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国産ウイスキーが大変だというニュースがありました
国産ウイスキーの原酒不足が続いている。ハイボール人気に加え、国際的な評価が高まって消費が伸びる一方、原酒には熟成期間が必要で生産が追い付かない。数量限定で販売するブランドはあるものの、本格出荷には程遠く、品薄解消にはまだ時間がかかりそうだ。(中略)
業界調べでは、19年の国内ウイスキー市場は1767万ケース(1ケース8.4リットル換算)で、10年前に比べ倍増した。近年は原酒不足により「山崎」や「竹鶴」などの有名ブランドで年代物の販売休止が続く。各社は生産設備の増強を急ぐが、国産ウイスキー人気は内外で続いており、安定供給には「まだ数年はかかる」(大手メーカー)見通しだ。
国産ウイスキーの価格高騰と品薄については,以前にも何度か記事にしてきました.
古いものではこちら.
■日本のウイスキーが高いよ
NHKの罪は重い.
ウイスキーってのは,“誠に残念ながら” 美味しさと値段はきれいに比例します.
高いやつは,やっぱり旨い.
ところが,ここ数年ほど日本製ウイスキーだけがアホみたいに高くなっていて驚いていたところです.
行きつけの酒屋のお姉さんに聞いてみたら,どうやらNHKのドラマの影響だかなんかで高騰しているとのこと.
響12年を買おうとしたら,8000円とかいう値段がついていまして.「え!これちょっと高いよ!」ってことで聞いたんです.今じゃもっと高くなってる.
ずっと「響12年」を愛飲していたのですが,何年か前からの高騰についていけず,そこまで払うくらいなら別のを買うよということで,今は「シーバスリーガル12年」に切り替えていました.
NHKの罪は重い.
勢い,「NHKから国民を守る党」を支援してやろうかという気にもなるものです.
値段と味のバランスから「響12年」が好きだったんですけど,あれからもう口にできていません.
Amazonで調べたら,2021年1月現在で約6万円.
この商品ページの履歴では,私が「響12年」を最後に購入したのは2015年になってます.
当時は約6千円でしたので,およそ10倍になってるんですね.
ヤバ過ぎる.
私には,高いものをわざわざ買う趣味はありません.
今ではスコッチの「オールドパー12年or18年」,あとは「シーバスリーガル」のなかでいろいろ楽しんでます.
意外と「ミズナラ」がそれなりにいける.
そう言えば,先日の記事である,
のなかで紹介した,被害者H君からメールがあったという話をしましたよね.
それが追記である,こちらの記事.
で,H君は私がウイスキー好きなのを知っているので,そのメールで最近オススメのウイスキーも紹介してくれていました.
曰く,「グレンドロナック(15年以上)」「ベンロマック(10年以上)」がオススメとのこと.そのうち,近くの街に(さすが高知と言えるほど)品揃えが良い酒屋があるので,そこで買って試してみたいと思います.
まあ,通販でもいいんですけど,その酒屋のほうが安いみたいなので.
あと,その酒屋はなぜかゴディバのチョコレートもやたらと安い.
Amazonで買うより遥かに安いんです.
ウイスキー飲みとしては嬉しい限りです.
私のウイスキーの飲み方はさまざまです.
上掲した記事の,
でも紹介していますが,ウイスキーに限らず,あらゆるものには「一番良い方法」というのは存在しません.
適材適所,臨機応変,十人十色の楽しみ方があります.
ただ,私としては基本を「やや薄めのトワイスアップ」にしています.
割るための水によってだいぶ味が変わるので,そこに最もこだわってるでしょうか.
まあ,今では自宅で湧いてる水が一番いいと思ってますけど.
そんなことを書いた記事がこちら.
学会出張の岩手で飲んだバーのマスターには,
「アメリカのウイスキー(いわゆるバーボン)はハイボールが基本です」
と言われました.
アメリカでは,バーボン・ウイスキーをソーダ割りで飲むことが酒文化の一つであり,ソーダ割りにして飲んだ際に美味しく感じるような造りになっているとのこと.
ハイボールの語源は,バーボン関連のものが有力視されています.
■ハイボール(Wikipedia)
開拓時代のアメリカにおいて、蒸気機関車による長距離移動の時に、途中で水の補給のための停車の際、棒の先にボールをつけたものを掲げて合図した。その時に、バーボンのソーダ割りのサービスがあったことから。
実際,アメリカのウイスキーは,ハイボールと脂っこいジャンキーな料理と合う気がする.
例えばジャックダニエルのハイボールに,フライドチキンは最高ですね.
あと,バーボンといえば,以前一緒に仕事していた大学の学科長は,若い頃バーテンダーをやっていたそうですが,その先生のオススメが,
「アーリータイムズの牛乳割り」
とのこと.
イエローラベルのアーリータイムズを1に対し,ホットミルクを2の割合が良いらしい.
実際,私もこれをやってみましたが,抜群の相性.
ヤバいくらいゴクゴク飲める.
それでいて安っぽい味はせず,ほどよい高貴な香りを楽しむことが出来ます.
あと,ここ最近ではブランデーも飲んでます.
そんな記事も先般書きました.
「カミュ」っていうブランデーがあるんです.
結構有名です.
最近味を知ったっていうわけじゃなく,以前から好きでした.
ブランデーの場合は,「やや濃いめのトワイスアップ」が好みです.
これもチョコレートと合うお酒です.
もっと言えば,そもそも私は蒸留酒が好きです.
ウイスキーとかブランデーでもいいけど,焼酎が基本です.
ウォッカもジンもいい.
若い頃はいろいろ試していましたが,根が面倒くさがりなので,管理と入手が容易で,手軽に飲めるウイスキーを主に飲んでるってだけです.
そう言えば,ウイスキーとブランデーの消費量には,日本国内でも地域差があります.
しかも,結構きれいに分かれています.
まず,こちらが「ウイスキー消費量」の全国偏差値.
西日本では少なく,東日本でよく飲まれているお酒であることが分かります.
一方,以下が「ブランデー消費量」.
西日本でよく飲まれていて,東日本では少ないことが分かります.
この理由ってなんでしょうね.
各地の広告方法の歴史的な違いがあったりするんでしょうか.
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