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雑談|沖縄には30回くらい行ってます

手ブラで日帰りしたこともあります


もちろん,「手をブラジャー」にして行ったわけではありません.
何も持たずに,関空から那覇に飛び立ったことがあるということ.


今日,私の仕事場で,「コロナ禍のなかで家族が沖縄に行ってきた」という話題をしていたパートのおばちゃんがいまして,そんで私に,
「沖縄に行ったことある?」
って尋ねてきたので,
「30回くらい行ったことありますよ」
って答えたんです.


というのも,私が通っていた大学院の研究室とその指導教員は,年に何度か沖縄で仕事がありました.
で,それに私も駆り出されることが多かったんです.


研究室と言っても,教員1人が運営するタイプの大学で,私がいた時は院生も2名〜3名.
ちょっと自慢になりますけど,私は結構いろいろと器用に調査機器の操作や分析,イベント運営ができた院生だったので,指導教員も好んで利用していたようです.

もう20年近くになります.
今では年に1回くらいですが,以前は2〜3回は行ってましたね.
なので,かれこれ30回近くになってると思います.

沖縄だけじゃありません.
全国行脚のように,あらゆる都道府県を廻りました.


ところが,今年に入って私の仕事が代わったこともあって,それが難しくなってきたんです.
もちろんコロナ禍という事情もありますが.

だから移動を伴う業務をやめて,オンラインでやろうって話になってるんですけど,私がその時間拘束への対応が確約できなくなってきまして.
なので,昨日,全国行脚業務のためのオンライン・ミーティングでそんな話をしたところです.


さてさて.
そんな中でも,沖縄は現地スタッフが仕事熱心ということもあって,よく行く地域の一つです.

なかでも傑作だったのが,冒頭で述べた「手ブラの沖縄」です.

私が院生(M2)の頃,院生室で暇してたらケータイの電話が鳴り出しました.
指導教員からです.
そしたら,
「じゃあ明日の朝,沖縄に来てくれるかな?」
って,まるで『笑っていいとも』のテレフォンショッキングみたいなノリで依頼されたんです.

もちろん,明日の朝に出る飛行機に「席」がなければダメですよね.
電話で受け答えしながら,大急ぎでネットで調べてみると,なんと関空発のJALの朝一にあったんですね,席が「残りわずか」で.

「交通費は後で全部出すから,とりあえず動ける人間が大至急必要だから来てくれ」
っていう話でした.
しかも,
「何もいらないから.お前の身一つあればOKだから.しかも日帰りだから」
っていうことだったので,ここは一つ,せっかくなので本当に「身一つ」で行ってやろうって思いました.

その時点で私は,沖縄には3回くらい行ってたし,現地の様子がわかっているので,気分的に楽だったことも手伝いました.

自分の事ながら,若い人間には冒険心がありますね.
今の私には,これは出来ないなぁ.


時期は秋(たしか9月下旬)だったと記憶しています.

関空に朝一ですから,まだ真っ暗ななか自宅を出た憶えがあります.
ちょっと寒かったですね.
でも,なんだかワクワクしました.
だって,あの「沖縄」に行ってですよ,もう今日中にこの玄関に戻ってくるんだもん.

更にその時は,冒険心と記念心を自分で煽るために,短パン・Tシャツ,サンダルの格好で,財布とケータイをポケットに入れた状態で出発です.
この状態で沖縄往復をしたっていうのは,我が人生の記念になるなって思ったから.


沖縄行の飛行機の窓から



気分は爽快


早朝のJR関西空港駅に,短パン・Tシャツでサンダル姿の男が降り立ちます.
そのままチケット受け取り装置に向かい,航空券を発行してゲートへ.

もうね,気分は爽快ですよ.

何も持たないって,こんなに自由感が得られるものなんですね.
以来,私はなるべく荷物を持たずに行動する癖がつきました.


飛行機に乗っても,変な優越感が得られます.
お金持ちって,こんな感じで飛行機を使うのかなぁっていう想像もしたり.
まあ,その席はエコノミーだけどね.


那覇に着いても,真っ直ぐに「ゆいレール」乗り場へ.
そして現地に向かいます.

指導教員に合ったら,
「おい,お前,その格好で来たのか?」
「はい」
「まあたしかに,そのまま夕方に帰るんだから,荷物はいらないよな」
ということで,笑いがとれました.

満足です.



観光したのは,ずっとあとになってから


沖縄には何度も行っていますが,実は観光はほとんどしたことがありません.

それまで,
出発→那覇空港→仕事先→那覇空港→帰宅
の繰り返しだったんです.


何年か後,指導教員が「さすがに沖縄観光くらいさせてやろう」っていうことで,首里城とか国際通りとかに行ったことがあります.
実際のところ,私は観光しなくてもいいと思っていましたが.

けど,焼け落ちる前の首里城を見れたのは,ラッキーだったかもしれません.
それにしても,あの石垣は見事ですね.
さすが世界遺産だけのことはある.
国内でも最高峰の緻密さです.

首里城の石垣


首里城(2013年)


あと,私の後輩たちと前日入り出張が可能だった時に,北部の方へ観光したこともありましたかね.
「美ら海水族館」も,同行していた後輩たちが希望しなかったら,たぶん私は行ってない.

この時は,レンタカーで1日かけて観光しました.

美ら海水族館

美ら海水族館


あとここね.
「古宇利大橋」.
言われなかったら私知らなかったもん.

古宇利大橋


古宇利大橋

後輩たちには感謝です.



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