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撤退戦の皇位継承問題|遠くないうちに皇室は無くなると考えた方がいい

菅内閣の仕事は「女系天皇」への加速だと思うよ


先日,続けて以下の記事を書きました.
「ゴリゴリの左翼・改革派である河野太郎が,なぜ自称・右翼保守系のネトウヨから好まれているのか?」
といった点について述べました.

「述べました」って言っても,
「河野太郎って本格保守・右翼系の人たちが好むタイプの政治家じゃないよ」
ってことを指摘しただけですけど.


でもね,私としてはこの動向が結構気になっているので,暇つぶしに「Yahooニュース」における,「河野太郎推し」のコメントを書いている人について,何人かの投稿履歴を調べてみたんです.

その調査動機は,
「河野太郎の入閣って,女系天皇,移民拡大,選択的夫婦別姓といった改革を実現したい,自民党内の勢力による企てじゃないのか?」
ということで,
「河野太郎推しのコメントを書いている人って,その多くが自民党ネットサポーターズクラブによる組織的投稿じゃないのか?」
と睨んだからです.

ちなみに,「自民党ネットサポーターズクラブ」っていうのは,自民党の意向を受けたネットコメントやSNSへの投稿を行なう支援総額のことです.
これは秘密結社でも,影で暗躍している組織でもなく,堂々と,しかし匿名で活動している,やや反社会的勢力みたいなものです.


さてその結果ですが,こういうブログで個人IDを晒すのは怖いので,そこは私を信用してもらうしかありません.
結論から言えば,その可能性大です.

気になる人は,実際に「怪しい投稿者」の過去コメントを見てみればいいですよ.
コツさえ分かれば,誰でもすぐに見つけられますから.

試しに10人くらい目星をつけて見てみれば,そのうちの何人かは明らかに同じ文言や趣旨のコメントを「コピペ&ちょいモディファイ」して連続投稿しています.

例えば,
「河野さんは女系天皇容認と言われるけど,それを公式に表明したことはないんだよ.それより今は,コロナ対策などの目の前にある課題を解決する改革を進めてもらいたいですね」
といった趣旨のコメントを,いろいろとアレンジまたはそのままで,いろいろなニュースのコメント欄に投稿しているんです.

もうね,全く同じ趣旨のコメントばっかりが過去コメントに並んでいるんで,明らかに怪しい.
おそらく,「河野太郎をサポート・擁護する担当者」のアカウントなんでしょうな.

つまり,放置しておくと「女系天皇」「移民拡大」といった点でネトウヨから叩かれかねない河野太郎を,
「アナログな官僚システムと戦う,デジタルに強い若手改革派」
というコンセプトで撹乱し,ネトウヨが好みそうなネタで売っていこうという魂胆でしょう.


どうしてそんなことをするのか? っていうと,もちろん現在の自民党内閣の大臣だからっていうこともありますが,それだけ自民党としては河野太郎を生かしておきたいわけで,それもこれも,
「女性天皇」からの「女系天皇」
を実現させたいからだと思われます.

河野太郎には,ゆくゆくは女系天皇を実現してもらう際の旗振り役,もしかすれば総理大臣になってもらいたいので,大事にネット言論空間で育てておこうという狙いがあると考えられます.

Yahooニュースのコメント欄には,純粋なネトウヨもいるわけですが,そんな中には,
「河野太郎は影響力と責任ある立場になったのだから,女系天皇については取り下げてもらいたい」
などという,なんとも微笑ましい要望・お願いが書かれていたりします.
けど,こういう思想信条を取り下げるくらいなら,政治家はやってませんよね.

河野太郎は,生粋の左翼・改革派です.


そもそも,自民党,つまり自由民主党は「Liberal Democratic Party」ですから,元はと言えば左翼政党です.
考えてみれば当たり前ですが,リベラルな民主主義を目指す政党が,その反対の存在である「皇室」なんかを守ろうとするわけがないでしょう.

自民党を保守だと考えるのは,戦後日本の勘違い.
そういう考え方が,最近の言論界では増えてきましたよね.

事実,これまでに自民党は皇室をさんざん攻撃してきましたし,ここ最近,特に安倍政権下では徹底的に破壊し,侮辱してきました.
詳細は割愛しますが,「安倍 皇室侮辱」などとググれば,皇室を守ろうとする人たちによる記事がたくさん出てきます.

「もはやこれまで」とはこのことで,皇室滅亡のカウントダウンは加速したと言えます.


もっと言えば,男系男子の皇位継承は無理が宿命づけられているとも言えます.
確率論的に言っても,男系男子で継承していくことは不可能に近い状態でした.
それが,ここに来て表出してきただけです.
どうしても続けるためには,皇族の範囲を広げることと,側室を用意する必要がある,という話をよく聞きますね.


私の希望としては,先日の記事でも書いたように,
「どっちでもいい」
です.
つまり,女系天皇になっても構わないです.

ただ,それを国民である政治家が決めるのはダメじゃないかと思っています.
あくまでも「皇族の方々に委任する」ということ.

たかが選挙を経たからと言って,ただの国民の代表である政治家が,皇族の方々に皇位継承についてアレコレ注文をつけるのは不敬もいいとこです.

民主主義国家の国民が出来ることは,「私たちはアレコレ注文しません」という主体的な希望を出すことなのかもしれません.


一方の自民党とその積極的支持者としては,
「俺達が皇室の在り方を決めたぞ」
という主体性を得て,優越感に浸りたいのかもしれません.
そういうのを「権力欲」と言います.

でも,こういうのが一番危ない.


結論として,河野太郎は日本にとって非常に危険な政治家です.
過去記事でも述べましたが,彼のことは別に嫌いじゃないし,同意できる意見もあります.
でも,こういうタイプの人に政治をやらせると,だいたい世の中がおかしくなっていきます.
人気を得ようと,碌でもない改革を推し進めていく可能性が高い.

このブログを読んだ皆さんだけでも,彼には警戒を怠らないようにしてください.

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