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京王線で発生した放火・傷害事件

京王線の電車内で乗客17人が刺されるなどして重軽傷を負った事件で、殺人未遂容疑で警視庁に逮捕された服部恭太容疑者(24)=職業・住所不詳=が乗車直後、刃物や殺虫剤をリュックサックから取り出して被害者に注意されていたことが捜査関係者への取材でわかった。

昨年まで関東に住んでいた時に,電車を利用するたびにこれが気になって仕方がなかった...,っていうのは嘘ではありません.
都市生活のリスクの一つですよね.
だって,こんなにも安全性を他者依存してる生活って,かなりヤバいと思ってますから.


私としては,2019年の「京都アニメーション放火殺人事件」での放火方法に戦慄しました.
京都アニメーション放火殺人事件(wikipedia)

これ,都市部で同じことされたら結構大惨事になるよなって.

東京の駅の多くは,天井が低くて人が密集してるじゃないですか.
そんなところで,ガソリンを大量に詰め込んだ大型スーツケースに火をつけられたら,瞬時にして何百人も殺傷できちゃうでしょ.

大きなスーツケースを転がしてる人を見ながら,「あの中に危険物が入ってたらどうしよう」って疑ってばかりだったのです.

新宿とか池袋とか上野とか,「あぁ,ここで大量のガソリンに引火させたら凄いだろうなぁ」って思いながら利用してたのは過言ではありません.
当然,電車の中なら逃げ場はないですよね.

私が自暴自棄になって,いっそ盛大に放火自殺しようと思ったら,そんな計画をたてるかもしれない.
都市の治安を守るためには,そうした点を考慮しなきゃいけないと考えています.


2014年のロシア・ソチオリンピックの時,ビデオ映像から「不審な人物」を見つけ出す技術が紹介されてましたよね.
こういうやつです↓
デジタル動画・画像解析技術を用いた「不審者検知システム」、ソチ五輪を成功に導く(JETROホームページ)
日本では、2020年夏に開催の東京オリンピック競技大会・パラリンピック競技大会の開催を見据えて、2017年12月にテロ対策推進要綱を決定するなど、官民一体となったテロ対策の強化に注力しているが、ロシアは2014年2月に行われたソチ冬季五輪をテロの発生なく成功裏に終わらせた経験を有する。その成功の裏には、デジタル動画・画像解析技術に基づく「不審者検知システム」の導入があった。
(中略)
デジタル動画・画像解析技術を用いた、不審者検知システムを開発した。監視カメラなどを通じて収集した動画・画像を基に、大脳反射、心臓の鼓動、脈拍、反射などの振動を、高精度デジタル動画解析を通じて、精神・身体の状態が正常ではない(極度に緊張している、ストレスを抱えている、病気を患っている)人物を検知するものだ。

すでに,こんな形で展開・販売されています.


こういうのを,都市部の至るところに配備する必要が出てくるのも時間の問題かもしれません.
っていうか,大急ぎで検討すべきだと思います.


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