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この秋,入手して助かったもの

山の木を間伐・剪定する季節になりました


秋に入って涼しくなり,虫もわかず,草も枯れてきた今日このごろ.
しばらくぶりに山の木の間伐・剪定作業をすることにしました.
実家の山の木はずっと父が手入れしてきたのですが,やはり歳には勝てず,放置状態の部分がたくさんあるんです.

作業する山はこちらです.
右下の部分はきれいに手入れされていますが,それ以外は荒れ放題です.
ドローンによる上空からの写真


上写真の中央部が以下のような場所です.

整理する場所


もはやジャングルですね.

大きい木やサクラ,カエデ,ツツジだけ残して,あとはイササキとカシ中サイズ以下を中心に,バッタバッタとチェーンソーで切り倒していっています.

チェーンソーが重いので,父も手入れが億劫になってきたんですけど.

そのチェーンソーの「ソーチェーン(刃)」の切れ味が悪くなっている,ということで悩んでいたんです.

今までは,近所の林業をやっている人に刃を研いでもらっていたんですが,いつもいつも頼みにいくのも面倒です.
ここは一つ,ネットで「チェーンソーの刃(カッター部)を研ぐ方法」を検索してみました.
すると,専門の道具を使えば,実は簡単に研げることが判明.


早速通販で購入.
「チェンソー目立機」というものです.



さらに検索をしてみると,刃の部分を研ぐだけじゃなく,「デプスゲージ」という部分を研ぐことが重要という情報を入手.
その専用研磨器も一緒に購入しました.


デプスゲージとは何か? というのを話すのは面倒なので,興味のある方は各自検索してください.


で,結果ですが...

最初,目立機で「刃(カッター部)」だけを研いで使ってみたんです.
うん・・,たしかに切れ味は良くなりました.
作業がかなり楽になります.


次に,デプスゲージの部分を削る研磨器で調整してみたんです.
すると....

鬼のような切れ味へと変貌しました!


もはや,あの「ジェイソン」も泣いて喜ぶ切れ味です.
ここまで切れてくれると,彼も13日の金曜日だけではなく,毎週金曜日の終日ずっと暴れまわるようになるかもしれません.

もうね,切るのが楽しくてたまらない.
それまでは滑る(擦る)ように切れていたのが,この度のチューンアップによって「溶けるように切れる」ようになった,という表現が適切かと思います.

まさかここまで変わるとは思ってもいませんでした.
デプスゲージ調整器.
チェーンソーのメンテナンス用具を検討されている方に,これはマジでオススメです.



山林作業は足回りが非常に重要


もう一つ,山作業に関連して新規購入した備品がこちら.
山林作業用のスパイクシューズです.


今日届いたので,早速使ってみたんですけど,作業が本当に楽になりました.

これまでは「地下足袋」を使っていたんです.
父はこの日進ゴムの地下足袋がお気に入りで,私にも買い与えています.


たしかに,一般的な山仕事をする上では,この地下足袋タイプでもいい(っていうか,力のかけ方が楽になるので,地下足袋は有利)のですが,やっぱり足元の脆弱さが気になるところ.
チェーンソー作業だと尚の事です.

本来なら,チェーンソー作業用の作業靴があるんですけど.
それが結構高価だし,スパイクシューズじゃない場合が多いから,我が家の山のような急峻な傾斜部ではグリップ力が頼りないんです.



結局,スパイクが着いたシューズの方が安定するので,安全性は上がります.

今回,靴を通販で買うことにちょっと不安がありましたが,思い切って購入してみました.
ピッタリだったので一安心.
さらに,使い勝手も良好で喜んでおります.


で,この作業靴と一緒に購入したのが,インソール(中敷き)です.
最近,私が気に入っているのがザムストのインソール.
こちらです.

足の土踏まずのアーチ形状に合わせて購入ができます.

実は,私の足は「甲高」で「幅広」です.
足を濡らしてコンクリートの上にベッタリ置いても,以下のように土踏まずの部分が完全に浮いているんです.
マジで「土踏まず」なんですね.

これが結構厄介で,シューズ選びで苦労します.
特にスキー,スノーボードのブーツが大変.

それをなんとか緩和してくれるのが,「ハイアーチ」タイプのインソール.
なかでも手軽にフィットしてくれるのがザムストのインソールというわけ.

今回は「グリップ力」が大事な作業靴なので,いつもは「クッション性」が高いとされるタイプを購入していますが,ここは一つ,「グリップ」タイプのものを購入.
まだ1日だけですが,違和感なく使用できています.
もちろん,靴に初期で装備されているインソールより遥かに高性能です.
カカトの部分がガッチリとホールドされるので,山肌を歩いても安定感が段違いです.


最後に,これに本当に助けられているのが「防護メガネ」ですね.
山仕事だけじゃなくて,他の農作業でも.

山本光学というメーカーの防護メガネですが,私はスキー・スノーボードのゴーグルでもお世話になっています.
そっちは「スワンズ」というブランドです.

なんと言っても「曇りにくい」のが非常に優秀.
「全く」というわけではないのですが,安物の防護メガネより遥かに曇りにくいです.
それだけでストレスがだいぶ違います.

間伐・剪定作業をしていると,跳ねた枝や葉が顔にぶつかることが多く,最悪失明の危険があるのですが,防護メガネをしていれば安心です.
以前はこれを使わずに作業していたのですけど,本当にストレスでした.
なんで今まで使ってなかったんだろう,って後悔しています.

そう言えば昨日,草刈り機で作業をしていた人が,石を跳ねさせて目にあたり,救急車で運ばれたという話を聞きました.
田舎で,特に高齢者となると,草刈りや間伐の作業をする時に防護メガネをしたがらない人が多いですね.
うちの父もそう.

でも,目の保護は大事ですよ.

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