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小説作法
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アメリカのGMが破綻し,エールフランス旅客機がレーダーから消えた今日,
以前から友人に勧められていた 「村上春樹」 の小説を読みました.
とりあえず手始めにと,村上春樹 著『風の歌を聴け』.
なかなか面白かったですよ.
以前の記事でも文学作品について取り上げましたが,私自身は小説をほとんど読みません.
正直しんどかったんです.小説読むの.
ですが,今回の村上春樹で何かを悟りました.
小説の読み方とでも言いましょうか.小説の作法?
根詰めて読まなくても,サックリと読めば良いのかな?といった感じ.
文学作品の何がしんどかったのかと言うと,ムヤミヤタラに回りくどい言い回しや心理描写がうっとうしかったんです.
映画やアニメではそこら辺をカット,と言うか映像として見せますので私の精神衛生上は適切だったのでしょう.
最近,そして今日わかったことが,この回りくどい言い回しこそが小説の魅力なんだなという事です.
小説作法と言えば,スティーヴン・キング 著『小説作法』.
こちらは小説を書く上での作法という意味ですね.
スティーヴン・キング氏が直々に「言い回し」や「心理描写」のコツを取り上げくれているのですが,その意味がやっと分かってきたような気がします.
これ読んだからといって名文が書けるわけではありません.でも,小説家の苦労や心意気が伝わってくる楽しい書です.
あー,うまい文章が書ければいいのに.と羨ましがっても,文章技術は天性のものであるという意見もあります.
学生時代,ティーチング・アシスタント(TA)として文章技術の授業の補佐をした経験があります.その時にも同じようなことを感じました.天性のものです.
うまい学生はとことんうまい.どんなテーマで書かせても 人を唸らせる文を書きます.
でも,理論的な文,科学研究の文は練習でなんとかなるものです.
というか,練習しなきゃ書けません.才能ではないと思いますよ.
人を納得させる文章は技術じゃないです.
デザインといいますか,組み立て? 納得させることが目的ですから,面白い文章とは違います.面白く書いたらレフリーから反感買いますし.
何事も ある程度続けてみないと その面白さがわからないものです.
小説も,10冊ほど読んだ今になって その面白さがわかってきました.
もう一度 今まで読んだものを読み直してみようかとも思います.
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