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3月, 2010の投稿を表示しています

注目の投稿

月が綺麗ですね

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今日は満月ではありませんが,夕暮れ時に東の空で強く輝く月が出ていましたので思わず目が止まりました. 最近はバタバタしていて空を見ることもなく生活していたので,なんだか落ち着いた気分になれて安心しました. あと,桜もだいぶ開花してきましたね. 引越し準備で出た大型・不燃ゴミを,近くのゴミ収集所に自動車で持っていく際に気がつきました. ダムの道沿いに桜が植えられている,という よくある設定の桜並木ですが,ここ数年は毎年見に行っているポイントでして. この地に住んでいた者として最後に見れて良かったです. あとは行くのみ. ところで,月が綺麗ですねを英語で言うと何になるでしょうか? 月が綺麗ですね = I love you です. まぁ,冗談ですけど,実際は, I love you = 月が綺麗ですね というところでしょうか? かの文豪・夏目漱石が若かりし頃,英語教師をしていた時に,そこの学生が 「I love you」 を 「我,君を愛する」 と訳したのを見て, 「そんな日本語は無い.この文は “月が綺麗ですね” と訳しなさい」 といったエピソードからきています. 最近,イギリス・ロンドンに拠点を置く翻訳会社トゥデー・トランスレーションズというところが, 【世界ロマンチックな愛の表現ランキング】 なるものを企画したそうで,栄えある第1位はフランス語の 「amour(アムール)」 になったんだそうです. そして最下位はダントツの日本語, 「私はあなたを愛します」 だったそうで. ・・・,キモーイ. 夏目漱石じゃないけど,そんな日本語誰も使わないっすよ. それに,使うシチュエーションにもよるだろう, って,やっぱそれが日本語を使うものとしての感覚なんでしょうかね. 直接的にものを言わないのが日本語の使い方ですからね. 日本語の場合,どれだけはっきり言ったかではなく,どれだけ心を込めたかが判断基準になるんだと思います. だからバカ面してフォーマット化された単語を並べられても気色悪いわけで. 対象に向かって明確にしっかりと伝えることの鮮やかさよりも,全体状況の調和を考慮して発せられる言葉に重みがあるのです. つまり,指向性か包括性かの違いですね. 次に私がそんな言葉を使う時は,どんな言葉を選んでいるんでしょうか. ...,そんなことより, いよいよ明日が最後の出勤です. コピー

ドタバタの年度末

「子ども手当法案」という空前の愚策が参議院に提出されます. 参議院は先の参議院選挙(安倍内閣時)で民主党が大勝したので,そのまま法案は通る予定です. メディアは結局一度も子ども手当法案の重大性を伝えずにスルーしました. なので,この法案の欠陥を多くの国民は知らずに無関心のまま受け入れることになります. 計画性が一切無く,理念も哲学も目標も全くないので,あきれ果ててしまいます. 恐ろしい国になりそうです. やっぱりある程度の犠牲が出ないと,この国の人たちは当事者意識を持たないのでしょう. どこかの憂国の士が暴力に打って出ないと関心を持たないわけです. そして一気に右傾化する・・・,というシナリオがありそうです. これまでの日本の歴史を繰り返すのでしょうか? そういうのって悲しい民族だと思うのですが,しかたありません. さて, この9年ほど同じ場所に住み続け,勤め続けたので麻痺していましたが,引っ越し・転職というのは騒がしいものです. 古くなった家具や電化製品は,なるべく学生にあげたり捨てたりしながら荷物を少なくしています. 引っ越し準備ということで散らかっていますが,部屋も結構すっきりしてきました. いよいよこのアパートからも引き払うことになりました. さっき大家さんとも最後の挨拶(?)になるかもしれない挨拶をしてきまして. 気がつけば,大家さんもすっかり老け込んでいました. まぁ,10年ですからね.長いおつきあいでした. お世話になった人ですから,どのようにお礼をしたらいいのか考えましたが..,意外に言葉や態度が思いつかないものです. あっさりと挨拶を済ませるだけになってしまい,こんなもので良かったのか?と,自分のボキャブラリーの無さを恥じます. 今日は次の職場で新任説明会がありまして,その大学の歴史や年間行事,学生の様子などを紹介していただきました. あとは事務連絡や教員としての心得みたいなことを. 身が引き締まる想いです. あとは,新しい職場での研究室を作成. 荷物の搬入や机の配置をやっておきました.まだまだ途中ですが,おいおい完成させていきたいと思います. 平日に計画してくれれば事務の方々が手伝ってくれる,ということでしたが,その手を使わないよう,今日に設定したという意味もありまして. こういうことは誰かに手伝われると,こっちが気を使ってしまって逆にやりづらい

色々なこと

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南からの風が吹き荒れる今日この頃. その南からの風の便りでは,基地・県外移設不可能の知らせが届いています. 言わんこっちゃない. ただ状況を滅茶苦茶にしただけの哀れな結末になりそうです. 移設見直しなんて無理,というのが本音でしょうが,建前上,前政権とは違うところを見せたかったんです. だけど,「国防」 というものをあまりに過小評価していたんですね.軽いノリで発言してみたら大炎上してしまったというところでしょうか. 「外国人参政権」 や「子ども手当て」といったいろいろなことも議論がそろそろ表面化してこないといけませんが,なかなか出てきません. 想像以上に恥晒しなことを提案していたことに,今更気がついたというところでしょうか. 引っ込めるに引っ込められない状況だと思います. ギスギスした政治の話をしていてもつまらないので,もっと別のことにスポットを当てたいと思います. サブカルチャーの代表格である 富野由悠季 監督「機動戦士ガンダム」 という作品があります. アニメ作品なのですが,見たことはないけど知っているという人は多いはずです.私も子どもの時は知りませんでした. この作品の特徴はそれまでのロボットアニメでは当たり前だった,良くわからない科学技術や悪の組織や宇宙人からの侵略といったファンタジーではなく 「リアルを追求」 したところにあって,科学的裏づけが濃い世界観,大きくないロボット兵器,人類同士が戦う,勧善懲悪ではない(ヒーローがいない)などの設定がされています. クリエーターである富野氏としてはこれを前面に押し出したい,つまり「完成した作品」にしたかったのが本音だったようですが,放送局やスポンサーとしては「売れる作品」にしたいのが本音. 富野氏は駆け出しの監督でもあったので,それをしぶしぶ呑んで建前上の作品として描きあげたのだそうです. では,どこらへんを妥協したのかと言うと,まず「主人公の乗るロボット」について,「原色によるトリコロール(3色塗り)」,「分離・合体する」,「大破しない」,「名前にGとDの音が入っている」というところです. 上で示した画像を見比べてみてください.上はよく見る初代ガンダム,下は富野氏が理想としたガンダムです. 当時のロボットアニメの鉄則として,主人公機は青赤黄の3原色を基本にすることで人気が出るというものがありました.他のロボットア

勉強と卒業

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今日は卒業式でした. 私もこの大学から卒業です. ここ数年は毎年卒業式に参加していますが,美味しいホテルの料理をいただくことが目的の半分です. 学生を祝うのは3分の1くらい.あとは普段話せない人との談笑でしょうか. 今年は最後の勤務ということもあって,いろいろな人とお話をさせていただきました. 卒業式が終わった後も,部署の人たちに送別会をしていただきました. 「あー,終わったなー..」という実感は今のところありません. なんせ明日の早朝からまた理由不明の仕事に行きます.まだまだ職務は終わりません. ところで, 以前,教育に関することを記事にしまして, 「日本の学力低下は錯覚である.実際には子どもの学力は低下していない」という説を紹介しました. その時,学力がどーのこーのと言う前に,そもそも何のための学力なのか?という目的意識を持って教育戦略を練らなければならない,ということで,「社会人に学力調査をすればいい」とフザケ半分で主張したものです. だって,「子どもの学力を上げる!」と言ったところで,いったい何のための学力向上なのか意味を見出さなければ先に進めないのですから. が,聞くところによると,この 「社会人への学力調査」 が本当にOECD(経済協力開発機構)で計画されているようなのです! その名も Programme for the International Assessment of Adult Competencies (PIAAC) と言います.日本語では「国際成人力調査」というのだそうです. 上ではOECDの記事へリンクしていますのでご覧ください. でもまぁ,シンプルに考えて一番重要ですよね,これ. 何のために勉強させるのか?を考えないと,教育の目的を考えることができませんし,「国際学力調査(PISA)」の意義を確認する上でも必要です. 例えば,現在のところ日本はPISAでは上位に位置していますが,PIAACで下位だとしたら,考えられることは3つ. ⑴ 日本(過去の)の教育方針が不適切だった ⑵ 日本人は成人すると自己啓発活動をしない ⑶ PISAでは成人後に必要な学力を反映できない といったところでしょうか. 非常に有益な調査になるはずです. 私としては面白半分で思いついたことですが,OECDの方々も気になっていたのでしょうね. 第

Game Analysis その2

今日は,以前も取り上げたことがあるゲーム分析 Game analysisについて. ゲーム分析についての記事を書いたのが昨年の9月. 意外と時が経つのは早いですね. 以前から,この(日本では)新しい分野の動向について気にはしてきました. 来月から赴任するところでの活動と全く無関係ではないということもありますし. 偶然にも今日,現在の仕事先である大学において,アメリカのNBAのゲーム分析班として活躍し,現在はゲーム分析ソフトのアメリカ東部地区のマネージャーをしているという方が来校されていました. 東京のイベントに参加される途中で,なぜかこの大学に寄ってくれたということで. 普段から贔屓にしているだけあって,リッチな待遇を受けることが出来ます.ここで働いていて良かったと思えることのひとつですね. 臨時で, 「アメリカにおけるプロスポーツ界と大学スポーツ界の違い」 という講演をしてくれました. 聴衆3名の実にリッチな講演.本当ならお金を払って聞くようなもんだったのでしょうけど,講演途中でも質問し放題,質疑応答自由の非常に贅沢な時間でした. もちろん英語でのやりとりですが,通訳をしてくれる人がいたので安心して何でも聞けてしまいます. 本場でバリバリやっている人が少人数のリラックスした状態で本音で語ってくれるという,こんなレアな状況.なかなかこういう機会には遭遇できないので,ここぞとばかりに今までゲーム分析で気になっていたことをぶつけました. で,その結果ですが,以前から私がゲーム分析に対し感じていたことをさらに確信するにいたったというところです. まず,ゲーム分析で分析された結果ですが,プロスポーツであれば「競技力の改善」はもちろんですが,「選手の管理」のために使われています.つまり,どれだけ仕事をしているか?という視点です.ちゃんと仕事しているかどうかを客観的に示す必要があるからです. その選手がチームのためになっているかどうか,フィーリングで判断されては選手もたまったもんじゃないですし,チーム側としても正確な判断がしたいところですから,お互いの納得のためにもビデオによる記録が重要なのです. 競技力の改善のための利用としては,とにもかくにもヘッドコーチ次第というところ. 見ないコーチは見ないし,選手だけが見ればいい場合はそうするまで. では選手にはどんな映像を見せるのかと

Goolgeについて

アメリカの悪口を記事にしていましたが,別にアメリカに恨みがあるわけではありません. 非常に力強い国だと思いますし,さまざまな可能性を秘めた文化を持っていることは疑う余地のないことです. 特にITビジネスについては他国とは一線を画しています. その代表が検索サイトを中心としたソフトウェアを開発する企業「Google」. Googleという会社を知らない人は珍しくなりましたし,「ググる(インターネットで調べる)」という言葉を生むほどの影響力を持っており,実際,2009年度の売り上げは2兆円を超えている怪物企業です. ダイハツやスズキといった自動車メーカーが1兆7000万ほどですから,それよりも高い売上高を誇ります. しかし,このGoogleという会社がどのようにして利益を上げているのか,その仕組みを理解している人は少ないのではないでしょうか. Googleは一部(GoogleEarthの機能)を除き,提供されるサービス全てが基本的には無料で使えるものばかりです. それに,Googleらしさといえばそのシンプルなインターフェースと使い勝手.Yahooなどのように派手なサイトではないのです. こうした手法の,いったいどこで利益を得ているのか?たしかに謎の部分が多いビジネスモデルですね. これについて詳しくまとめているのが,牧野武文 著『Googleの正体』です.インターネット・ビジネスについてもやさしく解説されているのでオススメです. Googleの収入源は一つ.広告サービスです. ここらへんは有名なのでイメージし易いかと思いますが解説しておきます. Googleの検索エンジン(サイトの検索機能)は,世界中のネット利用者が検索し閲覧したデータを蓄積し,クリック数や閲覧数が高いサイトを上位に持ってくるという「ロボット型」です(人の手で上位に持ってくる検索エンジンを「ディレクトリ型」と言います.Yahooが使っています). Googleの検索エンジンは,入力したキーワードと上位に表示されるサイトとの整合性が高い,つまり,欲しい情報と検索結果の関連が強いことで評価されています. Googleに広告料を払っている会社としても,自分たちがターゲットにしたい顧客が検索してくれる可能性が高いということから,

米と鳩

先日はアメリカのバカ映画と民主党(ポッポ首相)をバカにした比喩を紹介しましたが,この両者が対峙する問題が普天間基地移設問題です. 「普天間基地移設問題」 と言われても,本土の人間は以外と知らないものです.悲しいですが,自分たちには直接関係ないですからね. というか,沖縄県民ですら,その真の経緯を知っている人は少ないのではないでしょうか. 沖縄恒例のヒステリー気味の報道と運動で,事実関係が撹乱している可能性があります. ここは一つ,この “よくニュースになるくせに内容が理解されていない” 普天間基地移設問題について取り上げようと思います. 今後,このニュースが楽しく見れるようになります. そもそも普天間基地移設というのは,現在の普天間基地を名護市・辺野古に移設しようという計画で,その遠因には住民の土地返還の訴えや米軍兵士による少女暴行事件などがあり,住宅地に墜落した米軍ヘリ事故などが発端となっています. これらを受け,辺野古の沖合に海上ヘリポートを建設して普天間基地の代替施設にしようというものでした. これが自民党政権時代の2006年に日米で合意されています. その後,2009年に民主党政権下になり,鳩山首相が辺野古移設案をゼロベースで見直すと言い出します. これにアメリカ側が猛反発,オバマ大統領の来日延期という事態に発展.一躍,日米安全保障のビッグニュースになります. 民主党は2010年5月末までに結論を出すということにしていますが,どんな結論を描いているのかは明らかにされず,現在に至ります. これについて,まずは現政府の見解ですが, 先日(3月5日)の参議院質疑で佐藤正久(自民党)が質問に立ち,鳩山首相に普天間基地移設問題についていろいろ聞いておりました. TVや新聞などで加工されている情報ではなく,ニコニコ動画による編集なしの構成のものだったので,ありのままの姿が映っているものです. 案の定,爆笑映像のオンパレード.移設をゼロベースで見直すと大見得きった割には知識もゼロベースという痴態をさらしております. 政府見解といえるほどの「見解」が無く,なんのつもりで見直すと言い出したのか意味不明. ましてや,5月末までに結論を出すと言っているにもかかわらず,まだ議論をゼ

盛大にバカ

和歌山・太地町で行なわれているイルカ漁を隠し撮りした映画, シホヨス監督 『ザ・コーヴ The Cove』 が,米国アカデミー賞で「長編ドキュメンタリー賞」を受賞しました. この映画は,アメリカという国の民度の低さを痛感できる映画です. きっと,先月24日・フロリダで起きたシャチに調教師が喰われた事件をチャラにするためにやったのでしょう.きっとそうです. “アメリカという集団” は,救いようの無いバカとして有名です(個人としてのアメリカ人は知りませんが). こんなことしたらシャチの事件を蒸し返されるだけなのでしょうが,恒例の「アメリカ性発作」が始まっちゃったので手に負えません. 可哀想な人達なのでそっとしておきましょう. 「イルカを日本人の手から解放するための映画」と銘打ってますけど,「だったらまずシャチを解放しろ」と言われるのが関の山なのに. こんなタイミングで...,あーあ,頭に血がのぼっちゃって正常な思考ができなくなっているんですね. 彼らは言います. 「カワイイ動物を食べるなんて...」って. 羊や牛はかわいくないから食べてOKなんですね. 「知能が高いから」って. バカな動物なら食べていいのだそうです. 黒人はバカだから奴隷にしてましたし,アジア人はバカだから植民地にしてよかったのだし,日本人はバカだから原爆実験してOKだったのです. そういう民族です,彼らは. 一切の倫理的考察ができない盛大なバカヤローですね. バカであることに関しては他の追随を許しません. オッと.日本にも盛大なバカがいました. 3月8日11時26分配信[時事通信] 8日付の韓国紙・ソウル新聞は、同国の太平洋戦争犠牲者遺族会関係者の話として、鳩山由紀夫首相が、今年初めに日本を訪問した米国の重鎮議員に対し、日韓の歴史問題で賠償を行う用意があると非公式に表明したと報じた。 脱税した自分の金で支払え,バカ. 誰かこのバカを元いた星に帰してくれないですかね. これ以上は日本のため,地球のためになりません. このバカ,日韓基本条約を知らないのです,きっとそうです. 「歴史問題」とかいう,ふざけた問題を自分から表に出してくる希代のパーです. だ

数学が苦手な者の意見として

私はいわゆる “分数ができない大学生” という種族に分類されるので,数学にはコンプレックスがあります. コンプレックスというなら聞こえがいいですが,つまりは苦手なんですね. なるべく計算や統計処理は 「EXCEL」 とか 「SPSS」 といった計算・統計ソフトを利用してしのいでいます. それでも,「出来ないよりは出来た方がマシだろう」 と考えるマトモな価値観は持ち合わせているので,以前から数学や統計学の本を集めてはいたのですが.そんな中で,買ってはいたけどページをめくったことがない本もありまして. なので今日は, 芳沢光雄 著 『算数・数学が得意になる本』 というのに挑んでみました. アマゾン・レビューもすこぶる高く,てっきり「本当に数学が得意になったらどうしよー♪」と,ワクワクしながら読んでいったのですが... 違う意味で有意義な本でした. 読み進めていっても,とにかく著者の説明に対し 「???」 な部分が多く,「もうちょっと別の言い方があるだろうに」 と,差し出がましくも適切とは思えない論旨に腹も立ってくるほど. んで,特に難解だったのが 「分数の割り算」 を説明した部分.本の帯にも紹介されているほど,この本の目玉となる部分なんでしょうが,とにかくチンプンカンプン. 「ゆえに」とか「このことから」などと,著者としては丁寧に解きほぐしているようなのですが,数学が出来ない私としては「だからなんで『ゆえに』とか『このことから』になるんだ?」と頭を悩ましてしまうわけで. んで,その章の最後に「『分数ができない大学生』の分担執筆者のひとりである私としては,・・・・」という一文が. 膝を打って,「だからかー!」と,違うところで納得. 数学ができる人ってのは,できない人がどこで悩んでいるのかが解らないのだと確信しました. 悩むポイントとでもいいましょうか.それがお互い理解できていないから分かり合えないのかなと思います. どこかの誰かが書いた本にありましたが,「日本の数学教育は『証明』に重きを置いている.『利用』するための視点は薄い」 というのを見たことがあります. 物を数えたり大きさを測ったり,出来事を予測したりするための数学ではないんですね.あくまで「数学」です. 以前,今勤めている

新たな住居

学生の卒業論文も終わり,学内イベントはほとんどなくなりました. 今日から勝手に有給休暇に入ります. この3月は丸々来なくてもいいほど有給は残っていますので. 今月は有休消化にいそしもうと思います. ということで今日は,新転地に移るための住居探しに当てました. 電車に揺られること一時間チョイ.不動産屋に入って希望の物件を頼みます. が,どうやら希望に添うものはないようで. いろいろ無理を言って頑張ってもらって,なんとか新居獲得にこぎ着けました. 大満足というわけではないですが,新築だし周りに学生はいなさそうだし,まずまずではないかと思っております. が,無理を言って頑張ってもらったのはいいのですが,入居が今月末31日になるのがチョッと不安要素. ま,今のところから通えなくはないので,今月中の行き来は気にしなくてもいいでしょう. とりあえずは来年度の寝床が確保できたのは一安心です. いよいよこの部屋ともお別れかと思うと,愛着ある場所に懐古感が沸きます. 今時,風呂トイレ洗濯が共同のところに,それも学生と一緒に住んでる大学教員なんて珍しいですよね.よくやるなと我ながら思います. 大家さんにもお世話になりました. おっと!家賃を滞納していることを思い出したので,明日にでも渡しにいきます. 次の住居は,今住んでいるところよりもモダンな造りになりますし,実際新築できれいなのですが,いかんせん収納力では劣ります. なので,どれを捨てていくかが勝負なのですが,よく見ると全部捨てていってもいいのではないかと思うんです. 高校時代の野球のユニフォーム.こんなもんが押入れの奥から出てきました. 9年間で初めて開けましたよ,この段ボール. 勉強机とかイスとかTVとか.あと,製作コンセプトがよく解らない収納棚とか.こんなものはゴミになるかもしれないので,次の入居者のためにということにして放っておきましょう. いろいろな契約なんかの住所変更届をしなければいけないですし. 面倒な一ヶ月になりそうです.