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【純粋無垢な人用】神戸教員いじめ問題をコントで理解しよう
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先日も取り上げた「神戸教員いじめ問題」ですが,もうそろそろ「いじめ」ではなくて暴行罪や恐喝・脅迫,器物損壊の罪で取り締まられるかもしれません.
日が経つたびに,新しくいじめ情報が入ってきます.
相当ひどい職場と人間関係だったようです.
この「教員間のいじめ」ですが,結構たくさんの職場で,
「なんやかんやで,実はうちもそんな感じかもしれない」
と思われていることかと思います.
そりゃ風通しのいい職場,まともな人間だけで構成されている職場であれば「想像だにできない状況」かもしれません.
しかし,そうした職場ばかりではないのが実際のところです.
私達教員は仕事柄,「学級(クラス)」とか,何度も再編成される組織集団を繰り返し見ることが多いので,その構成された「集団」の中に,
「一定数以上のブッ飛んだバカ」
が存在していると,その他大勢がまともな人ばかりであったとしても崩壊することを経験的に知っています.
それだけに,そうした集団をなんとかするためには,トップやリーダーが重要な役割を担うのです.
学級運営であれば,そうした役回りを担任の教員が担うことが多いかと思います.
(もちろん,生徒同士の自浄作用もありますが,全てで期待することは不可能です)
今回のような件で言えば,いじめ加害者とされる当事者や,その周囲の教員はもちろんそうなのですが,最も罪が重いのは管理職(校長・教頭)でしょう.
事態を改善に向かわせるには,ボトムアップや横のつながりを期待することも手段の一つではありますが,強い権力を持った人(トップ)が適切に判断・行動する必要があるからです.
その点,今回の事件になった学校のお歴々はまずかったと思います.
ただ,この事件の報道の仕方についても問題があります.
詳細はこのブログでもお馴染みの和田先生が解説してくれていますので,そちらの記事をご覧ください.
■神戸市小学校の教員いじめ事件から見える社会の病理(わだしんの独り言 2019.10.18)
そもそもの話として,本件の「加害教員」だけでなく,学校教員や教育関係者を槍玉にあげてを執拗に叩く構造こそ,正義を振りかざした「いじめ」の正体に他なりません.
もちろん,本人たちには自分たちが「いじめ」をしているという自覚はないのです.
そうした意味において,ネットに限らず攻撃的な言動をする人たちの「正体」もまた,今回の加害教員や管理職と同類です.
「何を言っている! とんでもない事態を引き起こした無能な教員は,社会的に抹殺されて然りだろう! それともなにか,教員を養護するための詭弁を弄しているのか!」
と思われるかもしれませんが,そうした「とんでもない事態」だとか,「無能」だとか,「悪行」だという認識は,結構な勢いで主観的なものです.
今回の事態であれば,ニュースを見た圧倒的多数の人が,
「こいつらは悪だ」
「バカだ」
と認識してくれているので,勝ち馬に乗るが如く騒ぎ立てたとしても,これに水を射す人が現れにくいでしょう.
しかし,こうした「こいつは無能だ!」「どうしようもないバカだ!」といった評価とそれに付随する要求,つまり,
「だから俺の価値観に従え!」
が,限られた空間で発生することが「いじめ」なのです.
そうした人間のバカバカしさを切り出して笑いにする天才が,かつてのダウンタウン・松本人志でした.
神戸教員いじめ問題と同じ構造をもった「大人のいじめ」をテーマにした傑作コントがありますので,ぜひ以下の動画をご覧ください.
これが今回の「教員間のいじめ」で起きていた内情でしょうし,その他の職場でも散見される「後輩いじり」のパターンでしょう.
今こそ見るべきコントですよね.
この時代のダウンタウンは凄かった.
このネタ元は,きっとダウンタウンのお二人が若手だった頃に,しょうもない先輩芸人からいじめられた経験からだと思います(妄想).
このコントの名言はこちら.
「そんなんサルに言われたないわぁ〜」
ところで,今回の事件で「女帝」が話題になっていますが,そうした「女帝」をテーマにしたバカバカしさを描いた松本人志の傑作コントがこちら.
こっちもコントの歴史に残る傑作なので,未見の人はぜひ!
松本人志,天才すぎるでしょ.
コントですから「キャシィ塚本」は振り切ったキャラになっていますが,こういう女帝・お局って実際にいますよね.
とにかく面倒くさい.
私もキャシィ塚本みたいな女性には何度かお会いしたことがあります.
このコントは長くシリーズ化されていますが,それを支えているのが今田耕司と篠原涼子の名演技です.
まさに,女帝に振り回される若手の苦労.
バカバカしいと思いつつも,番組としての「言動」をとらなければいけない若手の悲哀.
どれほど崩壊した事態になろうと,必至で女帝を立てて擁護しようとする若手の義務.
といったことを見事に笑いにしています.
それにしても篠原涼子さん,以前はこんな番組で修行していたんですよね.
でも,その後の女優としての片鱗が窺えるコントです.
↓アホアホマンも「政治」を理解する上で傑作なので,ぜひシリーズを通して見てみてください.
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■アホアホマンに見る「アホな政治」
■教員同士のいじめについて|いじめは犯罪ではなく,犯罪がいじめである
日が経つたびに,新しくいじめ情報が入ってきます.
相当ひどい職場と人間関係だったようです.
この「教員間のいじめ」ですが,結構たくさんの職場で,
「なんやかんやで,実はうちもそんな感じかもしれない」
と思われていることかと思います.
そりゃ風通しのいい職場,まともな人間だけで構成されている職場であれば「想像だにできない状況」かもしれません.
しかし,そうした職場ばかりではないのが実際のところです.
私達教員は仕事柄,「学級(クラス)」とか,何度も再編成される組織集団を繰り返し見ることが多いので,その構成された「集団」の中に,
「一定数以上のブッ飛んだバカ」
が存在していると,その他大勢がまともな人ばかりであったとしても崩壊することを経験的に知っています.
それだけに,そうした集団をなんとかするためには,トップやリーダーが重要な役割を担うのです.
学級運営であれば,そうした役回りを担任の教員が担うことが多いかと思います.
(もちろん,生徒同士の自浄作用もありますが,全てで期待することは不可能です)
今回のような件で言えば,いじめ加害者とされる当事者や,その周囲の教員はもちろんそうなのですが,最も罪が重いのは管理職(校長・教頭)でしょう.
事態を改善に向かわせるには,ボトムアップや横のつながりを期待することも手段の一つではありますが,強い権力を持った人(トップ)が適切に判断・行動する必要があるからです.
その点,今回の事件になった学校のお歴々はまずかったと思います.
ただ,この事件の報道の仕方についても問題があります.
詳細はこのブログでもお馴染みの和田先生が解説してくれていますので,そちらの記事をご覧ください.
■神戸市小学校の教員いじめ事件から見える社会の病理(わだしんの独り言 2019.10.18)
そもそもの話として,本件の「加害教員」だけでなく,学校教員や教育関係者を槍玉にあげてを執拗に叩く構造こそ,正義を振りかざした「いじめ」の正体に他なりません.
もちろん,本人たちには自分たちが「いじめ」をしているという自覚はないのです.
そうした意味において,ネットに限らず攻撃的な言動をする人たちの「正体」もまた,今回の加害教員や管理職と同類です.
「何を言っている! とんでもない事態を引き起こした無能な教員は,社会的に抹殺されて然りだろう! それともなにか,教員を養護するための詭弁を弄しているのか!」
と思われるかもしれませんが,そうした「とんでもない事態」だとか,「無能」だとか,「悪行」だという認識は,結構な勢いで主観的なものです.
今回の事態であれば,ニュースを見た圧倒的多数の人が,
「こいつらは悪だ」
「バカだ」
と認識してくれているので,勝ち馬に乗るが如く騒ぎ立てたとしても,これに水を射す人が現れにくいでしょう.
しかし,こうした「こいつは無能だ!」「どうしようもないバカだ!」といった評価とそれに付随する要求,つまり,
「だから俺の価値観に従え!」
が,限られた空間で発生することが「いじめ」なのです.
そうした人間のバカバカしさを切り出して笑いにする天才が,かつてのダウンタウン・松本人志でした.
神戸教員いじめ問題と同じ構造をもった「大人のいじめ」をテーマにした傑作コントがありますので,ぜひ以下の動画をご覧ください.
自分を有能だと勘違いしている先輩が後輩をいじめるパターン
これが今回の「教員間のいじめ」で起きていた内情でしょうし,その他の職場でも散見される「後輩いじり」のパターンでしょう.
今こそ見るべきコントですよね.
この時代のダウンタウンは凄かった.
このネタ元は,きっとダウンタウンのお二人が若手だった頃に,しょうもない先輩芸人からいじめられた経験からだと思います(妄想).
このコントの名言はこちら.
「そんなんサルに言われたないわぁ〜」
ところで,今回の事件で「女帝」が話題になっていますが,そうした「女帝」をテーマにしたバカバカしさを描いた松本人志の傑作コントがこちら.
こっちもコントの歴史に残る傑作なので,未見の人はぜひ!
トチ狂った女帝・お局の面倒をみなければいけない若手の苦労というパターン
松本人志,天才すぎるでしょ.
コントですから「キャシィ塚本」は振り切ったキャラになっていますが,こういう女帝・お局って実際にいますよね.
とにかく面倒くさい.
私もキャシィ塚本みたいな女性には何度かお会いしたことがあります.
このコントは長くシリーズ化されていますが,それを支えているのが今田耕司と篠原涼子の名演技です.
まさに,女帝に振り回される若手の苦労.
バカバカしいと思いつつも,番組としての「言動」をとらなければいけない若手の悲哀.
どれほど崩壊した事態になろうと,必至で女帝を立てて擁護しようとする若手の義務.
といったことを見事に笑いにしています.
それにしても篠原涼子さん,以前はこんな番組で修行していたんですよね.
でも,その後の女優としての片鱗が窺えるコントです.
↓アホアホマンも「政治」を理解する上で傑作なので,ぜひシリーズを通して見てみてください.
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