夢です.
しいて言えばマック赤坂が最もまともでした.
このことが示すのは,東京ではまともな為政者が現れなくなったことです.
少し前には山本太郎というタレントも政治家として当選しました.

都市部では人間関係が希薄になります.だから「個人」の意志が反映されやすくなります.
いわゆる,
「この人に投票するのが我が家の方針」とか「ここの住民の方針」
というのが少なくなってくるわけです.
家長の意見や,町で一番賢い人の意見よりも,個々人の意見が尊重されるようになるのです.

それゆえ,まともな人が立候補しなくなります.
まともな人だと当選できないからです.
選ぶ奴がまともじゃないんだから当然の帰結です.

代わりに,奇抜なことをいう人や,分かりやすい政策を訴える人が当選しやすくなります.
挙句の果てには,有名人だからという理由で票が入るようになります.
こうなったらお終いです.

そうなっているのが東京です.
だから東京は諦めるしかありません.
大阪はまだなんとかなるかもしれませんが,東京はもう無理です.
いずれ近いうちに大阪も取り返しのつかないところまでいきます.

例えば大阪では昨年,「大阪都構想住民投票」という碌でもないイベントがありました.
その住民投票の結果がこちら→■大阪市特別区設置住民投票
これをみると,やっぱり「中心部ほど賛成」「郊外ほど反対」の傾向があります.

せっかくなので,都構想の住民投票結果を人口の定着率・流動性の観点から分析しました.それが以下の表.
転出者数と賛成票率に相関があることが分かります.
wikipediaと大阪市住民基本台帳(H23年度)により作成
大都市大阪ですから,転出の裏には転入があるわけでして.
まとめるとつまり,人口が定着していない「よそ者」が多い市中心部に都構想賛成派が多い可能性が非常に高いのです

大阪都構想のデタラメっぷりは過去記事でも触れてきておりますので繰り返しませんが,ようするに,デタラメな政策にのっかる人間は流動性が高い人口過密地帯に発生する可能性があります.

その親玉が東京です.これは一種の病気.東京病と言ってもいいかもしれません.

舛添都知事に代表される「東京病」の問題は,
井戸端スポーツ会議 part 29「裏金くらいで騒ぐな:東京五輪について」
で書いたように,「スポーツ」と関連があります.
その国の社会の有り様は,その国のスポーツへの眼差しで解釈できます.
東京五輪と東京都政,なんともタイムリーだと思われるでしょうが,これは偶然ではないのです.

解決策は無いのか? 無いでしょう.
しいて言えば,各地方の皆さんが東京から発信されることに耳を傾けないことです.それでなんとか「東京病」の進行を抑えられます.

こういうのは「教育改革」とか「農業改革」などと同様,後戻りできない崩壊現象です.
今から良い状態に戻すことはできません.

ホクホクと塩焼きにされた鯛を見せられ,
「これを今から活け造りに変えてくれ」
と言われても困ります.
炊き込みご飯にするくらいならなんとかなりますが,活け造りは無理です.
それと一緒.

ただ一番困るのは,塩焼きでもそれを美味しく食べればいいものを,
炊き込みご飯に作り変えたボソボソの鯛を「うまい,うまい」と言いながら食べちゃうのが東京人でもあることです.