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52:2013年3月12日
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2013年3月12日(火)9時35分
青天の霹靂である。
2013年3月12日(火)9時35分
青天の霹靂である。
増田信吾は踊り狂って出張先から舞い戻ってきた。
事務室に飛び込む。
「おいっ、藤堂から辞表が出たのか?」
目の前にいた事務の高石昇は「はい」と大人しく頷く。
次に学長室に急ぐ。
学長代行の岩崎貴将の他、田之浦理事長、事務局長、その他諸々、ちょうど皆いる。
最初に目が合った岩崎学長代行が話し出す。
「あぁ、増田先生。藤堂先生から辞表が出たんだけどね。退職願ということで、今回の一件もあるし、そのまま退職を認めようか、そういうことになってるわけですよ」
増田は少し息が上がっていた。
事務室に飛び込む。
「おいっ、藤堂から辞表が出たのか?」
目の前にいた事務の高石昇は「はい」と大人しく頷く。
次に学長室に急ぐ。
学長代行の岩崎貴将の他、田之浦理事長、事務局長、その他諸々、ちょうど皆いる。
最初に目が合った岩崎学長代行が話し出す。
「あぁ、増田先生。藤堂先生から辞表が出たんだけどね。退職願ということで、今回の一件もあるし、そのまま退職を認めようか、そういうことになってるわけですよ」
増田は少し息が上がっていた。
それを抑えながら言った。
「えぇ、仕方ないので、そうしましょう」
湧き出る笑顔を堪えるのに必死だった。
その日の昼休み、大学職員を全て4号館大講堂に集会させ、増田は今朝の件を発表した。
「藤堂先生より辞表が提出されました。そのことをここにお伝えしておきます」
以上。
そのまま解散になる。
各々がさまざまな思いを胸に会議室を出る。
だが、悲しむ者は一人もいなかったことはたしかだ。
次
53 2013年3月18日
「えぇ、仕方ないので、そうしましょう」
湧き出る笑顔を堪えるのに必死だった。
その日の昼休み、大学職員を全て4号館大講堂に集会させ、増田は今朝の件を発表した。
「藤堂先生より辞表が提出されました。そのことをここにお伝えしておきます」
以上。
そのまま解散になる。
各々がさまざまな思いを胸に会議室を出る。
だが、悲しむ者は一人もいなかったことはたしかだ。
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