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2018年正月

明けましておめでとうございます.
こちらは今年の我が家からの初日の出です↓

せっかくなので,場所,構図,カメラ,レンズすべて同じもので,昨年の初日の出と比べてみました.
こちらが昨年のもの↓

去年の方が気温が低かったんですね.霜が降りています.

地域によっては曇りや雪で初日の出が見れない場所もあるようですが,私の実家では毎年のように初日の出が拝めています.ありがたいことです.

さて,我が家の正月ネタをいくつかしてみます.

皆様も「門松」をご存知かと思います.
こういうやつです↓
wikipedia「門松」より
高知県には門松にまつわる変わった風習があります.
実は,高知では門松はプリント物なんです.
紙の門松が早くも印刷 12月18日ごろから無料配布(高知新聞2017.11.9)こういうの↓
共和印刷HPより
これを玄関のドアの両サイドに魔除けのごとく貼り付けるんです.
私が子供の頃には県下ではどの家にも貼ってあったので,全国的な正月の風習だと思っていました.
60年前から松の保護を目的として始まったとされ,現在では全国各地にみられるようですが,なかでも最も古いのは高知県の共和印刷が始めた,この「紙の門松」だそうです.

さて,この門松ですが,我が家ではむしろ「紙」でもありません.「生」です.
つまり,「生門松」.庭木をそのまま「門松」ということにしているんですよ.
こういうこと↓
門の前に,「松」「竹」「梅」,それに「南天」と「ユズリハ」を植えています.
上と下の写真では,左から松,竹,梅,その後方に南天とユズリハが見えます.
私が生まれる前までは普通の門松を立てていたそうですが,作るのが面倒だし,買うとバカ高くつくので,いっその事「植えたらいい」ということになって,今に至ります.

この松ですが,樹齢は私の年齢と一緒です.
特に何も手入れせずにずっとこの角っこに生やしていますが,形がいいので我が家では気に入っています.


松と梅の足元に生えているのが竹(ササ).
放っとくと次々と生えてくるので剪定が必要です.


梅も剪定が必要な木ですね.
「桜切るバカ,梅切らぬバカ」という諺があります.よく会社やスポーツチームなどの人事を皮肉る際に用いられます.


ユズリハは,毎年,新しく若葉が出たら,前年の葉が落ちる様子から命名されたそうです.親が子に家を代々譲っていく様を表していることから,正月の縁起物として扱われているんだそうです.


南天は,日本の庭木としては非常にポピュラーな植物です.
ナンテンの音が「難を転ずる」,つまり「ピンチをチャンスに変える」という厄除けの縁起物として,昔から庭木に使われていました.
我が家ではここだけでなく庭のそこらじゅうに生えていて,この時期は鮮やかな深緑に真っ赤な実が成ります.


毎年,「今年でブログをやめようか」と考えながら9年が経ちました.とりあえず2018年も続けようと思います.

今年が皆様にとって良い年になることを祈っております.